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公開番号2024168210
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-05
出願番号2023084690
出願日2023-05-23
発明の名称コネクタ
出願人住友電装株式会社
代理人弁理士法人グランダム特許事務所
主分類H01R 24/50 20110101AFI20241128BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】外導体とハウジングとの組み付け性に優れたコネクタを提供する。
【解決手段】コネクタは、絶縁性の誘電体13を介して内導体11を包囲する導電性の外導体12と、外導体12に連結される絶縁性のハウジング14と、を備える。外導体12は、前端部に、引掛部35を有し、ハウジング14は、後端部に、被引掛部57を有している。引掛部35の後面は、被引掛部57の前面に対向して配置される。引掛部35の後面には、被引掛部57の前面に接触可能なリブ状の接触部36が形成されている。
【選択図】図13
特許請求の範囲【請求項1】
導電性の内導体と、
前記内導体との間に絶縁性の誘電体を介して前記内導体を包囲する導電性の外導体と、
前記外導体に連結される絶縁性のハウジングと、を備え、
前記外導体は、前端部に、引掛部を有し、
前記ハウジングは、後端部に、被引掛部を有し、
前記引掛部の後面は、前記被引掛部の前面に対向して配置され、
前記引掛部の後面と前記被引掛部の前面のいずれか一方には、他方に接触可能なリブ状の接触部が形成されている、コネクタ。
続きを表示(約 610 文字)【請求項2】
前記一方は、前記引掛部の後面であり、前記他方は、前記被引掛部の前面である、請求項1に記載のコネクタ。
【請求項3】
前記外導体は、前後方向と交差する第1方向を向く第1面を有し、
前記ハウジングは、前記第1方向とは反対側の第2方向を向く第2面を有し、
前記引掛部は、前記第1面より前記第1方向に突出する形状であり、
前記被引掛部は、前記第2面より前記第2方向に突出する形状であり、
前記接触部は、前記引掛部の後面において前記第1面より前記第1方向に延びる形状である、請求項2に記載のコネクタ。
【請求項4】
前記接触部の前記第1方向と直交する断面形状は、曲面形状である、請求項3に記載のコネクタ。
【請求項5】
前記ハウジングは、前記後端部の後面から後方に突出する突部を有し、
前記外導体は、前記前端部の前面に前記突部を受ける凹部を有し、
前記突部は、少なくとも先端外周部における前記第1方向を向く縁部に、前記被引掛部に向けて傾斜したガイド面を有している、請求項3または請求項4に記載のコネクタ。
【請求項6】
前記突部の前記先端外周部は、前記ガイド面と隣接する部位に面取り部を有し、
前記ガイド面の傾斜長さは、前記面取り部の傾斜長さよりも長く形成されている、請求項5に記載のコネクタ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、コネクタに関する。
続きを表示(約 2,400 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1に開示されたコネクタは、コーディングハウジングと、コーディングハウジングに連結されるプラグボディと、を備えている。コーディングハウジングには、前方からコンパチブルコネクタが嵌合される。コーディングハウジングおよびプラグボディは、それぞれ、上下方向に延びるガイドレールを有している。コーディングハウジングは、プラグボディに対して上方から双方のガイドレールに沿って移動して圧入状態で装着される。プラグボディは、コンタクトボディを介して内部導体部を包囲する外導体である。このような外導体を備えたコネクタは、特許文献2,3にも開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-71272号公報
特開2023-21590号公報
登録実用新案第3233846号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1において、例えば、コーディングハウジングおよびプラグボディの各々のガイドレールが緊密に接触して圧入されると、プラグボディに対するコーディングハウジングの組み付けの作業性が悪化するという事情がある。逆に、各々のガイドレール間に隙間が形成されると、プラグボディに対してコーディングハウジングがガタ付く可能性がある。このため、特許文献1の構成は、各々のガイドレールの位置関係を厳密に設定する必要があり、組み付け性の難点が大きいという問題がある。
【0005】
そこで、本開示は、外導体とハウジングとの組み付け性に優れたコネクタを提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示のコネクタは、導電性の内導体と、前記内導体との間に絶縁性の誘電体を介して前記内導体を包囲する導電性の外導体と、前記外導体に連結される絶縁性のハウジングと、を備え、前記外導体は、前端部に、引掛部を有し、前記ハウジングは、後端部に、被引掛部を有し、前記引掛部の後面は、前記被引掛部の前面に対向して配置され、前記引掛部の後面と前記被引掛部の前面のいずれか一方には、他方に接触可能なリブ状の接触部が形成されている、コネクタである。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、外導体とハウジングとの組み付け性に優れたコネクタを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態1のコネクタの分解斜視図である。
図2は、実施形態1のコネクタを内導体および誘電体を有する部分で切断した側断面図である。
図3は、実施形態1のコネクタを突部および凹部を有する部分で切断した側断面図である。
図4は、実施形態1のコネクタの底面図である。
図5は、実施形態1のコネクタの正面図である。
図6は、実施形態1のコネクタにおける外導体の正面図である。
図7は、実施形態1のコネクタにおける外導体の背面図である。
図8は、実施形態1のコネクタにおけるハウジングの正面図である。
図9は、実施形態1のコネクタにおけるハウジングの背面図である。
図10は、実施形態1のコネクタにおける突部の拡大斜視図である。
図11は、実施形態1のコネクタにおけるハウジングの底面図である。
図12は、実施形態1のコネクタにおいて、外導体をハウジングに組み付ける直前の状態を示す側面図である。
図13は、実施形態1のコネクタにおいて、外導体をハウジングに組み付ける過程で、凹部の開口縁部が突部のガイド面に接触し、引掛部が抜き孔に進入した状態を示す拡大側断面図である。
図14は、実施形態1のコネクタにおいて、外導体をハウジングに組み付けた状態を示す側断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。
本開示のコネクタは、
(1)導電性の内導体と、前記内導体との間に絶縁性の誘電体を介して前記内導体を包囲する導電性の外導体と、前記外導体に連結される絶縁性のハウジングと、を備え、前記外導体は、前端部に、引掛部を有し、前記ハウジングは、後端部に、被引掛部を有し、前記引掛部の後面は、前記被引掛部の前面に対向して配置され、前記引掛部の後面と前記被引掛部の前面のいずれか一方には、他方に接触可能なリブ状の接触部が形成されている。
引掛部の後面と被引掛部の前面とが対向し、一方のリブ状の接触部が他方に接触することにより、引掛部の後面と被引掛部の前面との間に隙間が生じるのを回避した状態で、外導体とハウジングとを組み付けることができる。
【0010】
(2)上記(1)に記載のコネクタにおいて、前記一方は、前記引掛部の後面であり、前記他方は、前記被引掛部の前面であることが好ましい。
引掛部を有する外導体が導電性であって、例えば、金属製の剛体によって構成され、被引掛部を有するハウジングが絶縁性であって、例えば、合成樹脂製の成形体によって構成される。金属製の引掛部の接触部が合成樹脂製の被引掛部の前面に接触する際に、被引掛部を弾性変形させ、あるいは被引掛部の前面に接触部を食い込ませることができる。よって、上記(2)の構成は、引掛部の後面から突出する接触部の突出量を調整することができ、外導体とハウジングとを適度な保持力で組み付けることができる。
(【0011】以降は省略されています)

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