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公開番号
2025040212
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-24
出願番号
2023146988
出願日
2023-09-11
発明の名称
タイヤ
出願人
横浜ゴム株式会社
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
B60C
13/00 20060101AFI20250314BHJP(車両一般)
要約
【課題】金型加工性の悪化を抑えつつ、クラックの伸展を抑制して外観の見栄えを継続的に維持することのできるタイヤを提供すること。
【解決手段】サイドウォール部30の表面であるタイヤサイド部31に形成され、複数のリッジ55が配置されるリッジ領域50と、リッジ55の高さ方向における高さがリッジ55の高さよりも高い高さでリッジ領域50に配置され、リッジ55の延在方向に対して交差する方向に延在する複数の突起模様60と、を備え、複数の突起模様60は、リッジ領域50のタイヤ径方向外側の輪郭部51に接する突起模様60と、リッジ領域50の輪郭部51から離隔する突起模様60とを有する。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
サイドウォール部の表面であるタイヤサイド部に形成され、複数のリッジが配置されるリッジ領域と、
前記リッジの高さ方向における高さが前記リッジの高さよりも高い高さで前記リッジ領域に配置され、前記リッジの延在方向に対して交差する方向に延在する複数の突起模様と、
を備え、
複数の前記突起模様は、前記リッジ領域のタイヤ径方向外側の輪郭部に接する前記突起模様と、前記リッジ領域の前記輪郭部から離隔する前記突起模様とを有することを特徴とするタイヤ。
続きを表示(約 950 文字)
【請求項2】
前記タイヤサイド部には、前記リッジの高さ方向における高さが前記リッジの高さよりも高い平面状の領域である平滑面領域が形成され、
前記突起模様は、前記リッジの高さ方向における高さが前記平滑面領域の高さに対して±0.80mmの範囲内である請求項1に記載のタイヤ。
【請求項3】
前記突起模様は、隣り合う前記突起模様同士が平行に配置される請求項1または2に記載のタイヤ。
【請求項4】
前記リッジ領域に配置される複数の前記リッジは、ピッチPが0.55mm≦P≦1.50mmの範囲内であり、
前記リッジの高さHと前記リッジの幅Bとの比H/Bが0.60≦H/B≦1.40の範囲内である請求項1または2に記載のタイヤ。
【請求項5】
前記突起模様は、幅広部と、前記突起模様の延在方向に交差する方向における幅が前記幅広部の幅よりも狭い幅狭部とが、前記突起模様の延在方向において交互に形成される請求項1に記載のタイヤ。
【請求項6】
前記突起模様は、前記幅広部の幅Dと前記幅狭部の幅dとの比d/Dが0.10≦d/D≦0.50の範囲内である請求項5に記載のタイヤ。
【請求項7】
複数の前記突起模様は、ピッチXが1.00mm≦X≦5.00mmの範囲内である請求項3に記載のタイヤ。
【請求項8】
前記突起模様は、隣り合う前記突起模様同士が平行に配置され、
複数の前記突起模様は、前記幅広部の幅Dと、複数の前記突起模様のピッチXとの比D/Xが、0.20≦D/X≦5.00の範囲内である請求項5または6に記載のタイヤ。
【請求項9】
前記突起模様は、前記突起模様の延在方向における前記幅広部の長さL1と前記幅狭部の長さL2とが、0.30≦L1/(L1+L2)≦0.70の関係を満たす請求項5または6に記載のタイヤ。
【請求項10】
複数の前記突起模様は、隣り合う前記突起模様同士における一方の前記突起模様の前記幅広部と、他方の前記突起模様の前記幅狭部とが、タイヤ径方向において互いに同じ位置となる部分を有する請求項5または6に記載のタイヤ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、タイヤに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
近年のタイヤの中には、見栄え性向上のためサイドウォール部の表面に装飾用の突起模様を入れるものがある。例えば、特許文献1~5に記載された空気入りタイヤでは、リッジを有する装飾部がサイドウォール部の表面に備えられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第5325129号公報
特開2006-347202号公報
特許第3614973号公報
特許第6047016号公報
特許第4640517号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、サイドウォール部に複雑な模様を施すことは、タイヤの成形に用いる金型を加工する際の加工性の悪化に繋がる。このため、サイドウォール部に施す装飾用の模様は、金型加工の工数を極力少ない工数で造形することのできる模様であるのが好ましいが、装飾用の模様が単純な模様の場合、サイドウォール部に装飾を施しても見栄えを向上させることが困難になる虞がある。
【0005】
また、タイヤは新品時のみでなく、タイヤが屋外の環境に長時間さらされる使用中においても外観の見栄えを維持可能であることが重要なものとなっている。つまり、タイヤの使用時にはサイドウォール部に作用する荷重や経年劣化等によってサイドウォール部の表面にクラックが発生することがあるが、サイドウォール部の表面にクラックが発生した場合、外観の見栄えの悪化に繋がるため、見栄えを継続的に維持するのが困難になる。これらのため、サイドウォール部に装飾を施す際における金型の加工性の悪化を抑えつつ、外観の見栄えを継続的に維持するのは困難なものとなっていた。
【0006】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、金型加工性の悪化を抑えつつ、クラックの伸展を抑制して外観の見栄えを継続的に維持することのできるタイヤを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係るタイヤは、サイドウォール部の表面であるタイヤサイド部に形成され、複数のリッジが配置されるリッジ領域と、前記リッジの高さ方向における高さが前記リッジの高さよりも高い高さで前記リッジ領域に配置され、前記リッジの延在方向に対して交差する方向に延在する複数の突起模様と、を備え、複数の前記突起模様は、前記リッジ領域のタイヤ径方向外側の輪郭部に接する前記突起模様と、前記リッジ領域の前記輪郭部から離隔する前記突起模様とを有することを特徴とする。
【0008】
また、上記タイヤにおいて、前記タイヤサイド部には、前記リッジの高さ方向における高さが前記リッジの高さよりも高い平面状の領域である平滑面領域が形成され、前記突起模様は、前記リッジの高さ方向における高さが前記平滑面領域の高さに対して±0.80mmの範囲内であることが好ましい。
【0009】
また、上記タイヤにおいて、前記突起模様は、隣り合う前記突起模様同士が平行に配置されることが好ましい。
【0010】
また、上記タイヤにおいて、前記リッジ領域に配置される複数の前記リッジは、ピッチPが0.55mm≦P≦1.50mmの範囲内であり、前記リッジの高さHと前記リッジの幅Bとの比H/Bが0.60≦H/B≦1.40の範囲内であることが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)
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