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公開番号
2025069647
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-01
出願番号
2023179487
出願日
2023-10-18
発明の名称
電気接続箱
出願人
株式会社オートネットワーク技術研究所
,
住友電装株式会社
,
住友電気工業株式会社
代理人
弁理士法人暁合同特許事務所
主分類
H02G
3/16 20060101AFI20250423BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】電気接続箱において低電流回路が配される領域を放熱に利用する。
【解決手段】電気接続箱1は、高電流が流れる高電流回路2,3と、高電流回路2,3よりも低い電流が流れる低電流回路4,5,6と、高電流回路2,3及び低電流回路4,5,6が配索されるケース10と、高電流回路2,3に電気的に接続される導電部材21,22,23と、絶縁部材30と、を備え、ケース10は、低電流回路4,5,6が配索される低電流領域17を有し、導電部材21,22,23は、低電流領域17に配される延長部21B,22B,23Bを有し、絶縁部材30は、延長部21B,22B,23Bと低電流回路4,5,6とを絶縁している。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
高電流が流れる高電流回路と、
前記高電流回路よりも低い電流が流れる低電流回路と、
前記高電流回路及び前記低電流回路が配索されるケースと、
前記高電流回路に電気的に接続される導電部材と、
絶縁部材と、を備え、
前記ケースは、前記低電流回路が配索される低電流領域を有し、
前記導電部材は、前記低電流領域に配される延長部を有し、
前記絶縁部材は、前記延長部と前記低電流回路とを絶縁している、電気接続箱。
続きを表示(約 360 文字)
【請求項2】
前記絶縁部材は前記導電部材と一体的に形成されている、請求項1に記載の電気接続箱。
【請求項3】
前記延長部と前記低電流回路とは第1方向に対向しており、
前記延長部は前記第1方向に薄い板状をなしている、請求項1または請求項2に記載の電気接続箱。
【請求項4】
前記低電流回路は、電子部品と、前記電子部品に接続されるバスバーと、を備え、
前記延長部と前記低電流回路とは第1方向に対向しており、
前記バスバーは、前記第1方向に薄い板状をなし且つ前記絶縁部材と前記第1方向に対向する対向部を有し、
前記電子部品、前記対向部、前記絶縁部材、及び前記延長部は、前記第1方向についてこの順で配置されている、請求項1または請求項2に記載の電気接続箱。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、電気接続箱に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
バッテリーに接続される電気接続箱として、従来、特開2021-87265号公報(下記特許文献1)に記載の回路構成体が知られている。特許文献1に記載の回路構成体は、例えば電気自動車やハイブリッド自動車等の車両に搭載され、メインリレーを介してバッテリーを車両側負荷に接続している。回路構成体は、メインリレーと、メインリレーに接続されるバスバーと、メインリレーに並列に接続されるプリチャージ回路と、メインリレー、バスバー、及びプリチャージ回路を収容するケースと、を備える。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-87265号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記の構成において、メインリレーとバスバーとを含む回路には高電流が流れる。以下、メインリレーとバスバーとを含む回路を高電流回路と呼称する。通常、電気接続箱には、高電流回路の他に、上記のプリチャージ回路のように高電流回路と比較して低い電流が流れる低電流回路も設けられる。上記の構成では、高電流回路は、低電流回路を避けるようにしてケースに配置されている。このため、ケースのうち低電流回路が配索された領域において、高電流回路で発生する熱を放出することが困難であった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の電気接続箱は、高電流が流れる高電流回路と、前記高電流回路よりも低い電流が流れる低電流回路と、前記高電流回路及び前記低電流回路が配索されるケースと、前記高電流回路に電気的に接続される導電部材と、絶縁部材と、を備え、前記ケースは、前記低電流回路が配索される低電流領域を有し、前記導電部材は、前記低電流領域に配される延長部を有し、前記絶縁部材は、前記延長部と前記低電流回路とを絶縁している、電気接続箱である。
【発明の効果】
【0006】
本開示によれば、電気接続箱において低電流回路が配される領域を放熱に利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、実施形態1にかかる電気接続箱の平面図である。
図2は、図1のA-A断面図である。
図3は、実施形態1にかかる電気接続箱の底面図である。
図4は、実施形態1にかかる電気接続箱の分解斜視図である。
図5は、実施形態1にかかる電気接続箱に含まれる低電流回路及び高電流回路の平面図である。
図6は、実施形態1にかかる低電流回路を構成するバスバーについて示す分解斜視図である。
図7は、実施形態2にかかる電気接続箱の平面図である。
図8は、図7のB-B断面図である。
図9は、実施形態3にかかる電気接続箱の平面図である。
図10は、図9のC-C断面図である。
図11は、実施形態4にかかる電気接続箱の平面図である。
図12は、図11のD-D断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列挙して説明する。
[1]本開示の電気接続箱は、高電流が流れる高電流回路と、前記高電流回路よりも低い電流が流れる低電流回路と、前記高電流回路及び前記低電流回路が配索されるケースと、前記高電流回路に電気的に接続される導電部材と、絶縁部材と、を備え、前記ケースは、前記低電流回路が配索される低電流領域を有し、前記導電部材は、前記低電流領域に配される延長部を有し、前記絶縁部材は、前記延長部と前記低電流回路とを絶縁している。
【0009】
このような構成によると、低電流領域に延長部が配されるから、高電流回路で発生する熱を低電流領域に移すことができる。
【0010】
[2]上記[1]において、前記絶縁部材は前記導電部材と一体的に形成されていることが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)
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