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公開番号
2024141105
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-10
出願番号
2023052572
出願日
2023-03-29
発明の名称
車両
出願人
株式会社SUBARU
代理人
個人
主分類
B60H
1/00 20060101AFI20241003BHJP(車両一般)
要約
【課題】車室内の温度上昇を抑制し、置き去りにされた乗員の安全を確保する車両を提供する。
【解決手段】車両1は、自車両の乗員の着座位置を検出する着座位置検出部11と、検出された着座位置に基づいて自車両に乗員が存在するか否かを判定する乗員検出部12と、自車両の車室内の温度が所定の閾値を超えたか否かを検出する温度検出部13と、自車両が駐車状態であるか否かを判定する駐車状態判定部14と、自車両が駐車状態であると判定され、かつ、車室内の温度が所定の閾値を超えたと判定され、かつ、自車両に乗員が存在すると判定された場合には、乗員の着座位置に最も近いサイドガラスを開放させるサイドガラス開閉装置30と、サイドガラス開閉装置30がサイドガラスを開放させた後に、車室内に外気を取り込み、車室内の空気を車外に排出させる空調装置40と、を備えている。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
自車両の乗員の着座位置を検出する着座位置検出部と、
前記着座位置検出部において検出された前記着座位置に基づいて、自車両に前記乗員が存在するか否かを判定する乗員検出部と、
自車両の車室内の温度が所定の閾値を超えたか否かを検出する温度検出部と、
自車両が駐車状態であるか否かを判定する駐車状態判定部と、
前記駐車状態判定部において自車両が駐車状態であると判定され、かつ、前記温度検出部において前記車室内の温度が前記所定の閾値を超えたと判定され、かつ、前記乗員検出部において自車両に前記乗員が存在すると判定された場合には、前記着座位置検出部において検出された前記乗員の前記着座位置に最も近いサイドガラスを開放させるサイドガラス開閉装置と、
前記サイドガラス開閉装置が前記サイドガラスを開放させた後に、前記車室内に外気を取り込み、前記車室内の空気を車外に排出させる空調装置と、
を備えることを特徴とする車両。
続きを表示(約 710 文字)
【請求項2】
前記駐車状態判定部において自車両が駐車状態であると判定され、かつ、前記温度検出部において前記車室内の温度が前記所定の閾値を超えたと判定され、かつ、前記乗員検出部において自車両に前記乗員が存在すると判定された場合には、ウォッシャー液を間欠噴霧させるウォッシャー液噴霧装置を備えることを特徴とする請求項1に記載の車両。
【請求項3】
1つまたは複数のプロセッサと、前記1つまたは複数のプロセッサに通信可能に接続される1つまたは複数のメモリと、サイドガラス開閉装置と、空調装置と、を備え
前記1つまたは複数のプロセッサは、
自車両の乗員の着座位置を検出する着座位置検出部と、
前記着座位置検出部において検出された前記着座位置に基づいて、自車両に前記乗員が存在するか否かを判定する乗員検出部と、
自車両の車室内の温度が所定の閾値を超えたか否かを検出する温度検出部と、
自車両が駐車状態であるか否かを判定する駐車状態判定部と、
を含み、
前記サイドガラス開閉装置は、前記駐車状態判定部において自車両が駐車状態であると判定され、かつ、前記温度検出部において前記車室内の温度が前記所定の閾値を超えたと判定され、かつ、前記乗員検出部において自車両に前記乗員が存在すると判定された場合には、前記着座位置検出部において検出された前記乗員の前記着座位置に最も近いサイドガラスを開放させ、
前記空調装置は、前記サイドガラス開閉装置が前記サイドガラスを開放させた後に、前記車室内に外気を取り込み、前記車室内の空気を車外に排出させることを特徴とする車両。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、駐車した車両内に幼児等が置き去りにされて事故となるケースが、数多く報告されている。
そのため、車両内に乗員が置き去りにされていることを検出し、車両内に置き去りの乗員が存在することをユーザに通知する車両が提案されている。
【0003】
例えば、この種の技術として、車両内に乗員が置き去りにされていることを検出し、車室内の温度が許容温度範囲から外れた場合には、車両のクラクションを鳴らす、または、車両のユーザに乗員が置き去りにされている旨の情報を無線通信により通知する技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2016-145028号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上述した特許文献1に記載の技術では、車両の近くにユーザがいない場合には、車両内に置き去りにされた乗員の安全確保を直ちに行うことができため、日差しの強い日等においては、車室内の温度が上昇してしまい、乗員が危険な状態に晒されてしまうという課題があった。
【0006】
そこで、本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであって、車室内の温度上昇を抑制し、置き去りにされた乗員の安全を確保する車両を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
形態1;本発明の1またはそれ以上の実施形態は、自車両の乗員の着座位置を検出する着座位置検出部と、前記着座位置検出部において検出された前記着座位置に基づいて、自車両に前記乗員が存在するか否かを判定する乗員検出部と、自車両の車室内の温度が所定の閾値を超えたか否かを検出する温度検出部と、自車両が駐車状態であるか否かを判定する駐車状態判定部と、前記駐車状態判定部において自車両が駐車状態であると判定され、かつ、前記温度検出部において前記車室内の温度が前記所定の閾値を超えたと判定され、かつ、前記乗員検出部において自車両に前記乗員が存在すると判定された場合には、前記着座位置検出部において検出された前記乗員の前記着座位置に最も近いサイドガラスを開放させるサイドガラス開閉装置と、前記サイドガラス開閉装置が前記サイドガラスを開放させた後に、前記車室内に外気を取り込み、前記車室内の空気を車外に排出させる空調装置と、を備えることを特徴とする車両を提案している。
【0008】
形態2;本発明の1またはそれ以上の実施形態は、前記駐車状態判定部において自車両が駐車状態であると判定され、かつ、前記温度検出部において前記車室内の温度が前記所定の閾値を超えたと判定され、かつ、前記乗員検出部において自車両に前記乗員が存在すると判定された場合には、ウォッシャー液を間欠噴霧させるウォッシャー液噴霧装置を備える車両を提案している。
【0009】
形態3;本発明の1またはそれ以上の実施形態は、1つまたは複数のプロセッサと、前記1つまたは複数のプロセッサに通信可能に接続される1つまたは複数のメモリと、サイドガラス開閉装置と、空調装置と、を備え、前記1つまたは複数のプロセッサは、自車両の乗員の着座位置を検出する着座位置検出部と、前記着座位置検出部において検出された前記着座位置に基づいて、自車両に前記乗員が存在するか否かを判定する乗員検出部と、自車両の車室内の温度が所定の閾値を超えたか否かを検出する温度検出部と、自車両が駐車状態であるか否かを判定する駐車状態判定部と、を含み、前記サイドガラス開閉装置は、前記駐車状態判定部において自車両が駐車状態であると判定され、かつ、前記温度検出部において前記車室内の温度が前記所定の閾値を超えたと判定され、かつ、前記乗員検出部において自車両に前記乗員が存在すると判定された場合には、前記着座位置検出部において検出された前記乗員の前記着座位置に最も近いサイドガラスを開放させ、前記空調装置は、前記サイドガラス開閉装置が前記サイドガラスを開放させた後に、前記車室内に外気を取り込み、前記車室内の空気を車外に排出させることを特徴とする車両を提案している。
【発明の効果】
【0010】
本発明の1またはそれ以上の実施形態によれば、車室内の温度上昇を抑制し、置き去りにされた乗員の安全を確保することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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