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公開番号2025075369
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-15
出願番号2023186473
出願日2023-10-31
発明の名称コネクタ
出願人住友電装株式会社
代理人弁理士法人グランダム特許事務所
主分類H01R 13/52 20060101AFI20250508BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】ハウジングの内部に異物が入り込むことを防止し、ハウジングの内部を初期嵌合前の状態に維持することが可能なコネクタを提供する。
【解決手段】コネクタ10は、相手コネクタ100と嵌合可能なハウジング20と、ハウジング20に装着されるカバー部材60と、を備える。ハウジング20は、相手コネクタ100を係止する弾性変形可能なロックアーム38と、ロックアーム38をハウジング20の上方に露出させる開口部37と、を有している。カバー部材60は、ハウジング20に装着された状態で開口部37を覆う上方覆い部61を有している。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
相手コネクタと嵌合可能なハウジングと、前記ハウジングに装着されるカバー部材と、を備え、
前記ハウジングは、前記相手コネクタを係止する弾性変形可能なロックアームと、前記ロックアームを前記ハウジングの上方に露出させる開口部と、を有し、
前記カバー部材は、前記ハウジングに装着された状態で前記開口部を覆う上方覆い部を有している、コネクタ。
続きを表示(約 620 文字)【請求項2】
前記ハウジングには、前記ロックアームの撓み動作を許容する撓み空間が形成され、前記撓み空間は、前記ハウジングの後方に開放され、
前記カバー部材は、前記ハウジングに装着された状態で前記撓み空間を覆う後方覆い部を有している、請求項1に記載のコネクタ。
【請求項3】
前記ハウジングと前記カバー部材とが互いに対向する面間には、凹凸状に屈曲するラビリンス部が形成されている、請求項1に記載のコネクタ。
【請求項4】
前記カバー部材は、前記ハウジングに対して初期位置と前記初期位置より前方の検知位置との間を移動可能に装着され、前記ハウジングと前記相手コネクタとの正規嵌合時に、前記検知位置への移動が可能となる嵌合検知部材である、請求項3に記載のコネクタ。
【請求項5】
前記上方覆い部の上面には、凹部が形成され、
前記凹部の内面のうち、後側に位置して前方を向く後面には、滑り止め部が形成されている、請求項4に記載のコネクタ。
【請求項6】
前記ハウジングには、前記ハウジングと前記相手コネクタとの間をシールするシール部材が装着され、
前記上方覆い部は、前記カバー部材が前記ハウジングに対して前記初期位置と前記検知位置のいずれの位置にあっても、前記シール部材を上方から覆うように配置されている、請求項4または請求項5に記載のコネクタ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、コネクタに関する。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1は開示されたコネクタは、キャップコネクタハウジングと嵌合可能なプラグコネクタハウジングを備えている。プラグコネクタハウジングには、プラグコネクタハウジングとキャップコネクタハウジングとの間をシールするシール部材が装着されている。プラグコネクタハウジングの上面には、弾性ラッチアームが突出して形成されている。弾性ラッチアームがキャップコネクタハウジングのラッチ突起に係止されることにより、キャップコネクタハウジングおよびプラグコネクタハウジングが嵌合状態に保持される。弾性ラッチアームはプラグコネクタハウジングの上方に露出している。キャップコネクタハウジングには、CPA(コネクタ位置保証デバイス)が前後方向に移動可能に装着されている。弾性ラッチアームは、CPAによって上方から部分的に覆われている。特許文献2および特許文献3にもCPAに相当する部材を備えたコネクタが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特表2006-505113号公報
特開2001-307830号公報
特開2016-76407号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1において、メンテナンス等の事情により、嵌合状態にあるキャップコネクタハウジングおよびプラグコネクタハウジングが離脱させられることがある。この離脱時に、プラグコネクタハウジングの外面に付着していた砂や泥等の異物がシール部材に落下して付着することがある。シール部材に異物が付着すると、キャップコネクタハウジングおよびプラグコネクタハウジングが再び嵌合したときに、必要とされるシール性能を確保できない等の不具合が生じる。
【0005】
ここで、砂や泥等の異物は、弾性ラッチアームの上方におけるCPAで覆われない隙間を通して、プラグコネクタハウジングの内部に入り込むという事情がある。
【0006】
そこで、本開示は、ハウジングの内部に異物が入り込むことを防止し、ハウジングの内部を初期嵌合前の状態に維持することが可能なコネクタを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示のコネクタは、相手コネクタと嵌合可能なハウジングと、前記ハウジングに装着されるカバー部材と、を備え、前記ハウジングは、前記相手コネクタを係止する弾性変形可能なロックアームと、前記ロックアームを前記ハウジングの上方に露出させる開口部と、を有し、前記カバー部材は、前記ハウジングに装着された状態で前記開口部を覆う上方覆い部を有している。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、ハウジングの内部に異物が入り込むことを防止し、ハウジングの内部を初期嵌合前の状態に維持することが可能なコネクタを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、実施形態1のコネクタにおいて、カバー部材がハウジングに対して初期位置に保持された状態を示す斜視図である。
図2は、実施形態1のコネクタにおいて、カバー部材が初期位置にあるときに、被抜止部が抜止部に係止可能に配置された状態を示す横断面図である。
図3は、実施形態1のコネクタにおいて、カバー部材が初期位置にあるときに、規制部がロック孔の前面に係止可能に配置された状態を示す側断面図である。
図4は、実施形態1のコネクタにおいて、規制部が相手ハウジングのロック部によって押し上げられ、カバー部材が初期位置から検知位置へと移動可能となった状態を示す側断面図である。
図5は、実施形態1のコネクタにおいて、カバー部材が検知位置にあるときに、規制部がロックアームの前端面に係止可能に配置された状態を示す側断面図である。
図6は、実施形態1のコネクタにおいて、カバー部材がハウジングに対して検知位置に保持された状態を示す斜視図である。
図7は、実施形態1のコネクタにおいて、カバー部材がハウジングに対して検知位置に保持された状態の上部を示す拡大背面図である。
図8は、実施形態1のコネクタにおいて、カバー部材が検知位置にあるときに、絞り部の被ストッパ面が張出部のストッパ面に突き当て可能に配置された状態を示す横断面図である。
図9は、実施形態1のコネクタにおいて、カバー部材が検知位置にあるときに、嵌合凹部と対向壁との間に後方ラビリンス部が形成された状態を示す拡大側断面図である。
図10は、実施形態1のコネクタにおいて、ハウジングの平面図である。
図11は、実施形態1のコネクタにおいて、カバー部材の斜視図である。
図12は、実施形態1のコネクタにおいて、カバー部材の正面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。
本開示のコネクタは、
(1)相手コネクタと嵌合可能なハウジングと、前記ハウジングに装着されるカバー部材と、を備え、前記ハウジングは、前記相手コネクタを係止する弾性変形可能なロックアームと、前記ロックアームを前記ハウジングの上方に露出させる開口部と、を有し、前記カバー部材は、前記ハウジングに装着された状態で前記開口部を覆う上方覆い部を有している。
(【0011】以降は省略されています)

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