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公開番号2025068082
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-24
出願番号2025025594,2021214345
出願日2025-02-20,2021-12-28
発明の名称コネクタ及びコネクタ装置
出願人住友電装株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類H01R 13/42 20060101AFI20250417BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】コネクタのランスが過度に撓むことを抑制できる技術を提供することを目的とする。
【解決手段】コネクタ10は、端子20とコネクタハウジング40とを備える。コネクタハウジング40は、前記端子20が収容される端子収容部41と前記端子収容部41に収容された前記端子20に係止するランス50とを含む。前後方向に沿って前記コネクタハウジング40よりも前方から観察されたときに、前記ランス50の係止突起52を包含する領域において、前記端子20のうち端子側開口28の周りの部分がコネクタハウジング40の第2開口部分45を通じて露出している。前記前後方向における前記ランス50の前端は、前記端子20の前端と同じか前端よりも前に位置し、かつ、前記端子収容部41の前端と同じか前端よりも後ろに位置する。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
相手側端子と接続される接続部を含む端子と、
前記端子が収容される端子収容部と、前記端子収容部に収容された前記端子に係止するランスとを含むコネクタハウジングと、
を備え、
前記端子収容部の前部には、ハウジング側開口が形成され、
前記ハウジング側開口は、前記相手側端子のタブ部が挿入される第1開口部分と、前記ランスの解除操作を受付ける第2開口部分とを有し、
前記ランスは、係止突起を有し、
前記接続部には前記第1開口部分を通過した前記タブ部が挿入される端子側開口と、前記係止突起が係止する係止受部とが形成され、
前後方向に沿って前記コネクタハウジングよりも前方から観察されたときに、前記係止突起を包含する領域において、前記端子のうち前記端子側開口の周りの部分が前記第2開口部分を通じて露出しており、
前記前後方向における前記ランスの前端は、前記端子の前端と同じか前端よりも前に位置し、かつ、前記端子収容部の前端と同じか前端よりも後ろに位置し、
前記端子収容部の前端には、前記ハウジング側開口を狭めつつ前記端子の前端の前方を覆う位置決め壁部が設けられており、
前記タブ部を前記第1開口部分の内側に向けて案内する斜面部が前記位置決め壁部のうち前記第1開口部分の周縁部に設けられ、
前記前後方向における前記ランスの前端が、前記斜面部の位置にある、コネクタ。
続きを表示(約 980 文字)【請求項2】
請求項1に記載のコネクタであって、
導体板が折曲げ変形されて前記接続部が設けられており、
前記接続部は、前記前後方向に延びる板状部分と、前記板状部分の後端から前方に向けて延びて前記タブ部と接触される弾性片と、前記板状部分の前端から前記端子側開口に向けて延びる保護片とを有し、
前記保護片の先端部が、前記弾性片の前端を前方から覆っており、
前記前後方向に沿って前記コネクタハウジングよりも前方から観察されたときに、前記保護片の基端部が前記第2開口部分を通じて露出する、コネクタ。
【請求項3】
請求項2に記載のコネクタであって、
前記係止受部は前記板状部分に形成された凹部を有し、
前記接続部は、前記板状部分のうち前記凹部の周縁部から突出して前記係止突起と前記弾性片との間に介在する突出片を有する、コネクタ。
【請求項4】
請求項2又は請求項3に記載のコネクタであって、
前記端子収容部の前記位置決め壁部は、前記第1開口部分と前記第2開口部分とを仕切る仕切壁部を有し、
前記仕切壁部が、前記保護片の前記先端部を前方から覆っている、コネクタ。
【請求項5】
請求項4に記載のコネクタであって、
前記仕切壁部は、前記斜面部のみで構成されている部分を有する、コネクタ。
【請求項6】
請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のコネクタであって、
前記コネクタハウジングは、第1の前記端子収容部と第2の前記端子収容部とを含み、
第1の前記端子収容部の後部と第2の前記端子収容部の後部とは、互いに連なり、
第1の前記端子収容部の前部と第2の前記端子収容部の前部とは、互いに離れており、
第1の前記端子収容部に設けられた前記ランスが、第2の前記端子収容部と対向している、コネクタ。
【請求項7】
請求項1から請求項6のいずれか1項に記載のコネクタと、
前記コネクタと嵌合する相手側コネクタと、
を備え、
嵌合状態において、前記コネクタの前記コネクタハウジングと前記相手側コネクタのコネクタハウジングとが、前記前後方向に対向している、コネクタ装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、コネクタ及びコネクタ装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1は、コネクタハウジングに片持ち状に設けられた可撓係止片が、コネクタハウジングの端子収容室に収容された端子金具に係止するコネクタを開示している。特許文献1に記載のコネクタにおいて、可撓係止片の自由端部における係止解除操作部が相手方コネクタハウジングとの嵌合面部分を越えて突出している。これにより、可撓係止片による端子金具の係止状態を解除するための解除操作が容易となるとされている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平7-130419号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載のコネクタにおいて、可撓係止片の自由端部における係止解除操作部が相手方コネクタハウジングとの嵌合面部分を越えて突出しているため、係止解除操作部に誤って触れてしまうことによって可撓係止片が過度に撓んでしまう懸念がある。
【0005】
そこで、コネクタのランスが過度に撓むことを抑制できる技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示のコネクタは、相手側端子と接続される接続部を含む端子と、前記端子が収容される端子収容部と、前記端子収容部に収容された前記端子に係止するランスとを含むコネクタハウジングと、を備え、前記端子収容部の前部には、ハウジング側開口が形成され、前記ハウジング側開口は、前記相手側端子のタブ部が挿入される第1開口部分と、前記ランスの解除操作を受付ける第2開口部分とを有し、前記ランスは、係止突起を有し、前記接続部には前記第1開口部分を通過した前記タブ部が挿入される端子側開口と、前記係止突起が係止する係止受部とが形成され、前後方向に沿って前記コネクタハウジングよりも前方から観察されたときに、前記係止突起を包含する領域において、前記端子のうち前記端子側開口の周りの部分が前記第2開口部分を通じて露出しており、前記前後方向における前記ランスの前端は、前記端子の前端と同じか前端よりも前に位置し、かつ、前記端子収容部の前端と同じか前端よりも後ろに位置する、コネクタである。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、コネクタのランスが過度に撓むことを抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は実施形態1にかかるコネクタを示す斜視図である。
図2は実施形態1にかかるコネクタを示す正面図である。
図3は図2のIII-III線に沿った断面図である。
図4は図2のIV-IV線に沿った断面図である。
図5は図3のV-V線に沿った断面図である。
図6は図2の領域A1の拡大図である。
図7は図3の領域A2の拡大図である。
図8は端子を示す斜視図である。
図9はコネクタ装置を示す側面図である。
図10はコネクタ及び相手側コネクタのそれぞれの嵌合面を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。
【0010】
本開示のコネクタは、次の通りである。
(【0011】以降は省略されています)

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