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公開番号2025044534
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-02
出願番号2023152149
出願日2023-09-20
発明の名称充放電制御装置
出願人ダイハツ工業株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類B60L 58/13 20190101AFI20250326BHJP(車両一般)
要約【課題】外部充電可能な電動車両において、回生電力を効果的にバッテリに充電可能とし、かつ外部充電量の軽減による運転コストの低減に寄与できる、充放電制御装置を提供する。
【解決手段】充放電制御装置(充電ECU10)は、外部充電可能な電池パック18(バッテリ)を備えた電動車両12が第1の地点P1から第2の地点P2に移動する際に走行位置の高度を取得する高度取得部10aと、第1の地点P1から高度の高い第2の地点P2に移動する際に使用する電池パック18の電気量を算出する電気量算出部10bと、電気量に基づき電池パック18の充放電効率(α、β)を設定し、第2の地点P2から第1の地点P1に移動する際に回生可能な回生電力量を取得する回生量算出部10cと、第2の地点P2で外部充電を行う際に、電池パック18に充電可能な電力量から回生電力量を減算して、外部充電時の充電上限値を設定する充電量制御部10dと、を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
外部充電可能なバッテリを備えた電動車両が第1の地点から第2の地点に移動する際に走行位置の高度を取得する高度取得部と、
前記第1の地点から高度の高い前記第2の地点に移動する際に使用する前記バッテリの電気量を算出する電気量算出部と、
前記電気量に基づき前記バッテリの充放電効率を設定し、前記第2の地点から前記第1の地点に移動する際に回生可能な回生電力量を取得する回生量算出部と、
前記第2の地点で外部充電を行う際に、前記バッテリに充電可能な電力量から前記回生電力量を減算して、外部充電時の充電上限値を設定する充電量制御部と、
を備える、充放電制御装置。
続きを表示(約 290 文字)【請求項2】
前記充放電効率は、一定値、または前記バッテリの温度と前記バッテリの充電状態と前記バッテリの充放電時の電力の少なくとも一つに基づく可変値として取得される、請求項1に記載の充放電制御装置。
【請求項3】
前記充電量制御部は、前記第2の地点より高度の低い前記第1の地点に移動する際に前記充電上限値を設定する場合、前記バッテリの実際の満充電の状態から前記回生電力量を減算した状態を見かけ上の満充電として表示する仮想表示と、前記バッテリの実際の満充電の状態を満充電として表示する実表示とのいずれかを表示可能である、請求項1に記載の充放電制御装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、充放電制御装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来、外部充電が可能な電動車両(電気自動車、プラグインハイブリッド車両等)は、登坂路では、モータジェネレータをモータとして利用してバッテリの電力を消費して力行を行い走行する。また、降坂路では、モータジェネレータをジェネレータとして利用して、回生発電をしてバッテリに充電しながら走行する。また、モータジェネレータをジェネレータとして利用する際には回生ブレーキとしての機能を得ることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-152926号公報
特開2016-84061号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、例えば、登坂後に消費した電力を補うために、外部充電でバッテリを満充電にした場合、降坂時に回生による充電ができなくなる場合があると共に、回生ブレーキが利用できなくなる場合があり、ドライバビリティの悪化を招く場合がある。また、この場合、機械式ブレーキを利用しなければならなくなり、高地における位置エネルギを機械式ブレーキの利用による熱エネルギとして捨てることになり、エネルギの無駄を招くという問題がある。
【0005】
本発明の目的は、外部充電可能なバッテリを備えた電動車両において、回生可能な電力を効果的にバッテリに充電可能とし、かつ外部充電量の軽減による運転コストの低減に寄与できる、電動車両の充放電制御装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記の目的を達成するため、本発明に係る充放電制御装置は、外部充電可能なバッテリを備えた電動車両が第1の地点から第2の地点に移動する際に走行位置の高度を取得する高度取得部と、前記第1の地点から高度の高い前記第2の地点に移動する際に使用する前記バッテリの電気量を算出する電気量算出部と、前記電気量に基づき前記バッテリの充放電効率を設定し、前記第2の地点から前記第1の地点に移動する際に回生可能な回生電力量を取得する回生量算出部と、前記第2の地点で外部充電を行う際に、前記バッテリに充電可能な電力量から前記回生電力量を減算して、外部充電時の充電上限値を設定する充電量制御部と、を備える。
【0007】
この構成によれば、例えば、登坂後の第2の地点での外部充電時に降坂時に回生され、充電される電力量を見越して、外部充電量に充電上限値を設定するので、降坂走行時には、バッテリに回生充電可能な余裕領域を残すことができる。その結果、回生可能な電力を効果的にバッテリに充電可能とし、かつ外部充電量の軽減による運転コストの低減に寄与することができる。また、降坂時に回生ブレーキが利用となり、運転性の向上にも寄与できる。
【0008】
また、本発明に係る充放電制御装置の前記充放電効率は、例えば、一定値、または前記バッテリの温度と前記バッテリの充電状態と前記バッテリの充放電時の電力の少なくとも一つに基づく可変値として取得されるようにしてもよい。
【0009】
この構成によれば、例えば、充放電効率を一定値とすれば、回生電力量の取得を容易に行うことできる。また、充放電効率を可変値とすれば、より正確な回生電力量を得やすくなる。
【0010】
また、本発明に係る充放電制御装置の前記充電量制御部は、例えば、前記第2の地点より高度の低い前記第1の地点に移動する際に前記充電上限値を設定する場合、前記バッテリの実際の満充電の状態から前記回生電力量を減算した状態を見かけ上の満充電として表示する仮想表示と、前記バッテリの実際の満充電の状態を満充電として表示する実表示とのいずれかを表示可能としてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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