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公開番号
2025074473
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-14
出願番号
2023185294
出願日
2023-10-30
発明の名称
フローティングコネクタ及びコネクタ装置
出願人
株式会社オートネットワーク技術研究所
,
住友電装株式会社
,
住友電気工業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
H01R
13/631 20060101AFI20250507BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】フローティングコネクタと相手コネクタとの嵌合力を低減できる技術を提供することを目的とする。
【解決手段】フローティングコネクタ10は、相手コネクタ80が嵌合されるフローティングコネクタであって、固定ハウジング20と、前記相手コネクタの嵌合方向と交差する第1方向に沿って前記固定ハウジングに対して移動可能に設けられる可動ハウジング30と、前記固定ハウジングと前記可動ハウジングとの間に架け渡される電源端子60と、を備える。前記電源端子は、前記固定ハウジングに保持される第1端部61と、前記可動ハウジングに保持される第2端部64と、前記第1端部と前記第2端部とを連結する連結部67とを含む。前記可動ハウジングは、前記第1方向に沿って前記電源端子のうち前記第2端部を含む部分に対しても移動可能である。
【選択図】図12
特許請求の範囲
【請求項1】
相手コネクタが嵌合されるフローティングコネクタであって、
固定ハウジングと、
前記相手コネクタの嵌合方向と交差する第1方向に沿って前記固定ハウジングに対して移動可能に設けられる可動ハウジングと、
前記固定ハウジングと前記可動ハウジングとの間に架け渡される電源端子と、
を備え、
前記電源端子は、前記固定ハウジングに保持される第1端部と、前記可動ハウジングに保持される第2端部と、前記第1端部と前記第2端部とを連結する連結部とを含み、
前記可動ハウジングは、前記第1方向に沿って前記電源端子のうち前記第2端部を含む部分に対しても移動可能である、フローティングコネクタ。
続きを表示(約 1,600 文字)
【請求項2】
請求項1に記載のフローティングコネクタであって、
前記可動ハウジングは、前記嵌合方向及び前記第1方向のそれぞれと交差する第2方向に沿って前記固定ハウジングに対して移動可能であり、
前記電源端子の前記連結部において、前記第2方向に沿った寸法が前記第1方向に沿った寸法よりも小さく、
前記第2方向における前記可動ハウジングの移動時に、前記電源端子の前記連結部が変形しつつ前記第2端部が前記可動ハウジングに追従可能である、フローティングコネクタ。
【請求項3】
請求項2に記載のフローティングコネクタであって、
前記電源端子は、導電性を有する板材によって構成され、
前記嵌合方向は前記板材の延在方向であり、前記第1方向は前記板材の板幅方向であり、前記第2方向は前記板材の板厚方向である、フローティングコネクタ。
【請求項4】
請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のフローティングコネクタであって、
前記固定ハウジングと前記可動ハウジングとの間に架け渡される信号端子をさらに備え、
前記信号端子と前記可動ハウジングとが前記嵌合方向に相対移動可能であり、
前記電源端子には、前記可動ハウジングに対して前記嵌合方向に沿った一方側に係止する第1係止爪が設けられている、フローティングコネクタ。
【請求項5】
請求項4に記載のフローティングコネクタであって、
前記固定ハウジングが前記可動ハウジングを前記嵌合方向に沿った他方側から支持する、フローティングコネクタ。
【請求項6】
請求項4に記載のフローティングコネクタであって、
前記電源端子には、前記可動ハウジングに対して前記嵌合方向に沿った他方側に係止する第2係止爪が設けられている、フローティングコネクタ。
【請求項7】
請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のフローティングコネクタであって、
前記電源端子は、前記第1方向に沿って互いに反対側を向く一対の第1外面を含み、
前記可動ハウジングは、前記一対の第1外面をそれぞれ覆う一対の第1内面を含み、
前記可動ハウジングが前記固定ハウジングに対して初期位置にある状態で、前記一対の第1外面と前記一対の第1内面とのうち対向する面同士が互いに離れている、フローティングコネクタ。
【請求項8】
請求項7に記載のフローティングコネクタであって、
前記可動ハウジングは、前記第1方向に沿って互いに反対側を向く一対の第2外面を含み、
前記固定ハウジングは、前記一対の第2外面をそれぞれ覆う一対の第2内面を含み、
