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公開番号
2025059281
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-10
出願番号
2023169270
出願日
2023-09-29
発明の名称
回路ユニット
出願人
株式会社オートネットワーク技術研究所
,
住友電装株式会社
,
住友電気工業株式会社
代理人
弁理士法人笠井中根国際特許事務所
,
個人
,
個人
主分類
H02J
7/00 20060101AFI20250403BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】プリチャージ抵抗の搭載スペースの増大を抑制しつつ、突入電流の制御を安定して行うことができる、回路ユニットを開示する。
【解決手段】車載電源12と負荷14の間に接続される回路ユニット10であって、車載電源12と負荷14の間の通電と非通電の切替えを行うメインリレー18と、メインリレー18に並列に接続されたプリチャージ回路20を構成するプリチャージリレー22とプリチャージ抵抗24と、を含み、プリチャージ抵抗24がメタルクラッド抵抗器を用いて構成されており、メタルクラッド抵抗器の金属ケース54が、放熱対象80に熱的に接触する熱的接触部56を有している。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
車載電源と負荷の間に接続される回路ユニットであって、
前記車載電源と前記負荷の間の通電と非通電の切替えを行うメインリレーと、
前記メインリレーに並列に接続されたプリチャージ回路を構成するプリチャージリレーとプリチャージ抵抗と、を含み、
前記プリチャージ抵抗がメタルクラッド抵抗器を用いて構成されており、
前記メタルクラッド抵抗器の金属ケースが、放熱対象に熱的に接触する熱的接触部を有している、回路ユニット。
続きを表示(約 460 文字)
【請求項2】
前記メインリレーと、前記プリチャージリレーと、前記プリチャージ抵抗を保持する絶縁性ケースを有し、
前記絶縁性ケースは、前記メタルクラッド抵抗器の前記金属ケースの前記熱的接触部を、前記放熱対象に熱的に接触可能に露出する開口窓を有している、請求項1に記載の回路ユニット。
【請求項3】
前記金属ケースの前記熱的接触部が、弾性放熱シートまたはギャップフィラーを介して前記放熱対象に接触している、請求項1または請求項2に記載の回路ユニット。
【請求項4】
前記メタルクラッド抵抗器の前記熱的接触部が熱的に接触する前記放熱対象が、前記メインリレーに熱的に接触された放熱板である、請求項1または請求項2に記載の回路ユニット。
【請求項5】
前記メタルクラッド抵抗器の前記熱的接触部が熱的に接触する前記放熱対象が、前記車載電源の筐体を構成するとともに、内部に冷媒が流通する冷媒流路を有する金属板である、請求項1または請求項2に記載の回路ユニット。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、回路ユニットに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、車両に搭載される電池パック内に収納されて電池と負荷間の通電と非通電とを切り替える回路ユニットが開示されている。回路ユニットには、ケース内にリレーやセラミック抵抗であるプリチャージ抵抗が収納されている。プリチャージ抵抗は、プリチャージリレーと直列に接続されてリレーに並列に接続されるプリチャージ回路を構成する。プリチャージ回路は、車両負荷のコンデンサをプリチャージすることで、車両起動時に負荷(例えばインバータ回路)に流れる突入電流を制御し、コンデンサやリレー等の回路部品を保護する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2009-181737号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、近年の車両の高電圧化により、突入電流も大きくなっており、突入電流を制御するために必要なプリチャージ抵抗が複数必要になる場合が多い。一方、回路ユニットの小型化も要求されており、プリチャージ抵抗の搭載スペースを確保することが難しくなっている。
【0005】
そこで、プリチャージ抵抗の搭載スペースの増大を抑制しつつ、突入電流の制御を安定して行うことができる、回路ユニットを開示する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の回路ユニットは、車載電源と負荷の間に接続される回路ユニットであって、前記車載電源と前記負荷の間の通電と非通電の切替えを行うメインリレーと、前記メインリレーに並列に接続されたプリチャージ回路を構成するプリチャージリレーとプリチャージ抵抗と、を含み、前記プリチャージ抵抗がメタルクラッド抵抗器を用いて構成されており、前記メタルクラッド抵抗器の金属ケースが、放熱対象に熱的に接触する熱的接触部を有している、ものである。
【発明の効果】
【0007】
本開示の回路ユニットによれば、プリチャージ抵抗の搭載スペースの増大を抑制しつつ、突入電流の制御を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態1に係る回路ユニットを放熱対象に対して固定した状態で示す斜視図である。
図2は、図1に示された回路ユニットにおいて絶縁性ケースを構成するアッパケースを取り外した状態で示す斜視図である。
図3は、図2に示された回路ユニットにおける平面図である。
図4は、図3におけるIV-IV断面図である。
図5は、図3におけるV-V断面図である。
図6は、図1に示された回路ユニットを別の放熱対象に対して固定した状態で示す斜視図であって、絶縁性ケースを構成するアッパケースを取り外した状態で示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
<本開示の実施形態の説明>
最初に、本開示の実施態様を列記して説明する。
本開示の回路ユニットは、
(1)車載電源と負荷の間に接続される回路ユニットであって、前記車載電源と前記負荷の間の通電と非通電の切替えを行うメインリレーと、前記メインリレーに並列に接続されたプリチャージ回路を構成するプリチャージリレーとプリチャージ抵抗と、を含み、前記プリチャージ抵抗がメタルクラッド抵抗器を用いて構成されており、前記メタルクラッド抵抗器の金属ケースが、放熱対象に熱的に接触する熱的接触部を有している、ものである。
【0010】
本態様の回路ユニットによれば、車両起動時の突入電流を制御するプリチャージ回路のプリチャージ抵抗が、巻線抵抗器を絶縁して金属ケースに封入して構成されたメタルクラッド抵抗器を用いて構成されている。メタルクラッド抵抗器は、大電流に用いられるものであるため、従来のセラミック抵抗器のように抵抗器の数を増やすことなく大電流化に対応することができる。すなわち、メタルクラッド抵抗器を用いることで、プリチャージ抵抗の搭載スペースの増大を抑制し、あるいは、搭載スペースの削減を図りつつ、突入電流の制御を安定して行うことが可能となる。
(【0011】以降は省略されています)
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