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公開番号
2024164585
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-27
出願番号
2023080179
出願日
2023-05-15
発明の名称
搬送装置
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
個人
主分類
B60B
11/08 20060101AFI20241120BHJP(車両一般)
要約
【課題】車輪の交換頻度を低減させた搬送装置を提供する。
【解決手段】搬送装置1は、車両などを搬送するための搬送台車11と、搬送台車11をけん引するロボット部12からなる搬送装置であって、搬送台車11の下部に設けられ、複数の車輪が1軸で配された第1の車輪群と、搬送台車の下部に設けられ、複数の車輪が1軸で配された第2の車輪群と、第1の車輪群に配された車輪の軸方向に対して直交する方向を軸方向として、搬送台車11に対して第1の車輪群を回転可能に支持する第1の回転軸32と、第2の車輪群に配された車輪の軸方向に対して直交する方向を軸方向として、搬送台車11に対して第2の車輪群を回転可能に支持する第2の回転軸34と、を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
車両などを搬送するための搬送台車と、前記搬送台車をけん引するロボット部からなる搬送装置であって、
前記搬送台車の下部に設けられ、複数の車輪が1軸で配された第1の車輪群と、
前記搬送台車の下部に設けられ、複数の車輪が1軸で配された第2の車輪群と、
前記第1の車輪群に配された前記車輪の軸方向に対して直交する方向を軸方向として、前記搬送台車に対して前記第1の車輪群を回転可能に支持する第1の回転軸と、
前記第2の車輪群に配された前記車輪の軸方向に対して直交する方向を軸方向として、前記搬送台車に対して前記第2の車輪群を回転可能に支持する第2の回転軸と、を備える、
搬送装置。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記第1の車輪群は、
第1の車輪と、
第2の車輪と、
前記第1の車輪と、前記第2の車輪を支持するブラケット内軸部が設けられた第1のブラケットと、を有し、
前記第2の車輪群は、
第3の車輪と、
第4の車輪と、
前記第3の車輪と、前記第4の車輪を支持するブラケット内軸部が設けられた第2のブラケットと、を有し、
前記第1の回転軸の一端部は、前記第1のブラケットに接続されており、
前記第2の回転軸の一端部は、前記第2のブラケットに接続されており、
前記第1のブラケットは、前記第1の回転軸の軸周りの回動に応じて、第1の車輪群を軸周りで回動させ、
前記第2のブラケットは、前記第2の回転軸の軸周りの回動に応じて、第2の車輪群を軸周りで回動させる、
請求項1に記載の搬送装置。
【請求項3】
前記第1の回転軸の他端部と、前記第2の回転軸の他端部と、のそれぞれが接続される第3のブラケットと、
前記第1の回転軸および前記第2の回転軸と軸方向が平行に配されているとともに、前記第3のブラケットを回転可能に支持する第3の回転軸と、をさらに備え、
前記第3のブラケットは、前記第3の回転軸の軸周りの回動を行うことにより、第1のブラケットの位置および第2のブラケットの位置をそれぞれ変更可能である、
請求項2に記載の搬送装置。
【請求項4】
夫々の前記車輪の位置を調整するエアバネと、
前記搬送台車と、前記第3のブラケットとの間に配され、前記エアバネが設けられているエアバネ固定部と、を備え、
前記エアバネ固定部は、
前方端部において前記搬送台車に対して回動可能に配され、前記エアバネへのエアの挿入具合に応じて回動を行うとともに、
後方側端部において、前記第3の回転軸の他端部が、軸周りで回動可能な状態で接続されている、
請求項3に記載の搬送装置。
【請求項5】
前記搬送台車は、直進走行時の走行方向と平行である前後方向に長く、かつ、前記前後方向より短い左右方向の幅で形成された板面を有しており、
前記第1の車輪群に設けられた複数の車輪の軸方向と、前記第2の車輪群に設けられた複数の車輪の軸方向と、前記搬送台車に対して前記エアバネ固定部の前方端部が回動する際の軸方向は、それぞれ前記左右方向であり、
前記第1の回転軸と、前記第2の回転軸と、前記第3の回転軸と、のそれぞれの軸方向は、上面視において前記前後方向である、
請求項4に記載の搬送装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、搬送装置に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、無人で動作する多軸搬送車の利用が進められている。このような多軸搬送車では、車体の下部の複数の箇所において車輪群が配されており、夫々の車輪群ごとに複数の車輪が1本の心金で固定された状態で配されている。
【0003】
特許文献1には、車輪の高さを可変とするサスペンションや、荷重センサを用いて車輪の高さを制御することにより、車輪の偏荷重を防止する方法が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平11-246198号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
例えば多軸搬送車では、通常の走行を行う場合には、夫々の車輪群において複数の車輪の夫々が接地し、各車輪に荷重が分散される。しかしながら、複数の車輪のうち1輪のみ段差などに乗り上げた状態となった場合には、乗り上げた1輪のみ接地した状態となる。このとき、乗り上げた車輪には偏荷重が発生する。このように、特定の車輪に偏荷重が発生すると車輪が摩耗するため、車輪を交換する頻度が高くなり、コストが増加するという問題がある。
【0006】
また、特許文献1に開示された偏荷重の防止方法では、装置が大掛かりとなることから、コストが増加するという問題がある。
【0007】
本開示は、車輪の交換頻度を低減させた搬送装置を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本開示にかかる搬送装置は、車両などを搬送するための搬送台車と、前記搬送台車をけん引するロボット部からなる搬送装置であって、前記搬送台車の下部に設けられ、複数の車輪が1軸で配された第1の車輪群と、前記搬送台車の下部に設けられ、複数の車輪が1軸で配された第2の車輪群と、前記第1の車輪群に配された前記車輪の軸方向に対して直交する方向を軸方向として、前記搬送台車に対して前記第1の車輪群を回転可能に支持する第1の回転軸と、前記第2の車輪群に配された前記車輪の軸方向に対して直交する方向を軸方向として、前記搬送台車に対して前記第2の車輪群を回転可能に支持する第2の回転軸と、を備える。
これにより、車輪に偏荷重がかかる状況において、車輪への負荷を低減することができる。
【発明の効果】
【0009】
本開示よれば、車輪の交換頻度を低減させた搬送装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
搬送装置の構成の一例を示す側面図である。
接地部の構成の一例を示す上面図である。
1つの車輪が段差に乗り上げた状態の一例を示す接地部の後面図である。
2つの車輪が段差に乗り上げた状態の一例を示す接地部の後面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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