TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025069384
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-30
出願番号2025017445,2022030753
出願日2025-02-05,2022-03-01
発明の名称電線付きコネクタ
出願人住友電装株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類H01R 13/66 20060101AFI20250422BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】小型化可能で、かつ、パワー端子の温度が把握可能な電線付きコネクタを提供することを目的とする。
【解決手段】電線付きコネクタ10は、パワー端子20Pと、電力線30Pと、電力線30Pに取り付けられるサーミスタ42と、ハウジング50と、パワー端子20P及び電力線30Pの一部を覆うリテーナ60と、を備える。また、電線付きコネクタ10は、電力線接続部22とサーミスタ42とを覆う止水部材36をさらに備える。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
外部コネクタと嵌合する電線付きコネクタであって、
一端側から前記外部コネクタの端子が接続される接続部分と、前記接続部分の他端側に設けられた電力線接続部とを有するパワー端子と、
前記パワー端子の前記電力線接続部に接続された電力線と、
前記電力線に取り付けられ、前記電力線の温度を検知するサーミスタと、
前記外部コネクタの挿抜される開口部と、前記外部コネクタの挿抜方向から見た場合に前記開口部の内側に配置されており前記パワー端子を収容する端子収容部と、を有するハウジングと、
を備える、電線付きコネクタ。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
請求項1に記載の電線付きコネクタであって、
前記接続部分は、前記外部コネクタの端子が挿入される筒部である、電線付きコネクタ。
【請求項3】
請求項1又は請求項2に記載の電線付きコネクタであって、
前記電力線接続部と前記サーミスタとを覆う止水部材をさらに備える、電線付きコネクタ。
【請求項4】
請求項1から請求項3のいずれか一つに記載の電線付きコネクタであって、
前記挿抜方向に沿って前記ハウジングの内側に取付けられ、前記ハウジングと共に前記パワー端子を保持し、前記パワー端子及び前記電力線の一部を覆うリテーナをさらに備える電線付きコネクタ。
【請求項5】
請求項4に記載の電線付きコネクタであって、
前記ハウジングにおける前記開口部から前記リテーナにおける前記電力線を覆う空間まで、前記端子収容部を介して液体が流通可能に連通する、電線付きコネクタ。
【請求項6】
請求項3に記載の電線付きコネクタであって、
前記挿抜方向に沿って前記ハウジングの内側に取付けられ、前記ハウジングと共に前記パワー端子を保持し、前記パワー端子及び前記電力線の一部を覆うリテーナをさらに備え、
前記サーミスタは、前記挿抜方向において、前記リテーナと重なる位置で配置され、
前記止水部材の前記挿抜方向の内側端部が、前記リテーナの内部に位置し、
前記電力線は、前記挿抜方向において、前記リテーナよりも内側方向で曲げ部を有する、電線付きコネクタ。
【請求項7】
請求項3に記載の電線付きコネクタであって、
前記パワー端子は、前記接続部分と前記電力線接続部との間に抜け止め部を有し、
前記止水部材の前記挿抜方向の外側端部は、前記挿抜方向において、前記抜け止め部よりも内側に配置される、電線付きコネクタ。
【請求項8】
請求項3又は請求項7に記載の電線付きコネクタであって、
前記止水部材は熱収縮チューブである、電線付きコネクタ。
【請求項9】
請求項8に記載の電線付きコネクタであって、
前記熱収縮チューブは、前記電力線に仮止め部材で仮止めされた前記サーミスタを覆うように取り付けられる、電線付きコネクタ。
【請求項10】
請求項1から請求項9のいずれか一つに記載の電線付きコネクタであって、
前記ハウジングは、前記端子収容部の上方に、シグナル端子を収容するシグナル端子収容部をさらに有し、
前記サーミスタは、前記電力線の下方に取り付けられる、電線付きコネクタ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、電線付きコネクタに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1は、端子金具を開示している。特許文献1に記載の端子金具は、湿度、振動および/または温度を検知するセンサを端子金具の外面上に取り付けている。センサは、端子金具の外面上へ、収縮チューブによって機械的に取り付けられる。このようにして、センサは、端子金具の外面と収縮チューブとの間に挟まれて固定される。
