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公開番号2025014531
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-30
出願番号2023117161
出願日2023-07-18
発明の名称保護構造
出願人株式会社SUBARU
代理人個人
主分類B60K 1/00 20060101AFI20250123BHJP(車両一般)
要約【課題】車両に衝突が発生したときに、保護を必要とする装置への干渉を効果的に防ぐ。
【解決手段】車両上側に向かって突出している固定台座110を有するロアブラケット100と、ロアブラケット100とは分割された状態でロアブラケット100における固定台座110に載置され、衝突物の干渉から保護する保護対象部としての突出部CNを上下方向の壁面として覆っている保護ブラケット200と、を備え、保護ブラケット200は、保護ブラケット200の車両上側において、突出部CNを有しているエアコンプレッサ20に設けられている固定台座23に固定され、さらに保護ブラケット200の車両下側においてロアブラケット100における固定台座110に固定され、ロアブラケット100および保護ブラケット200は、保護ブラケット200に隣接して配設されている隣接部材ADと、突出部CNとの間に配設されている。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
車両上側に向かって突出している第1の固定部を有する第1のブラケットと、
前記第1のブラケットとは分割された状態で前記第1のブラケットにおける前記第1の固定部に載置され、衝突物の干渉から保護する保護対象部を車両上下方向の壁面として覆っている第2のブラケットと、
を備え、
前記第2のブラケットは、前記第2のブラケットの上側において、保護対象部を有している保護対象部材に設けられている第2の固定部に固定され、さらに前記第2のブラケットの下側において前記第1のブラケットにおける前記第1の固定部に固定され、
前記第1のブラケットおよび前記第2のブラケットは、前記第2のブラケットに隣接して配設されている隣接部材と、前記保護対象部との間に配設されていることを特徴とする保護構造。
続きを表示(約 250 文字)【請求項2】
前記第1のブラケットにおける車両上側面と前記第1の固定部における車両上側面との車両上下方向の距離は、前記第1の固定部における車両上側面と前記第2の固定部におけるボルト孔の中心との車両上下方向の距離よりも長い距離を成していることを特徴とする請求項1の記載の保護構造。
【請求項3】
前記第2のブラケットにおいて、前記保護対象部材への固定方向と前記第1のブラケットへの固定方向とは異なる方向を向いていることを特徴とする請求項1あるいは請求項2いずれかに記載の保護構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、保護構造に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
近年、電気自動車の普及が進み、車両がハイブリッド車両や電気自動車等であるときには、電動モータを駆動するために、直流電圧を交流電圧に変換するインバータ部が車両前部に搭載されている場合がある。
【0003】
例えば、インバータ部においては、車両の走行に必要な高電圧を生成させており、車両の前面衝突等によって変形や断線が発生したときに、急激な異常反応が生じる虞もある。
そのため、車両に衝突が発生したときには、インバータあるいはエアコンプレッサ等の高電圧を必要とする装置への影響を低減させる構造が求められている。
【0004】
上記に記載の課題に対応する技術として、補機としてのエアコンプレッサとブラケットとの間隙は、上方取付け部の近傍において最も狭くなっているため、車両の前方衝突時に比較的剛性が低い上方取付け部が変形し、比較的剛性が高い下方取付け部を支点としてエアコンプレッサがブラケットに対し回動する。エアコンプレッサとブラケットとの間隙が最も狭くなっている部分においてブラケットがエアコンプレッサに当接することによって、車両の前方衝突時の衝撃によるエアコンプレッサの脱落を好適に抑制する技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特許第6090185号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献1に記載の技術においては、車両の前方衝突時に比較的剛性が低い上方取付け部の1点に衝突エネルギーを集中させ、上方取付け部を破損させることによって、保護を必要とする装置としてのエアコンプレッサの脱落を防止させている。
【0007】
しかしながら、特許文献1に記載の技術においては、車両に衝突が発生したときに、隣接して配設されている部材が保護を必要とする装置に干渉する虞があるという課題があった。
【0008】
そこで、本発明は上述の課題に鑑みてなされたものであり、車両に衝突が発生したときに、保護を必要とする装置への干渉を効果的に防ぐ保護構造を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
形態1;本発明の1またはそれ以上の実施形態は、車両上側に向かって突出している第1の固定部を有する第1のブラケットと、前記第1のブラケットとは分割された状態で前記第1のブラケットにおける前記第1の固定部に載置され、衝突物の干渉から保護する保護対象部を上下方向の壁面として覆っている第2のブラケットと、を備え、前記第2のブラケットは、前記第2のブラケットの上側において、保護対象部を有している保護対象部材に設けられている第2の固定部に固定され、さらに前記第2のブラケットの下側において前記第1のブラケットにおける前記第1の固定部に固定され、前記第1のブラケットおよび前記第2のブラケットは、前記第2のブラケットに隣接して配設されている隣接部材と、前記保護対象部との間に配設されている保護構造を提案している。
【0010】
形態2;本発明の1またはそれ以上の実施形態は、前記第1のブラケットにおける車両上側面と前記第1の固定部における車両上側面との車両上下方向の距離は、前記第1の固定部における車両上側面と前記第2の固定部におけるボルト孔の中心との車両上下方向の距離よりも長い距離を成している保護構造を提案している。
(【0011】以降は省略されています)

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