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公開番号
2024154839
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-31
出願番号
2023068986
出願日
2023-04-20
発明の名称
車両用表示装置
出願人
日本精機株式会社
代理人
主分類
B60K
35/00 20240101AFI20241024BHJP(車両一般)
要約
【課題】発音体が発する音を聴取し易い車両用表示装置を提供する。
【解決手段】車両用表示装置100は、表示部10、回路基板30、支持体20、発音体70、ケース80、及び、発音体70と回路基板30とを電気的に接続する配線50を備える。表示部10は、車両のダッシュボードから露出する表示面10aに画像を表示する。支持体20は、回路基板30を上方から覆うカバー部21、及び、カバー部21に対して上方に立ち、表示部10を支持する立壁部22を有する。発音体70は、ダッシュボードとカバー部21の間に位置する。ケース80は、カバー部21の上側に固定され、発音体70を収容する。配線50は、発音体70からカバー部21とケース80の隙間Gを通って回路基板30に至る。ケース80は、配線50のうち隙間Gから回路基板30に向かう部分を覆う配線保護部85を有する。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
車両のダッシュボードから露出する表示面を有し、前記表示面に画像を表示する表示部と、
前記ダッシュボードの中に位置する回路基板と、
前記ダッシュボードの中に位置して前記回路基板を上方から覆うカバー部、及び、前記カバー部に対して上方に立つ立壁部を有し、前記立壁部で前記表示部を支持する支持体と、
前記ダッシュボードと前記カバー部の間に位置する発音体と、
前記カバー部の上側に固定され、前記発音体を収容するケースと、
前記発音体と前記回路基板とを電気的に接続する配線と、を備え、
前記配線は、前記発音体から前記カバー部と前記ケースの隙間を通って前記回路基板に至り、
前記ケースは、前記配線のうち前記隙間から前記回路基板に向かう部分を覆う配線保護部を有する、
車両用表示装置。
続きを表示(約 290 文字)
【請求項2】
前記配線保護部における前記カバー部の側には、前記配線の一部を係止する係止部が形成されている、
請求項1に記載の車両用表示装置。
【請求項3】
前記配線は、前記発音体から前記隙間を通って前記回路基板の下面に接続される、
請求項1又は2に記載の車両用表示装置。
【請求項4】
前記支持体のうち、少なくとも前記カバー部は金属で形成され、
前記カバー部は、前記配線保護部と対向する側壁部を有し、
前記側壁部には、前記配線の一部が通る切り欠きが形成されている、
請求項3に記載の車両用表示装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、車両用表示装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば特許文献1には、回路基板の裏側であって筐体の内部にスピーカ等の発音体が実装された装置が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-11237号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載の装置は、例えば、車両のダッシュボード(インストルメントパネル)の中に設けられるが、発音体が筐体の中にあり、且つ、発音体が装置の裏側に向けて音を発するため、その音をユーザが聴取しにくい虞がある。
【0005】
本開示は、上記実情に鑑みてなされたものであり、発音体が発する音を聴取し易い車両用表示装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、本開示に係る車両用表示装置は、
車両のダッシュボードから露出する表示面を有し、前記表示面に画像を表示する表示部と、
前記ダッシュボードの中に位置する回路基板と、
前記ダッシュボードの中に位置して前記回路基板を上方から覆うカバー部、及び、前記カバー部に対して上方に立つ立壁部を有し、前記立壁部で前記表示部を支持する支持体と、
前記ダッシュボードと前記カバー部の間に位置する発音体と、
前記カバー部の上側に固定され、前記発音体を収容するケースと、
前記発音体と前記回路基板とを電気的に接続する配線と、を備え、
前記配線は、前記発音体から前記カバー部と前記ケースの隙間を通って前記回路基板に至り、
前記ケースは、前記配線のうち前記隙間から前記回路基板に向かう部分を覆う配線保護部を有する。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、発音体が発する音を聴取し易い。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本開示の一実施形態に係る車両用表示装置とダッシュボードの関係を示す図。
同上実施形態に係る車両用表示装置を前方から見た図。
同上実施形態に係る支持体の斜視図。
同上実施形態に係る支持体を基板収容部の側から見た斜視図。
同上実施形態に係る車両用表示装置の図2に示すA-A線での概略断面図。
同上実施形態に係る車両用表示装置の図2に示すB-B線での概略断面図。
同上実施形態に係る車両用表示装置の図2に示すC-C線での概略断面図をダッシュボードと共に表した図。
同上実施形態に係るケースの斜視図。
同上実施形態に係るケースの下側から見た斜視図であって、主に係止部を説明するための図。
同上実施形態に係るカバー部、ケース及び回路基板をした下側から見た斜視図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本開示の一実施形態について図面を参照して説明する。
【0010】
車両用表示装置100は、図1に示すように、車両のダッシュボード1に設けられ、車両に関連する情報をユーザに報知する。当該情報は、車両自体の情報(例えばメータに関する情報)だけでなく、車両の外部の情報を含んでいてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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