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公開番号
2025055848
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-08
出願番号
2023165244
出願日
2023-09-27
発明の名称
基板用コネクタ
出願人
株式会社オートネットワーク技術研究所
,
住友電装株式会社
,
住友電気工業株式会社
代理人
弁理士法人グランダム特許事務所
主分類
H01R
13/41 20060101AFI20250401BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】端子金具の接続機能の信頼性低下を回避する。
【解決手段】基板用コネクタAは、端子収容室12を有するハウジング10と、第1端子金具40及び第2端子金具55と、ハウジング10とは別体部品である閉塞部材30とを備え、ハウジング10の後面10Rには、端子収容室12の後端が挿入口15として開口しており、第1端子金具40は、挿入口15から端子収容室12内に挿入される端子本体部41と、端子本体部41に形成された弾性接触片45と、端子本体部41から後方へ延出してハウジング10の外部に配置される第1基板接続部47とを有し、第2端子金具55は、端子本体部41と、弾性接触片45と、端子本体部41から後方へ延出してハウジング10の外部に配置される第2基板接続部56とを有し、閉塞部材30は挿入口15を閉塞するように配置されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
端子収容室を有するハウジングと、
金属板材からなる端子金具と、
前記ハウジングとは別体部品である閉塞部材とを備え、
前記ハウジングの後面には、前記端子収容室の後端が挿入口として開口しており、
前記端子金具は、
前記挿入口から前記端子収容室内に挿入される端子本体部と、
前記端子本体部に形成された弾性接触片と、
前記端子本体部から後方へ延出して前記ハウジングの外部に配置される基板接続部とを有し、
前記閉塞部材は、前記ハウジングを後方から視た背面視において、前記挿入口を閉塞するように配置されている基板用コネクタ。
続きを表示(約 550 文字)
【請求項2】
前記端子本体部は、後端が開放された角筒形をなしており、
前記基板接続部が、前記端子本体部を構成する4枚の板部のうちいずれか1枚の前記板部のみから後方へ延出し、
前記閉塞部材が、前記背面視において、前記端子本体部の後端の開口部を閉塞するように配置されている請求項1に記載の基板用コネクタ。
【請求項3】
前記閉塞部材は、前記ハウジングの前記後面と平行に配置されて前記挿入口を覆う板状部を有し、
前記ハウジングと前記閉塞部材には、互いに嵌合することによって、前記板状部を前記ハウジングの前記後面に対して面接触した状態、又は近接して平行に対向する状態に保持する保持部が形成されている請求項1又は請求項2に記載の基板用コネクタ。
【請求項4】
前記基板接続部の前端部は、前記いずれか1枚の板部の後端部に対して、前記端子本体部の外面側へずれた位置に配置されており、
前記閉塞部材が、前記背面視において、前記開口部の全体を閉塞している請求項2に記載の基板用コネクタ。
【請求項5】
前記基板接続部の前端部と、前記いずれか1枚の板部の後端部とが、クランク状に繋がっている請求項4に記載の基板用コネクタ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、基板用コネクタに関するものである。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、ハウジングと複数のプラグ端子を有し、回路基板に実装されるコネクタが開示されている。ハウジング内には、壁部によって区画された複数の空間が形成されている。プラグ端子は、空間内に収容される本体部と、本体部から後方へ延設された脚部と、脚部に連設されてケーブルに実装される実装片とを有する単一部品である。本体部はU字形断面の箱形形状をなし、本体部の前端部には、中継端子に対して弾性的に接触する接触片が配置されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-192612号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
空間の後端は、プラグ端子の本体部を挿入するための挿入口として開口している。U字形断面の本体部は、後端が開放された形状である。そのため、挿入口から空間内に異物が侵入した場合、その異物がプラグ端子の本体部の内部に侵入し、接触片に付着することが懸念される。接触片に異物が付着すると、中継端子と端子金具との接触に支障を来す虞がある。
【0005】
本開示の基板用コネクタは、上記のような事情に基づいて完成されたものであって、端子金具の接続機能の信頼性低下を回避することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の基板用コネクタは、
端子収容室を有するハウジングと、
金属板材からなる端子金具と、
前記ハウジングとは別体部品である閉塞部材とを備え、
前記ハウジングの後面には、前記端子収容室の後端が挿入口として開口しており、
前記端子金具は、
前記挿入口から前記端子収容室内に挿入される端子本体部と、
前記端子本体部に形成された弾性接触片と、
前記端子本体部から後方へ延出して前記ハウジングの外部に配置される基板接続部とを有し、
前記閉塞部材は、前記ハウジングを後方から視た背面視において、前記挿入口を閉塞するように配置されている。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、端子金具の接続機能の信頼性低下を回避できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施例1の基板用コネクタを斜め上後方から視た斜視図である。
図2は、基板用コネクタの側断面図である。
図3は、基板用コネクタの平断面図である。
図4は、基板用コネクタの組付け過程においてハウジングに第1端子金具と第2端子金具を取り付けた状態を斜め上後方から視た斜視図である。
図5は、基板用コネクタの組付け過程において図10の状態から閉塞部材を組み付けた状態を斜め上後方から視た斜視図である。
図6は、閉塞部材を斜め上後方から視た斜視図である。
図7は、閉塞部材を斜め上前方から視た斜視図である。
図8は、第1端子金具を斜め上後方から視た斜視図である。
図9は、第2端子金具を斜め上後方から視た斜視図である。
図10は、実施例2の基板用コネクタを斜め上後方から視た斜視図である。
図11は、閉塞部材をハウジングに取り付ける前の状態を斜め上後方から視た斜視図である。
図12は、基板用コネクタの側断面図である。
図13は、閉塞部材を斜め上後方から視た斜視図である。
図14は、第1端子金具を斜め上後方から視た斜視図である。
図15は、第2端子金具を斜め上後方から視た斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施形態を列記して説明する。下記の複数の実施形態を、矛盾を生じない範囲で任意に組み合わせたものも、発明を実施するための形態に含まれる。
本開示の基板用コネクタは、
(1)端子収容室を有するハウジングと、金属板材からなる端子金具と、前記ハウジングとは別体部品である閉塞部材とを備え、前記ハウジングの後面には、前記端子収容室の後端が挿入口として開口しており、前記端子金具は、前記挿入口から前記端子収容室内に挿入される端子本体部と、前記端子本体部に形成された弾性接触片と、前記端子本体部から後方へ延出して前記ハウジングの外部に配置される基板接続部とを有し、前記閉塞部材は、前記ハウジングを後方から視た背面視において、前記挿入口を閉塞するように配置されている。本開示の構成によれば、端子収容室の後端の開口である挿入口が、閉塞部材によって閉塞されているので、端子収容室内への異物の侵入を抑制し、弾性接触片に対する異物の付着を防止することが可能である。よって、端子金具の接続機能の信頼性低下を回避することができる。
【0010】
(2)前記端子本体部は、後端が開放された角筒形をなしており、前記基板接続部が、前記端子本体部を構成する4枚の板部のうちいずれか1枚の前記板部のみから後方へ延出し、前記閉塞部材が、前記背面視において、前記端子本体部の後端の開口部を閉塞するように配置されていることが好ましい。この構成によれば、異物が端子本体部の内部へ侵入することを抑制できる。
(【0011】以降は省略されています)
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