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公開番号
2025014724
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-30
出願番号
2023117508
出願日
2023-07-19
発明の名称
コネクタ、および端子
出願人
住友電装株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
H01R
13/40 20060101AFI20250123BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】コネクタ接続の作業性向上と端子本体の強度向上とを両立できるコネクタ、および端子を提供する。
【解決手段】コネクタは、電線の先端に固定される端子2を有する。端子2は、相手コネクタの相手端子が開口29から挿入される筒部30を有する端子本体26を有する。端子2は、筒部30に挿入された相手端子を端子本体26に導通させるばね状の弾性片39を、筒部30の内部に有する。弾性片39は、筒部30の支持壁28にかしめ固定されるかしめ固定部41を有する。かしめ固定部41は、弾性片本体40の両端のうち、開口29に近い方の端部に配置されている。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
先端に端子を有する電線と、相手コネクタが接続された場合に前記相手コネクタの相手端子が前記端子に電気接続されるコネクタ本体と、を備えるコネクタであって、
前記端子は、前記相手端子が開口から挿入される筒部を有する端子本体と、前記筒部の内部に配置されるとともに、前記筒部に挿入された前記相手端子を前記端子本体に導通させるばね状の弾性片と、を有し、
前記弾性片は、前記筒部の支持壁にかしめ固定されるかしめ固定部を有し、
前記かしめ固定部は、弾性片本体の両端のうち、前記開口に近い方の端部に配置されている、コネクタ。
続きを表示(約 900 文字)
【請求項2】
前記弾性片本体は、中央が隆起するとともに両端が前記支持壁の内面に接触する弓形に形成されている、請求項1に記載のコネクタ。
【請求項3】
前記筒部は、前記コネクタのランスと係合するランス係合部を有し、
前記かしめ固定部は、前記ランス係合部の内部に設けられた前記支持壁に取付けられることにより、前記ランス係合部の内側に配置されている、請求項1に記載のコネクタ。
【請求項4】
前記支持壁は、前記かしめ固定部を引っ掛けるために切り欠き形成された係合溝を有する、請求項1に記載のコネクタ。
【請求項5】
前記かしめ固定部は、前記弾性片本体の幅方向両側に設けられた一対の固定片であって、かしめによって前記支持壁を挟み込むように係合されている、請求項1に記載のコネクタ。
【請求項6】
前記弾性片は、前記かしめ固定部よりも前記開口に近い位置に配置されるとともに前記支持壁の内面に接触するように形成された延設部を有する、請求項1に記載のコネクタ。
【請求項7】
前記弾性片は、前記端子本体よりも厚く形成されている、請求項1に記載のコネクタ。
【請求項8】
前記筒部は、前記端子本体の複数の壁部が周方向に順に連なって配置されることにより、筒状に形成され、
前記支持壁は、前記筒部の内部に配置されている、請求項1に記載のコネクタ。
【請求項9】
コネクタに取付けられた電線の先端に固定され、前記コネクタと相手コネクタとが接続された場合に、前記相手コネクタの相手端子と電気接続される端子であって、
前記相手端子が開口から挿入される筒部を有する端子本体と、前記筒部の内部に配置されるとともに、前記筒部に挿入された前記相手端子を前記端子本体に導通させるばね状の弾性片と、を有し、
前記弾性片は、前記筒部の支持壁にかしめ固定されるかしめ固定部を有し、
前記かしめ固定部は、弾性片本体の両端のうち、前記開口に近い方の端部に配置されている、端子。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、コネクタ、および端子に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、特許文献1に開示されるように、複数の端子と、複数の端子をそれぞれ保持する複数の端子保持部を有するハウジングと、を備えるコネクタが周知である。これら端子は、筒部を有する端子本体と、筒部内に位置するように筒部にかしめ固定された弾性片と、を備える。端子本体は、弾性片を筒部に固定するのに用いる一対のかしめ部を有する。一対のかしめ部が弾性片を覆うように塑性変形されることにより、弾性片が筒部に固定される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-33945号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、端子本体にかしめ部が設けられる構造の場合、弾性片の両端のうち、筒部の奥まった位置に配置された端部に、かしめ部が存在することになる。この場合、相手端子が筒部に挿入されるときには、挿入時の弾性片の変形がかしめ部で支持されるため、挿入荷重がかしめ部に集中する。このため、弾性片が撓み難くなるため、コネクタ接続の際に挿入の力を加える必要がある。よって、コネクタ接続の作業性がよくないという懸念があった。
【0005】
また、端子本体にかしめ部を設ける構造の場合、例えば、端子本体の一部に切込を入れるとともに、その切込部分を折り曲げて弾性片にかしめることにより、弾性片が端子本体に固定される。しかし、この構造の場合、かしめ加工後、端子本体には、折り曲げ前のかしめ部があった箇所に孔が形成されてしまう。よって、孔の存在により端子本体の強度が低下する懸念もあった。
【0006】
本開示の目的は、コネクタ接続の作業性向上と端子本体の強度向上とを両立できるコネクタ、および端子を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前記課題を解決するコネクタは、先端に端子を有する電線と、相手コネクタが接続された場合に前記相手コネクタの相手端子が前記端子に電気接続されるコネクタ本体と、を備える構成であって、前記端子は、前記相手端子が開口から挿入される筒部を有する端子本体と、前記筒部の内部に配置されるとともに、前記筒部に挿入された前記相手端子を前記端子本体に導通させるばね状の弾性片と、を有し、前記弾性片は、前記筒部の支持壁にかしめ固定されるかしめ固定部を有し、前記かしめ固定部は、弾性片本体の両端のうち、前記開口に近い方の端部に配置されている。
【発明の効果】
【0008】
本開示は、コネクタ接続の作業性向上と端子本体の強度向上とを両立できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、コネクタの分解斜視図である。
図2は、コネクタの内部構造を示す縦断面図である。
図3は、端子の斜視図である。
図4は、端子の先端部分を拡大した斜視図である。
図5は、図4に示すV-V線断面図である。
図6は、図4に示すVI-VI線断面図である。
図7は、図4に示すVII-VII線断面図である。
図8は、端子本体母材の平面図である。
図9は、弾性片母材の平面図である。
図10(a)、図10(b)は、プレス加工の説明図である。
図11は、従来の端子の構造を示す縦断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。
[1]本開示のコネクタは、先端に端子を有する電線と、相手コネクタが接続された場合に前記相手コネクタの相手端子が前記端子に電気接続されるコネクタ本体と、を備える構成であって、前記端子は、前記相手端子が開口から挿入される筒部を有する端子本体と、前記筒部の内部に配置されるとともに、前記筒部に挿入された前記相手端子を前記端子本体に導通させるばね状の弾性片と、を有し、前記弾性片は、前記筒部の支持壁にかしめ固定されるかしめ固定部を有し、前記かしめ固定部は、弾性片本体の両端のうち、前記開口に近い方の端部に配置されている。
(【0011】以降は省略されています)
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