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公開番号2025001420
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-08
出願番号2023101008
出願日2023-06-20
発明の名称扁平ワイヤーハーネスの配置構造
出願人住友電装株式会社,トヨタ自動車株式会社,株式会社豊田自動織機
代理人個人,個人,個人,個人
主分類B60R 16/02 20060101AFI20241225BHJP(車両一般)
要約【課題】幹線部から分岐した枝線部が周辺部材と干渉することを抑制できる技術を提供することを目的とする。
【解決手段】扁平ワイヤーハーネスの配置構造20において、扁平ワイヤーハーネス30が車両におけるリインフォースメント11に沿って配置されている。扁平ワイヤーハーネス30は、幹線部31と枝線部44とを備える。車両10において、分岐位置における第1縁部39の側方には第1周辺部材50が位置する。枝線部44は、幹線部31の第2縁部40又は幅方向に沿った中間部から延び出て、第1縁部39に向けて延びる。幹線部31の主面に垂直な方向から見たときに枝線部44の一部が幹線部31と重なっている。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
車両におけるリインフォースメントに沿って扁平ワイヤーハーネスが配置された扁平ワイヤーハーネスの配置構造であって、
前記扁平ワイヤーハーネスは、扁平に形成されると共に前記リインフォースメントの長手方向に沿って延びる幹線部と、前記幹線部から分岐した枝線部とを備え、
前記幹線部において、長手方向に沿って前記枝線部が分岐する位置を分岐位置とすると共に、幅方向に沿って一方側及び他方側の縁部を第1縁部及び第2縁部とし、
前記車両において、前記分岐位置における前記第1縁部の側方には第1周辺部材が位置し、
前記枝線部は、前記幹線部の前記第2縁部又は前記幅方向に沿った中間部から延び出て、前記第1縁部に向けて延び、
前記幹線部の主面に垂直な方向から見たときに前記枝線部の一部が前記幹線部と重なっている、扁平ワイヤーハーネスの配置構造。
続きを表示(約 960 文字)【請求項2】
請求項1に記載の扁平ワイヤーハーネスの配置構造であって、
前記枝線部の端部にコネクタが設けられ、
前記幹線部の主面に垂直な方向から見たときに前記コネクタは前記幹線部と重なる位置で相手コネクタと接続される、扁平ワイヤーハーネスの配置構造。
【請求項3】
請求項2に記載の扁平ワイヤーハーネスの配置構造であって、
前記相手コネクタは前記扁平ワイヤーハーネスとは別のワイヤーハーネスの端部に設けられており、
前記コネクタと前記相手コネクタとが嵌合したコネクタ対が前記幹線部に支持されている、扁平ワイヤーハーネスの配置構造。
【請求項4】
請求項1に記載の扁平ワイヤーハーネスの配置構造であって、
前記枝線部の端部にコネクタが設けられ、
前記枝線部は前記幹線部を横切って前記第1縁部よりも側方まで延びており、
前記コネクタは前記第1縁部よりも側方で相手コネクタと接続される、扁平ワイヤーハーネスの配置構造。
【請求項5】
請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の扁平ワイヤーハーネスの配置構造であって、
前記枝線部が前記第2縁部から延び出る、扁平ワイヤーハーネスの配置構造。
【請求項6】
請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の扁平ワイヤーハーネスの配置構造であって、
前記車両において、前記分岐位置における前記第2縁部の側方には第2周辺部材が位置し、
前記枝線部は、前記幹線部の前記幅方向に沿った前記中間部から延び出ている、扁平ワイヤーハーネスの配置構造。
【請求項7】
請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の扁平ワイヤーハーネスの配置構造であって、
前記リインフォースメントは、前記車両のインストルメントパネルの内部において前記車両の左右方向に延び、
前記リインフォースメントには前記リインフォースメントから側方に突出するようにブラケットが設けられ、
前記分岐位置における前記幹線部は、前記幅方向が水平方向に対して傾斜する方向に沿う姿勢で前記ブラケットに支持されている、扁平ワイヤーハーネスの配置構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、扁平ワイヤーハーネスの配置構造に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、扁平な配線部材がリインフォースメントに取付けられた配線部材の取付構造が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-196101号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
扁平ワイヤーハーネスが幹線部から分岐した枝線部を有することがある。当該枝線部が周辺部材と干渉することを抑制できることが望まれている。
【0005】
そこで、幹線部から分岐した枝線部が周辺部材と干渉することを抑制できる技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の扁平ワイヤーハーネスの配置構造は、車両におけるリインフォースメントに沿って扁平ワイヤーハーネスが配置された扁平ワイヤーハーネスの配置構造であって、前記扁平ワイヤーハーネスは、扁平に形成されると共に前記リインフォースメントの長手方向に沿って延びる幹線部と、前記幹線部から分岐した枝線部とを備え、前記幹線部において、長手方向に沿って前記枝線部が分岐する位置を分岐位置とすると共に、幅方向に沿って一方側及び他方側の縁部を第1縁部及び第2縁部とし、前記車両において、前記分岐位置における前記第1縁部の側方には第1周辺部材が位置し、前記枝線部は、前記幹線部の前記第2縁部又は前記幅方向に沿った中間部から延び出て、前記第1縁部に向けて延び、前記幹線部の主面に垂直な方向から見たときに前記枝線部の一部が前記幹線部と重なっている、扁平ワイヤーハーネスの配置構造である。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、幹線部から分岐した枝線部が周辺部材と干渉することを抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は実施形態1にかかる扁平ワイヤーハーネスの配置構造が組込まれた車両の一部を示す概略側面図である。
図2は図1の矢視A1から見た図である。
図3は図2のIII-III線に沿った断面図である。
図4は扁平ワイヤーハーネスの配置構造の第1変形例を示す図である。
図5は図4のV-V線に沿った断面図である。
図6は扁平ワイヤーハーネスの配置構造の第2変形例を示す図である。
図7は図6のVII-VII線に沿った断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。
【0010】
本開示の扁平ワイヤーハーネスの配置構造は、次の通りである。
(【0011】以降は省略されています)

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