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公開番号
2025061511
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-10
出願番号
2025008128,2021037650
出願日
2025-01-21,2021-03-09
発明の名称
電源制御装置
出願人
住友電装株式会社
代理人
弁理士法人グランダム特許事務所
主分類
H02J
1/00 20060101AFI20250403BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】電圧変換部から所定経路を介して負荷に電力を供給するバックアップ動作中に、負荷への電流が大きく増大した場合であっても、上記所定経路の電圧の低下を抑え得る。
【解決手段】電源制御装置10は、電圧変換部30と、第1スイッチ51と、降圧部31とを備える。電圧変換部30は、第2導電路42と第3導電路43との間で電圧変換を行う。第1スイッチ51は、第1導電路41から第2導電路42へ電流が流れることを許容するオン状態と遮断するオフ状態とに切り替わる。降圧部31は、第3導電路43に印加された電圧を降圧して出力する降圧回路32を備える。降圧部31は、第2導電路42に印加された電圧が降圧回路32の出力電圧以下の所定値に達する程度に低下した場合に降圧回路32の出力電圧に基づく電流を第2導電路42に流す。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
電源部と、蓄電部と、前記電源部に基づく電力を負荷に供給する経路である第1電力路と、前記蓄電部に基づく電力を前記負荷に供給する経路である第2電力路と、を備えた電源システムに用いられる電源制御装置であって、
前記電源部に基づく電力が伝送される経路である第1導電路と、
前記第2電力路へ電力を伝送する経路であり、前記第2電力路と前記第1導電路との間に介在する第2導電路と、
前記蓄電部に電気的に接続される第3導電路と、
前記第2導電路と前記第3導電路との間で電圧変換を行う電圧変換部と、
前記第1導電路と前記第2導電路との間に設けられ、前記第1導電路から前記第2導電路へ電流が流れることを許容するオン状態と遮断するオフ状態とに切り替わるスイッチと、
前記第3導電路に印加された電圧を降圧して出力する降圧回路を備え、前記第2導電路に印加された電圧が前記降圧回路の出力電圧以下の所定値に達する程度に低下した場合に前記降圧回路の出力電圧に基づく電流を前記第2導電路に流す降圧部と、
を有する電源制御装置。
続きを表示(約 540 文字)
【請求項2】
前記降圧回路は、低ドロップアウトレギュレータである
請求項1に記載の電源制御装置。
【請求項3】
前記降圧部は、ダイオードを有し、
前記降圧回路によって出力される電圧が前記ダイオードのアノードに印加され、前記ダイオードのカソードが前記第2導電路に電気的に接続される
請求項1又は請求項2に記載の電源制御装置。
【請求項4】
前記スイッチ及び前記電圧変換部を制御する制御部を有し、
前記制御部は、第1制御と第2制御とを行い、
前記第1制御は、前記スイッチをオン状態としつつ前記電圧変換部に対し前記第2導電路に印加された電圧を降圧又は昇圧して前記第3導電路に出力電圧を印加させる第1変換動作を行わせる制御であり、
前記第2制御は、前記スイッチをオフ状態としつつ前記電圧変換部に対し前記第3導電路に印加された電圧を降圧又は昇圧して前記第2導電路に目標値の出力電圧を印加させる第2変換動作を行わせる制御であり、
前記目標値は、前記所定値よりも高い値であり、
前記降圧回路は、前記目標値よりも低い電圧を出力する
請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の電源制御装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、電源制御装置に関するものである。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、車両用電子制御ブレーキ電源システムが開示される。特許文献1に開示されるシステムにおいて、バックアップ電源は、第一のキャパシタと第二のキャパシタとを備える。第一のキャパシタは、車両のイグニションスイッチがオンされた場合に、オルタネータにより充電される。第二のキャパシタは、車両のイグニションスイッチがオフされた場合に、第一のキャパシタと並列に接続されて、第一のキャパシタに蓄積された電荷の一部を受領して充電される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2009-234489号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
