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公開番号
2024172958
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-12
出願番号
2023091042
出願日
2023-06-01
発明の名称
車載制御装置、制御方法、及び制御プログラム
出願人
株式会社オートネットワーク技術研究所
,
住友電装株式会社
,
住友電気工業株式会社
,
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人サンクレスト国際特許事務所
主分類
B60R
16/023 20060101AFI20241205BHJP(車両一般)
要約
【課題】車載装置の異常の誤検知を回避する。
【解決手段】
車載制御装置は、稼働状態とスリープ状態とを切替可能な車載装置とネットワークを介して接続された車載制御装置であって、前記車載装置の異常を検知する異常検知部と、前記車載装置が属するクラスタの状態に基づいて、前記車載装置がスリープ状態であるか否かを判定する判定部と、前記車載装置がスリープ状態である場合、前記異常検知部による異常の検知を無効化する制御部と、を備える。
【選択図】図8
特許請求の範囲
【請求項1】
稼働状態とスリープ状態とを切替可能な車載装置とネットワークを介して接続された車載制御装置であって、
前記車載装置の異常を検知する異常検知部と、
前記車載装置が属するクラスタの状態に基づいて、前記車載装置がスリープ状態であるか否かを判定する判定部と、
前記車載装置がスリープ状態である場合、前記異常検知部による異常の検知を無効化する制御部と、
を備える、
車載制御装置。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記判定部は、前記車載制御装置が前記クラスタに属する場合、前記車載制御装置が保持する前記クラスタの状態に基づいて、前記車載装置がスリープ状態であるか否かを判定する、
請求項1に記載の車載制御装置。
【請求項3】
前記判定部は、前記車載制御装置が前記クラスタに属しない場合、前記クラスタを制御するために前記ネットワークを伝送される制御メッセージにおいて指定された前記クラスタの状態に基づいて、前記車載装置がスリープ状態であるか否かを判定する、
請求項1に記載の車載制御装置。
【請求項4】
前記車載装置が第1クラスタ及び第2クラスタに属する場合、前記判定部は、前記第1クラスタの状態及び前記第2クラスタの状態に基づいて、前記車載装置がスリープ状態か否かを判定する、
請求項1に記載の車載制御装置。
【請求項5】
前記判定部は、クラスタと車載装置との対応関係を示すテーブルによって、前記車載装置が属するクラスタを特定し、特定された前記クラスタの状態に基づいて、前記車載装置がスリープ状態か否かを判定する、
請求項1に記載の車載制御装置。
【請求項6】
前記クラスタの状態は、動作状態と停止状態とを含み、
前記判定部は、前記クラスタの状態が停止状態である場合に、前記車載装置がスリープ状態であると判定する、
請求項1に記載の車載制御装置。
【請求項7】
前記異常検知部は、前記ネットワークを通じた前記車載装置の通信状態に基づいて、前記車載装置の異常を検知する、
請求項1に記載の車載制御装置。
【請求項8】
前記車載制御装置が前記クラスタに属し、且つ、前記クラスタが前記停止状態である場合に、前記車載制御装置は稼働状態を維持する、
請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の車載制御装置。
【請求項9】
稼働状態とスリープ状態とを切替可能な車載装置とネットワークを介して接続された車載制御装置によって用いられる制御方法であって、
前記車載装置が属するクラスタの状態に基づいて、前記車載装置がスリープ状態であるか否かを判定するステップと、
前記車載装置がスリープ状態である場合、前記車載装置の異常を検知する異常検知機能を無効化するステップと、
を含む、
制御方法。
【請求項10】
稼働状態とスリープ状態とを切替可能な車載装置とネットワークを介して接続された車載制御装置によって実行される制御プログラムであって、
コンピュータに、
前記車載装置が属するクラスタの状態に基づいて、前記車載装置がスリープ状態であるか否かを判定するステップと、
前記車載装置がスリープ状態である場合、前記車載装置の異常を検知する異常検知機能を無効化するステップと、
を実行させるための、
制御プログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、車載制御装置、制御方法、及び制御プログラムに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
車両には、エンジン、トランスミッション等を制御する制御系ECU(Electronic Control Unit)、ヘッドライト、パワーウインドウ等を制御するボディ系ECU、ナビゲーション装置、マルチメディア機器等の情報系ECU等、多種の車載装置が搭載される。
【0003】
従来、各車載装置をネットワークにて接続する車載システムにおいて、車載装置の異常を検知することが行われている(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
ところで、近年、車載システムにおいて、例えば機能(サービス)毎に車載装置をPNC(Partial Network Cluster)と呼ばれるクラスタに分け、サービスの実行に用いられるPNCの車載装置をウェイクアップさせ、その他のPNCの車載装置をスリープさせるパーシャルネットワーク機能が発展してきた。パーシャルネットワーク機能は、ISO(International Organization for Standardization) 11898-6において規格化されている。
【0005】
ECU間では、ネットワークマネジメントメッセージ(NMメッセージ)を用いて、PNCの要求及び開放情報が送受信される。NMメッセージには、各PNCの要求又は開放の状態を示すPN(Partial Network)情報が含まれる。要求されたPNCに対応する車載装置はウェイクアップし、開放されたPNCに対応する車載装置はスリープする。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2003-276527号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
スリープ状態の車載装置は通信を行うことができない。このため、スリープ状態の車載装置を異常であると誤検知するおそれがある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本開示の一態様に係る車載制御装置は、稼働状態とスリープ状態とを切替可能な車載装置とネットワークを介して接続された車載制御装置であって、前記車載装置の異常を検知する異常検知部と、前記車載装置が属するクラスタの状態に基づいて、前記車載装置がスリープ状態であるか否かを判定する判定部と、前記車載装置がスリープ状態である場合、前記異常検知部による異常の検知を無効化する制御部と、を備える。
【0009】
本開示は、上記のような特徴的な構成を備える車載制御装置、前記車載制御装置における特徴的な処理をステップとする制御方法、及び前記車載制御装置に特徴的な処理を実行させるための制御プログラムとして実現することができるだけでなく、前記車載制御装置を含む車載システムとして実現したり、前記車載制御装置の一部又は全部を半導体集積回路として実現したりすることができる。
【発明の効果】
【0010】
本開示によれば、スリープ状態の車載装置を異常であると誤検知することを回避することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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