前記可動ハウジングが前記固定ハウジングに対して初期位置にある状態で、互いに対向する前記第1外面と前記第1内面との間隔は、互いに対向する前記第2外面と前記第2内面との間隔と同じである、フローティングコネクタ。
【請求項9】
請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のフローティングコネクタと、
前記フローティングコネクタと嵌合する相手コネクタと、
を備え、
前記相手コネクタは、前記可動ハウジングと嵌合する相手ハウジングと、前記相手ハウジングに保持されて前記電源端子の前記第2端部と接続される相手電源端子とを備える、コネクタ装置。
【請求項10】
請求項9に記載のコネクタ装置であって、
前記相手電源端子は、前記電源端子と接触する接点部を有し、
前記接点部は、前記相手電源端子を構成する板材のうち前記嵌合方向から見て湾曲する湾曲面に設けられている、コネクタ装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、フローティングコネクタ及びコネクタ装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、可動側ハウジングと、前記可動側ハウジングを支持する固定側ハウジングと、前記可動側ハウジングと前記固定側ハウジングとに跨って取り付けられる信号コンタクト及び電源コンタクトとを備えるフローティングコネクタが開示されている。かかるフローティングコネクタにおいて、可動側ハウジングが固定側ハウジングに対して移動することによって、基板間のずれや相手方コネクタとの嵌合位置のずれが吸収される。また、各コンタクトは、可動側ハウジングに保持された部分が、可動側ハウジングの移動に伴い、固定側ハウジングに保持された部分に対して移動するように変形する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-131161号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
フローティングコネクタと相手コネクタとの嵌合時に、嵌合力が必要となる。当該嵌合力は、例えば、フローティングコネクタのコンタクトの変形などに起因する力である。当該嵌合力の低減が望まれている。
【0005】
そこで、フローティングコネクタと相手コネクタとの嵌合力を低減できる技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示のフローティングコネクタは、相手コネクタが嵌合されるフローティングコネクタであって、固定ハウジングと、前記相手コネクタの嵌合方向と交差する第1方向に沿って前記固定ハウジングに対して移動可能に設けられる可動ハウジングと、前記固定ハウジングと前記可動ハウジングとの間に架け渡される電源端子と、を備え、前記電源端子は、前記固定ハウジングに保持される第1端部と、前記可動ハウジングに保持される第2端部と、前記第1端部と前記第2端部とを連結する連結部とを含み、前記可動ハウジングは、前記第1方向に沿って前記電源端子のうち前記第2端部を含む部分に対しても移動可能である、フローティングコネクタである。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、フローティングコネクタと相手コネクタとの嵌合力を低減できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は実施形態1にかかるフローティングコネクタ及びこれを備えるコネクタ装置を示す分解斜視図である。
図2は図1に示すコネクタ装置を示す分解正面図である。
図3は図1に示すコネクタ装置を示す分解側面図である。
図4は図2のIV-IV線に沿った断面図である。
図5は図2のV-V線に沿った断面図である。
図6は図4のVI-VI線に沿った断面図である。
図7は図1に示すフローティングコネクタを示す分解斜視図である。
図8は実施形態1にかかる信号端子を示す斜視図である。
図9は実施形態1にかかる電源端子を示す斜視図である。
図10は図1に示す相手コネクタを示す分解斜視図である。
図11は実施形態1にかかる相手電源端子を示す斜視図である。
図12は図1に示す相手コネクタの断面図である。
図13は実施形態1にかかるコネクタ装置の断面図である。
図14は実施形態1にかかる可動ハウジングが移動した様子を示す説明図である。
図15は実施形態1にかかる可動ハウジングが移動した様子を示す説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。
【0010】
本開示のフローティングコネクタは、次の通りである。
(【0011】以降は省略されています)
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