【0003】
また、特許文献2は、車両に搭載される給電側のコネクタを開示している。特許文献2に記載のコネクタは、一対の端子と、端子それぞれに取り付けられる温度センサと、を有している。温度センサは、例えば熱収縮チューブ等によって、端子における電力線接続部の外面上に密着した状態に固定される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特表2019-500733号公報
特開2021-125341号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、特に車両に搭載されるコネクタにおいて、近年更なる小型化が要請されている。このため、コネクタに付属される部品は極力省略されてきた。一方で、端子金具の温度は、電力供給システムの状態との関係性が高い。そのため、端子金具の温度を把握することは必要とされていた。
【0006】
そこで、小型化可能で、かつ、パワー端子の温度が把握可能な電線付きコネクタを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の電線付きコネクタは、外部コネクタと嵌合する電線付きコネクタであって、一端側から前記外部コネクタの端子が接続される接続部分と、前記接続部分の他端側に設けられた電力線接続部とを有するパワー端子と、前記パワー端子の前記電力線接続部に接続された電力線と、前記電力線に取り付けられ、前記電力線の温度を検知するサーミスタと、前記外部コネクタの挿抜される開口部と、前記外部コネクタの挿抜方向から見た場合に前記開口部の内側に配置されており前記パワー端子を収容する端子収容部と、を有するハウジングと、を備える、電線付きコネクタである。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、小型化可能で、かつ、パワー端子の温度が把握可能な電線付きコネクタを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は実施形態1にかかる電線付きコネクタ及びその組付態様を示す平面図である。
図2は実施形態1にかかる電線付きコネクタを示す背面図である。
図3は図2のIII-III線に沿った断面図である。
図4は図2のIV-IV線に沿った断面図である。
図5は図2のV-V線に沿った断面図である。
図6は電線付きコネクタの概略分解斜視図である。
図7はパワー端子と電力線とが一体化した端子付き電力線を示す平面図である。
図8は端子付き電力線を製造する様子を説明する斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

住友電装株式会社
コネクタ
2日前
住友電装株式会社
コネクタ
25日前
住友電装株式会社
コネクタ
24日前
住友電装株式会社
コネクタ
24日前
住友電装株式会社
コネクタ
25日前
住友電装株式会社
コネクタ
10日前
住友電装株式会社
端子金具
10日前
住友電装株式会社
コネクタ
25日前
住友電装株式会社
車載電源装置
11日前
住友電装株式会社
センサ部材、及びセンサ部材の製造方法
25日前
トヨタ自動車株式会社
車載空調システム
26日前
株式会社オートネットワーク技術研究所
コネクタ
10日前
株式会社オートネットワーク技術研究所
コネクタ
10日前
株式会社オートネットワーク技術研究所
電気接続箱
19日前
株式会社オートネットワーク技術研究所
電気接続箱
3日前
株式会社オートネットワーク技術研究所
回路ユニット
3日前
株式会社オートネットワーク技術研究所
回路ユニット
24日前
株式会社オートネットワーク技術研究所
コネクタ装置
10日前
株式会社オートネットワーク技術研究所
基板用コネクタ
26日前
住友電装株式会社
コネクタ
17日前
株式会社オートネットワーク技術研究所
ワイヤーハーネス
18日前
住友電装株式会社
プロテクタ
10日前
住友電装株式会社
電源制御装置
24日前
住友電装株式会社
充電コネクタ
23日前
住友電装株式会社
シールド端子
23日前
住友電装株式会社
ワイヤハーネス
23日前
株式会社オートネットワーク技術研究所
端子金具およびコネクタ
26日前
住友電装株式会社
電線付きコネクタ
4日前
株式会社オートネットワーク技術研究所
雌端子および端子ユニット
12日前
住友電装株式会社
電線カバー及び配線部材
23日前
住友電装株式会社
コネクタ及びコネクタ装置
10日前
住友電装株式会社
回路構成体、及び電気接続箱
23日前
住友電装株式会社
回路構成体、及び電気接続箱
12日前
住友電装株式会社
電線保護材、及びワイヤハーネス
24日前
株式会社オートネットワーク技術研究所
車載システム、中継装置、及び中央中継装置
19日前
株式会社オートネットワーク技術研究所
車載装置、更新処理方法、及び車載更新システム
6日前
続きを見る