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公開番号
2025067423
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-24
出願番号
2023177385
出願日
2023-10-13
発明の名称
コネクタ装置
出願人
株式会社オートネットワーク技術研究所
,
住友電装株式会社
,
住友電気工業株式会社
代理人
弁理士法人グランダム特許事務所
主分類
H01R
12/77 20110101AFI20250417BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】1つのコネクタハウジングから複数枚のシート状基板を導出させたコネクタ装置を提供する。
【解決手段】コネクタ装置は、1つのコネクタハウジング10から複数枚のシート状基板50を導出させたコネクタである。コネクタ装置は、1つのコネクタハウジング10と、コネクタハウジング10に取り付けられた複数の端子金具40と、複数の端子金具40が実装された複数枚のシート状基板50とを備え、コネクタハウジング10は、複数の端子金具40を保持する複数のインナハウジング20と、複数のインナハウジング20を積層した状態で収容する1つのアウタハウジング11とを有している。
【選択図】図10
特許請求の範囲
【請求項1】
1つのコネクタハウジングと、
前記コネクタハウジングに取り付けられた複数の端子金具と、
複数の前記端子金具が実装された複数枚のシート状基板とを備え、
前記コネクタハウジングは、
複数の前記端子金具を保持する複数のインナハウジングと、
前記複数のインナハウジングを積層した状態で収容する1つのアウタハウジングとを有しているコネクタ装置。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記アウタハウジング内に固定して取り付けられたリテーナを備え、
前記シート状基板と前記リテーナには、クリアランスを空けて互いに嵌合する嵌合部が形成され、
前記リテーナは、前記端子金具に対して相対変位が可能である請求項1に記載のコネクタ装置。
【請求項3】
前記シート状基板の前記嵌合部は、前記シート状基板を貫通する嵌合孔であり、
前記リテーナの前記嵌合部は、前記嵌合孔に嵌入される嵌合突部である請求項2に記載のコネクタ装置。
【請求項4】
前記端子金具は、前記インナハウジング内に収容される端子本体部と、前記端子本体部から延出して前記シート状基板に実装される基板接続部とを有し、
前記嵌合突部は、壁状をなし、隣り合う前記基板接続部の間を仕切るように配置されている請求項3に記載のコネクタ装置。
【請求項5】
前記インナハウジングには、複数の前記端子本体部を並列状態で収容する複数の端子収容室が形成され、
前記インナハウジングの後面から前記基板接続部が後方へ導出されており、
前記インナハウジングの前記後面には、隣り合う前記端子収容室間を区画する隔壁部の後端面を凹ませた凹部が形成されており、
前記嵌合突部の前端部が、前記凹部内に嵌合されている請求項4に記載のコネクタ装置。
【請求項6】
前記インナハウジングには、複数の端子収容室が並列して形成され、
前記インナハウジングの外面には、前記複数の端子収容室に前記端子金具を挿入するための溝状をなす複数の端子挿入口が開口しており、
一対の前記インナハウジングは、前記外面同士を対向させた状態で前記リテーナに取り付けられており、
前記リテーナは、前記端子挿入口を閉塞する壁状閉塞部を有している請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のコネクタ装置。
【請求項7】
前記端子収容室と前記端子挿入口は、前後方向に細長い形状をなし、
前記端子収容室内には、前記端子金具の端子本体部が前記端子挿入口から挿入されており、
前記インナハウジングには、前記端子収容室の前端部を前記外面側から覆う抜止部が形成され、
前記端子本体部は、前記端子本体部の前端部を前記抜止部に係止させることによって前記端子挿入口側への相対変位を規制されており、
前記壁状閉塞部には、前記端子本体部の後端部に対して後方から対向する移動規制部が形成されている請求項6に記載のコネクタ装置。
【請求項8】
前記端子本体部には、前記端子収容室の内壁部を押圧する圧入突起が形成されている請求項7に記載のコネクタ装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、コネクタ装置に関するものである。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、FPCやFFCからなるケーブルにプラグコネクタを実装したコネクタが開示されている。プラグコネクタは、1つのプラグハウジングに複数の端子を取り付けた構成である。各端子は、接触片を有する本体部と、本体部から延出した実装片とを有する。本体部はプラグハウジング内に収容され、実装片は、プラグハウジングの外部へ突出してケーブルに実装される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-192612号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記のコネクタは、1つのプラグコネクタを1枚のケーブルに実装した構成であるため、1つのプラグコネクタから複数枚のケーブルを導出させて配索するニーズには対応できなかった。
【0005】
本開示のコネクタ装置は、上記のような事情に基づいて完成されたものであって、1つのコネクタハウジングから複数枚のシート状基板を導出させたコネクタ装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示のコネクタ装置は、
1つのコネクタハウジングと、
前記コネクタハウジングに取り付けられた複数の端子金具と、
複数の前記端子金具が実装された複数枚のシート状基板とを備え、
前記コネクタハウジングは、
複数の前記端子金具を保持する複数のインナハウジングと、
前記複数のインナハウジングを積層した状態で収容する1つのアウタハウジングとを有している。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、1つのコネクタハウジングから複数枚のシート状基板を導出させたコネクタ装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施例1のコネクタ装置を斜め上前方から視た斜視図である。
図2は、コネクタ装置を斜め上後方から視た斜視図である。
図3は、コネクタ装置を基板モジュールとリテーナとに分解した状態を斜め上後方から見た斜視図である。
図4は、下側の基板モジュールを斜め上前方から視た斜視図である。
図5は、下側の基板モジュールを斜め上後方から視た斜視図である。
図6は、リテーナを斜め上前方から視た斜視図である。
図7は、リテーナを斜め上後方から視た斜視図である。
図8は、インナハウジングを斜め上後方から視たである。
図9は、端子金具を斜め上後方から視た斜視図である。
図10は、コネクタ装置を端子収容室において切断した状態をあらわす側断面図である。
図11は、コネクタ装置をリテーナの嵌合突部及びシート状基板の嵌合孔において切断した状態をあらわす側断面図である。
図12は、図10のX-X線断面図である。
図13は、図10のY-Y線断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施形態を列記して説明する。下記の複数の実施形態を、矛盾を生じない範囲で任意に組み合わせたものも、発明を実施するための形態に含まれる。
本開示のコネクタ装置は、
(1)1つのコネクタハウジングと、前記コネクタハウジングに取り付けられた複数の端子金具と、複数の前記端子金具が実装された複数枚のシート状基板とを備え、前記コネクタハウジングは、複数の前記端子金具を保持する複数のインナハウジングと、前記複数のインナハウジングを積層した状態で収容する1つのアウタハウジングとを有している。本開示の構成によれば、1つのコネクタハウジングから複数枚のシート状基板を導出させたコネクタ装置を提供することができる。
【0010】
(2)前記アウタハウジング内に固定して取り付けられたリテーナを備え、前記シート状基板と前記リテーナには、クリアランスを空けて互いに嵌合する嵌合部が形成され、前記リテーナは、前記端子金具に対して相対変位が可能であることが好ましい。この構成によれば、シート状基板に引張力が作用したときには、シート状基板と端子金具が、一体となって、リテーナに対してクリアランスの分だけ相対変位し、嵌合部同士の係止によってシート状基板がアウタハウジングに対して抜止される。シート状基板と端子金具が一体となって移動するので、シート状基板と端子金具との実装部分に負荷が作用することを回避できる。
(【0011】以降は省略されています)
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