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公開番号2025072183
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-09
出願番号2023182762
出願日2023-10-24
発明の名称ワイヤハーネス
出願人住友電装株式会社
代理人個人,個人
主分類H01R 4/62 20060101AFI20250430BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】端子部の座屈を抑制しながら端子部の固定作業性を向上可能としたワイヤハーネスを提供すること。
【解決手段】ワイヤハーネス11は、ソリッドコア導体15と、ソリッドコア導体15の端部に設けられる端子部16とを備える。端子部16は、ソリッドコア導体15を構成する第1金属材料よりも硬い第2金属材料によって構成され、ソリッドコア導体15に接続されている。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
ソリッドコア導体と、
前記ソリッドコア導体の端部に設けられる端子部と、
を備えたワイヤハーネスであって、
前記端子部は、前記ソリッドコア導体を構成する第1金属材料よりも硬い第2金属材料によって構成され、前記ソリッドコア導体に接続されている、
ワイヤハーネス。
続きを表示(約 320 文字)【請求項2】
前記第1金属材料と前記第2金属材料とは、主成分が同じである、
請求項1に記載のワイヤハーネス。
【請求項3】
前記第1金属材料は、1000系アルミニウムである、
請求項1に記載のワイヤハーネス。
【請求項4】
前記第2金属材料は、6000系アルミニウム合金である、
請求項1に記載のワイヤハーネス。
【請求項5】
前記端子部は、ボルト締結孔を有する、
請求項1に記載のワイヤハーネス。
【請求項6】
前記ソリッドコア導体は、車両の充電インレットコネクタとバッテリとを接続するものである、
請求項1に記載のワイヤハーネス。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、ワイヤハーネスに関するものである。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、ワイヤハーネスとしては、車両の充電インレットコネクタとバッテリとを接続するソリッドコア導体を備えたものがある(例えば、特許文献1参照)。このワイヤハーネスは、ソリッドコア導体の端部に設けられる端子部を備える。端子部は、ソリッドコア導体から鍛造されている。端子部は、平坦部と平坦部を貫通するボルト締結孔とを有し、ボルト締結孔を挿通するボルトによって接続対象にボルト締結される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特表2023-517714号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上記のようなワイヤハーネスでは、ボルト締結される端子部が座屈しないようにソリッドコア導体自体を硬い金属材料で構成する必要がある。また、特に、ソリッドコア導体が車両の充電インレットコネクタとバッテリとを接続するものである場合等、ソリッドコア導体が長くなると、公差も大きくなり易い。また、車両の充電インレットコネクタとバッテリとは、間の距離が長いことで位置関係がずれ易い。これらのことから、硬い金属材料で構成されたソリッドコア導体を大きな力で大きく撓ませながら端子部をボルト締結することになってしまう。よって、端子部の固定作業性が悪いという問題があった。
【0005】
本開示の目的は、端子部の座屈を抑制しながら端子部の固定作業性を向上可能としたワイヤハーネスを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示のワイヤハーネスは、ソリッドコア導体と、前記ソリッドコア導体の端部に設けられる端子部と、を備えたワイヤハーネスであって、前記端子部は、前記ソリッドコア導体を構成する第1金属材料よりも硬い第2金属材料によって構成され、前記ソリッドコア導体に接続されている。
【発明の効果】
【0007】
本開示のワイヤハーネスによれば、端子部の座屈を抑制しながら端子部の固定作業性を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、一実施形態におけるワイヤハーネス、充電インレットコネクタ及びバッテリの模式斜視図である。
図2は、一実施形態におけるワイヤハーネスの一部断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。
本開示のワイヤハーネスは、
[1]ソリッドコア導体と、前記ソリッドコア導体の端部に設けられる端子部と、を備えたワイヤハーネスであって、前記端子部は、前記ソリッドコア導体を構成する第1金属材料よりも硬い第2金属材料によって構成され、前記ソリッドコア導体に接続されている。
【0010】
同構成によれば、端子部は、ソリッドコア導体を構成する第1金属材料よりも硬い第2金属材料によって構成されるため、例えば、ボルト締結される際の座屈が抑制される。そして、ソリッドコア導体は、端子部を構成する第2金属材料よりも柔らかい第1金属材料によって構成されるため、容易に撓ませることができ、例えば、端子部をボルト締結する作業が容易となる。
(【0011】以降は省略されています)

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