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公開番号2025022254
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-14
出願番号2023126691
出願日2023-08-03
発明の名称コネクタ
出願人住友電装株式会社
代理人弁理士法人グランダム特許事務所
主分類H01R 13/6581 20110101AFI20250206BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】ハウジングへのモジュールの組み付け性の向上を図れるコネクタを提供する。
【解決手段】シールド部材60は、一対の側板61と、左右方向に延びて各側板61の前端部同士をつなぐ前端連結部63と、左右方向に延びて各側板61の後端部同士をつなぐ後端連結部65と、左右方向に延びて各側板61の前後方向の中間部同士をつなぐ中間連結部81と、を有している。中間連結部81は、モジュール20が底面46側に倒れないようにモジュール20を支持し、後端連結部65の後端架設部86よりも高い位置で収容空間45の底面46から離れて配置される。シールド部材60は、中間連結部67からモジュール挿入口47に向けて収容空間45の底面46に近づくように傾斜しつつ延びるガイド部85を有している。
【選択図】図9
特許請求の範囲【請求項1】
端子及び前記端子を収容する誘電体を有しているモジュールと、
筒状のハウジングと、
前記ハウジングの内側で且つ前記モジュールの外側に配置されるシールド部材と、を備え、
前記ハウジングは、
前記ハウジングを前後方向に貫通して前記モジュールを収容する収容空間と、
前記収容空間の後端で前記ハウジングの後面に開口するモジュール挿入口と、を有し、
前記シールド部材は、
互いに左右方向で対向し、前記収容空間の内壁の左右側面に沿って配置される一対の側板と、
前記左右方向に延びて前記一対の側板の前端部同士をつなぐ前端連結部と、
前記左右方向に延びて前記一対の側板の後端部同士をつなぐ後端連結部と、
前記左右方向に延びて前記一対の側板の前記前後方向の中間部同士をつなぐ中間連結部と、を有し、
前記中間連結部は、前記後端連結部の架設部位よりも高い位置で前記収容空間の前記内壁の底面から離れて配置され、
前記モジュールは、前記中間連結部によって前記底面側に倒れないように支持され、
前記シールド部材は、前記中間連結部から前記モジュール挿入口に向けて前記収容空間の前記内壁の底面に近づくように傾斜しつつ延びるガイド部を有している、コネクタ。
続きを表示(約 280 文字)【請求項2】
前記中間連結部は、前記前後方向に延びて前記中間連結部の後端部に開口する切欠部と、前記ガイド部と同方向に傾斜し、前記切欠部を介して前記ガイド部と前記左右方向に並んで配置される斜面と、を有している、請求項1に記載のコネクタ。
【請求項3】
前記中間連結部は、前記左右方向に対をなす中間架設部を有し、
前記対をなす中間架設部は、前記中間連結部の前記左右方向の中間部で互いに突き合わされて連結され、
前記ガイド部は、前記対をなす中間架設部に対応してそれぞれ配置されている、請求項1または請求項2に記載のコネクタ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、コネクタに関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1は、雌雄コネクタのシールド構造を開示している。雌雄コネクタのうち、雄コネクタは、ツイストペアケーブルの端部に接続される2つの雄端子と、各雄端子を収容する雄インナーハウジングと、雄インナーハウジングを保持する雄アウターハウジングと、を備えている。雄アウターハウジングには、シールド部材が取り付けられている。シールド部材は、ツイストペアケーブルを電磁ノイズからシールドする導電性の金属板材である。このシールド部材は、互いに対向する一対の側壁部と、各側壁部の前端部同士をつなぐ前接続部と、各側壁部の後端部同士をつなぐ後接続部と、を有している。特許文献2は、プラグボディ及びコンタクトボディと称される、特許文献1とは別のシールド部材を開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-145083号公報
特開2019-71272号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の場合、シールド部材が雄アウターハウジングの外側に露出している。これに対し、例えば、下記の組み付け手順で、シールド部材が雄アウターハウジングの内側に配置される構造にすることも可能である。
【0005】
すなわち、まず、シールド部材が雄アウターハウジングの内側に組み付けられる。その後これとは別に、ツイストペアケーブルの端部に接続された各雄端子が雄インナーハウジングに組み付けられる。各雄端子と雄インナーハウジングとの組み付けによってモジュールが形成される。このモジュールが雄アウターハウジングの内側に挿入される。これにより、雄インナーハウジングと雄アウターハウジングとの間にシールド部材が配置された形態のシールド構造が形成される。
【0006】
しかし、特許文献1のシールド部材とは異なり、例えば、シールド部材に高さ方向の段差を生じさせる段差部分が含まれていると、モジュールが雄アウターハウジングへの挿入過程でシールド部材の段差部分に突き当たる可能性があり、挿入作業を円滑に進めることができないという問題が生じる。
【0007】
そこで、本開示は、ハウジングへのモジュールの組み付け性の向上を図ることが可能なコネクタを提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本開示のコネクタは、端子及び前記端子を収容する誘電体を有しているモジュールと、筒状のハウジングと、前記ハウジングの内側で且つ前記モジュールの外側に配置されるシールド部材と、を備え、前記ハウジングは、前記ハウジングを前後方向に貫通して前記モジュールを収容する収容空間と、前記収容空間の後端で前記ハウジングの後面に開口するモジュール挿入口と、を有し、前記シールド部材は、互いに左右方向で対向し、前記収容空間の内壁の左右側面に沿って配置される一対の側板と、前記左右方向に延びて前記一対の側板の前端部同士をつなぐ前端連結部と、前記左右方向に延びて前記一対の側板の後端部同士をつなぐ後端連結部と、前記左右方向に延びて前記一対の側板の前後方向の中間部同士をつなぐ中間連結部と、を有し、前記中間連結部は、前記後端連結部の架設部位よりも高い位置で前記収容空間の前記内壁の底面から離れて配置され、前記モジュールは、前記中間連結部によって前記底面側に倒れないように支持され、前記シールド部材は、前記中間連結部から前記モジュール挿入口に向けて前記収容空間の前記内壁の底面に近づくように傾斜しつつ延びるガイド部を有している。
【発明の効果】
【0009】
本開示は、ハウジングへのモジュールの組み付け性の向上を図れるコネクタを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、実施形態1のコネクタの斜視図である。
図2は、実施形態1のコネクタの側断面図である。
図3は、実施形態1のコネクタの平断面図である。
図4は、実施形態1のコネクタに備わるシールド部材の下方斜視図である。
図5は、実施形態1のコネクタにおいて、シールド部材がハウジングの収容空間に収容された状態を示す正面図である。
図6は、実施形態1のコネクタにおいて、シールド部材がハウジングの収容空間に収容された状態を示す背面図である。
図7は、実施形態1のコネクタにおいて、シールド部材がハウジングの収容空間に収容された状態を示す平断面図である。
図8は、実施形態1のコネクタにおいて、シールド部材がハウジングの収容空間に収容された状態を示す側断面図である。
図9は、実施形態1のコネクタにおいて、モジュールが前下がりに傾いてハウジングの収容空間に挿入される途中の状態を示す側断面図である。
図10は、実施形態1のコネクタにおいて、モジュールがハウジングの収容空間に収容された状態を示す側断面図である。
図11は、実施形態1のコネクタにおいて、モジュールが前上がりに傾いてハウジングの収容空間に挿入される途中の状態を示す側断面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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