車両に搭載される電源システムは、電源部(メインバッテリ等)から負荷へ電力が供給されなくなった電源失陥時に、上記電源部とは異なる蓄電部の電力を利用してバックアップ動作を行う。
【0005】
この種の電源システムでは、バックアップ動作時に、電圧変換部が蓄電部側から入力される電圧を所望の電圧に変換して出力し、負荷に電力を供給する。しかし、このような電圧変換が行われているときに負荷への突入電流などによって電流が急激に増大すると、電圧変換部の出力電圧が一時的に低下する虞がある。
【0006】
本開示は、電圧変換部から所定経路を介して負荷に電力を供給するバックアップ動作中に、負荷への電流が大きく増大した場合であっても、上記所定経路の電圧の低下を抑え得る技術を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の一つである電源制御装置は、
電源部と、蓄電部と、前記電源部に基づく電力を負荷に供給する経路である第1電力路と、前記蓄電部に基づく電力を前記負荷に供給する経路である第2電力路と、を備えた電源システムに用いられる電源制御装置であって、
前記電源部に基づく電力が伝送される経路である第1導電路と、
前記第2電力路へ電力を伝送する経路であり、前記第2電力路と前記第1導電路との間に介在する第2導電路と、
前記蓄電部に電気的に接続される第3導電路と、
前記第2導電路と前記第3導電路との間で電圧変換を行う電圧変換部と、
前記第1導電路と前記第2導電路との間に設けられ、前記第1導電路から前記第2導電路へ電流が流れることを許容するオン状態と遮断するオフ状態とに切り替わるスイッチと、
前記第3導電路に印加された電圧を降圧して出力する降圧回路を備え、前記第2導電路に印加された電圧が前記降圧回路の出力電圧以下の所定値に達する程度に低下した場合に前記降圧回路の出力電圧に基づく電流を前記第2導電路に流す降圧部と、
を有する。
【発明の効果】
【0008】
本開示に係る技術は、電圧変換部から所定経路を介して負荷に電力を供給するバックアップ動作中に、負荷への電流が大きく増大した場合であっても、上記所定経路の電圧の低下を抑え得る。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、第1実施形態の電源制御装置を含む車載システムの一例を概略的に示す回路図である。
図2は、第1実施形態の電源制御装置における降圧部等を具体的に例示する回路図である。
図3は、図1の車載システムにおいて、第1実施形態の電源制御装置が蓄電部の充電を行う場合の制御(第1制御)を説明する説明図である。
図4は、図1の車載システムにおいて、第1実施形態の電源制御装置がバックアップの準備を行う場合の制御(第2制御)を説明する説明図である。
図5は、図1の車載システムにおいて、第2制御中に電源失陥が生じた場合に、第2電力路から共通導電路に電流が流れつつ、降圧部から第2電力路へは電流が供給されない例について説明する説明図である。
図6は、図1の車載システムにおいて、第2制御中に電源失陥が生じた場合に、第2電力路から共通導電路に電流が流れつつ、降圧部から第2電力路へ電流が流れる例について説明する説明図である。
図7は、図1の車載システムにおいて、第1実施形態の電源制御装置がバックアップの準備を行う場合の制御(第3制御)を説明する説明図である。
図8は、図1の車載システムにおいて、第3制御中に電源失陥が生じた場合に、第2電力路から共通導電路に電流が流れつつ、降圧部から第2導電路へは電流が供給されない例について説明する説明図である。
図9は、図1の車載システムにおいて、第3制御中に電源失陥が生じた場合に、第2電力路から共通導電路に電流が流れつつ、降圧部から第2導電路へ電流が流れる例について説明する説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
[本開示の実施形態の説明]
以下では、本開示に係る実施形態が列記されて例示される。なお、以下で例示される〔1〕~〔4〕の特徴は、矛盾しない組み合わせでどのように組み合わされてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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