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公開番号
2025044360
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-02
出願番号
2023151883
出願日
2023-09-20
発明の名称
タイヤ
出願人
横浜ゴム株式会社
代理人
清流国際弁理士法人
,
個人
,
個人
主分類
B60C
11/03 20060101AFI20250326BHJP(車両一般)
要約
【課題】 ドライ路面での操縦安定性能を改善しながら、ウエット路面での制動性能を改善することを可能にしたタイヤを提供する。
【解決手段】 トレッド部に、タイヤ周方向に延在する複数本の周方向溝と、タイヤ幅方向に延びる複数本の幅方向溝と、周方向溝及び幅方向溝により区画された複数の陸部20とを備えたタイヤにおいて、陸部20におけるタイヤ幅方向の少なくとも一方側の端部に面取り部21を有し、面取り部21は、タイヤ周方向の中央側で窪んでいて、その窪みが面取り部21のタイヤ周方向の端部21eに向かって徐々に浅くなっており、面取り部21のタイヤ幅方向の輪郭線に沿って測定される輪郭線長さは面取り部21のタイヤ周方向の端部21eで最小である。
【選択図】 図3
特許請求の範囲
【請求項1】
トレッド部に、タイヤ周方向に延在する複数本の周方向溝と、タイヤ幅方向に延びる複数本の幅方向溝と、前記周方向溝及び前記幅方向溝により区画された複数の陸部とを備えたタイヤにおいて、
前記陸部におけるタイヤ幅方向の少なくとも一方側の端部に面取り部を有し、
前記面取り部は、タイヤ周方向の中央側で窪んでいて、その窪みが前記面取り部のタイヤ周方向の端部に向かって徐々に浅くなっており、
前記面取り部のタイヤ幅方向の輪郭線に沿って測定される輪郭線長さが前記面取り部のタイヤ周方向の端部で最小であることを特徴とするタイヤ。
続きを表示(約 400 文字)
【請求項2】
前記面取り部のタイヤ幅方向成分の長さが前記陸部の幅の3%~15%の範囲にあることを特徴とする請求項1に記載のタイヤ。
【請求項3】
前記陸部の法線に対する前記面取り部の傾斜角度θが30°~60°の範囲にあることを特徴とする請求項1又は2に記載のタイヤ。
【請求項4】
前記面取り部の前記輪郭線長さが前記面取り部のタイヤ周方向の中央部で最大であることを特徴とする請求項1又は2に記載のタイヤ。
【請求項5】
前記面取り部のタイヤ周方向の端部における前記輪郭線長さに対して前記面取り部のタイヤ周方向の中央部における前記輪郭線長さが102%~141%の範囲にあることを特徴とする請求項1又は2に記載のタイヤ。
【請求項6】
前記面取り部の下端部の高さがタイヤ周方向に沿って一定であることを特徴とする請求項1又は2に記載のタイヤ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、タイヤに関し、更に詳しくは、ドライ路面での操縦安定性能を改善しながら、ウエット路面での制動性能を改善することを可能にしたタイヤに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
タイヤにおいて、トレッド部に形成されたブロックの角部を面取りすることにより、ウエット性能(例えば、ウエット路面での制動性能)を改善することが行われている(例えば、特許文献1参照)。しかしながら、面取り部の断面積を大きくすることにより、ウエット路面での制動性能を改善することができる一方で、ブロックの剛性が低下して、ドライ路面での操縦安定性能が悪化するという問題がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-172309号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の目的は、ドライ路面での操縦安定性能を改善しながら、ウエット路面での制動性能を改善することを可能にしたタイヤを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記目的を達成するための本発明のタイヤは、トレッド部に、タイヤ周方向に延在する複数本の周方向溝と、タイヤ幅方向に延びる複数本の幅方向溝と、前記周方向溝及び前記幅方向溝により区画された複数の陸部とを備えたタイヤにおいて、前記陸部におけるタイヤ幅方向の少なくとも一方側の端部に面取り部を有し、前記面取り部は、タイヤ周方向の中央側で窪んでいて、その窪みが前記面取り部のタイヤ周方向の端部に向かって徐々に浅くなっており、前記面取り部のタイヤ幅方向の輪郭線に沿って測定される輪郭線長さが前記面取り部のタイヤ周方向の端部で最小であることを特徴とするものである。
【発明の効果】
【0006】
本発明では、上記の面取り部の形状を有することで、従来の平坦な面取り部に比べて、陸部の接地面積と陸部の剛性を過度に低下させることなく、面取り部による効果を享受することができる。即ち、面取り部を設けたことによる陸部の端部における剛性の低下を抑制し、ドライ路面での操縦安定性能を改善することができる。更に、面取り部に起因して溝断面積を増大させ、排水性能を向上できるため、ウエット路面での制動性能を改善することができる。これにより、ドライ路面での操縦安定性能を改善しながら、ウエット路面での制動性能を改善することができる。
【0007】
本発明において、面取り部のタイヤ幅方向成分の長さは陸部の幅の3%~15%の範囲にあることが好ましい。これにより、ドライ路面での操縦安定性能とウエット路面での制動性能を効果的に改善することができる。
【0008】
陸部の法線に対する面取り部の傾斜角度θは30°~60°の範囲にあることが好ましい。これにより、ウエット路面での制動性能を効果的に改善することができる。
【0009】
面取り部の輪郭線長さは面取り部のタイヤ周方向の中央部で最大であることが好ましい。これにより、陸部の端部における剛性の低下を抑制し、ドライ路面での操縦安定性能を改善することができる。
【0010】
面取り部のタイヤ周方向の端部における輪郭線長さに対して面取り部のタイヤ周方向の中央部における輪郭線長さは102%~141%の範囲にあることが好ましい。これにより、ドライ路面での操縦安定性能とウエット路面での制動性能を効果的に改善することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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