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公開番号2025067397
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-24
出願番号2023177349
出願日2023-10-13
発明の名称コネクタ
出願人株式会社オートネットワーク技術研究所,住友電装株式会社,住友電気工業株式会社
代理人弁理士法人グランダム特許事務所
主分類H01R 12/77 20110101AFI20250417BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】回路基板と端子金具との接続部分に不具合が生じることを防止することが可能なコネクタを提供する。
【解決手段】コネクタ10,10Eは、端子金具80と、端子金具80を保持するハウジング20と、ハウジング20に装着される装着部材としてのカバー部材40,40Eと、を備える。端子金具80は、ハウジング20の内部に収容される本体部81と、ハウジング20から後方に引き出されて回路基板90,90Eの可撓性の基板本体94,94Eに接続されるリード部82と、を有している。カバー部材40,40Eは、リード部82よりも後方に、回路基板90,90Eの補強板93,93Eとの間に基板本体94,94Eを動きを規制した状態で配置する基板押さえ部41,41Eを有している。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
端子金具と、
前記端子金具を保持するハウジングと、
前記ハウジングに装着される装着部材と、を備え、
前記端子金具は、前記ハウジングの内部に収容される本体部と、前記ハウジングから後方に引き出されて回路基板の可撓性の基板本体に接続されるリード部と、を有し、
前記装着部材は、前記リード部よりも後方に、前記回路基板の補強板との間に前記基板本体を動きを規制した状態で配置する基板押さえ部を有している、コネクタ。
続きを表示(約 280 文字)【請求項2】
前記装着部材は、前記リード部を覆うカバー部材である、請求項1に記載のコネクタ。
【請求項3】
前記端子金具は、前記ハウジングに複数保持され、
前記カバー部材は、隣接する前記リード部間に配置される絶縁部を有し、
前記絶縁部は、前記回路基板の補強板との間に前記基板本体を動きを規制した状態で配置する、請求項2に記載のコネクタ。
【請求項4】
前記基板押さえ部は、前記補強板の後端に対応する角部との間に、前記基板本体を屈曲した状態で保持する、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のコネクタ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、コネクタに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1に記載されたコネクタは、複数の端子金具と、各端子金具を保持するハウジングと、を備える。端子金具は、ハウジングの内部に収容される本体部と、ハウジングから引き出されるリード部(脚部、実装部)と、を有している。リード部の先端部(実装部)は、FPC等の可撓性を有する回路基板(ケーブル)に半田付けして接続される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-192612号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
仮に、回路基板に外力が加わり、リード部の先端部と回路基板との接続部分に外力が伝わると、接続部分に半田クラック等の不具合が生じることが懸念される。
【0005】
そこで、本開示は、回路基板と端子金具との接続部分に不具合が生じることを防止することが可能なコネクタを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示は、端子金具と、前記端子金具を保持するハウジングと、前記ハウジングに装着される装着部材と、を備え、前記端子金具は、前記ハウジングの内部に収容される本体部と、前記ハウジングから後方に引き出されて回路基板の可撓性の基板本体に接続されるリード部と、を有し、前記装着部材は、前記リード部よりも後方に、前記回路基板の補強板との間に前記基板本体を動きを規制した状態で配置する基板押さえ部を有している、コネクタである。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、回路基板と端子金具との接続部分に不具合が生じることを防止することが可能なコネクタを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態1のコネクタを斜め後方から見た斜視図である。
図2は、実施形態1のコネクタの背面図である。
図3は、実施形態1のコネクタにおいて、絶縁部が幅方向に隣接する全ての組のリード部間に配置された状態を示す横断面図である。
図4は、実施形態1のコネクタにおいて、絶縁部が幅方向に隣接する全ての組のリード部間に配置された状態を示す平断面図である。
図5は、実施形態1のコネクタにおいて、リード部よりも後方で、回路基板の角部と基板押さえ部との間に本体部が屈曲状態に保持された状態を示す側断面図である。
図6は、実施形態1のコネクタにおいて、ハウジングを斜め後方から見た斜視図である。
図7は、実施形態1のコネクタにおいて、カバー部材を斜め前方から見た斜視図である。
図8は、実施形態2のコネクタにおいて、リード部よりも後方で、補強板と基板押さえ部との間に本体部が動きを規制された状態に配置された状態を示す側断面図である。
図9は、実施形態2のコネクタの背面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。
本開示のコネクタは、
(1)端子金具と、前記端子金具を保持するハウジングと、前記ハウジングに装着される装着部材と、を備え、前記端子金具は、前記ハウジングの内部に収容される本体部と、前記ハウジングから後方に引き出されて回路基板の可撓性の基板本体に接続されるリード部と、を有し、前記装着部材は、前記リード部よりも後方に、前記回路基板の補強板との間に前記基板本体を動きを規制した状態で配置する基板押さえ部を有している。
【0010】
上記(1)の構成によれば、回路基板に外力が加わっても、回路基板の補強板と基板押さえ部との間に回路基板の基板本体の動きが規制されるので、基板本体とリード部との接続部分に外力が伝わるのを抑制できる。よって、上記(1)の構成は、回路基板と端子金具との接続部分に不具合が生じることを防止することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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