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公開番号2025043562
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-01
出願番号2023150914
出願日2023-09-19
発明の名称移動式トイレ車両
出願人株式会社竹中工務店
代理人弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類B60P 3/00 20060101AFI20250325BHJP(車両一般)
要約【課題】仮設トイレ毎に専用の通路が設けられている場合と比して、通路の長さを短くすることである。
【解決手段】移動式トイレ車両は、荷台を有する車両と、ドアが向かい合うように車両の荷台に載せされた一対の仮設トイレと、荷台に対して着脱可能に設けられ、荷台に昇降するための昇降部材と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
荷台を有する車両と、
ドアが向かい合うように前記車両の前記荷台に載せされた一対の仮設トイレと、
前記荷台に対して着脱可能に設けられ、前記荷台に昇降するための昇降部材と、
を備える移動式トイレ車両。
続きを表示（約 150 文字）【請求項２】
前記昇降部材は、前記一対の仮設トイレに挟まれた部分の前記荷台に導くように配置されている、
請求項１に記載の移動式トイレ車両。
【請求項３】
前記一対の仮設トイレは、前記荷台の長手方向に並ぶように配置されている、
請求項１又は２に記載の移動式トイレ車両。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、移動式トイレ車両に関する。
続きを表示（約 1,300 文字）【背景技術】
【０００２】
特許文献１には、移動式のトイレ車両であって、長手方向に沿って配列した複数の個室を左右両側に設けたトイレ群を、トラックの荷台部若しくは牽引される台車上に設けるとともに、荷台部若しくは台車上にトイレ群を覆う前壁、後壁、左側壁、右側壁および天井壁からなる箱状の外殻体を設ける。そして、左側壁および右側壁は、略中間の高さから上下に２分割されるとともに、それぞれ下方および上方に向かって回動するように構成され、下方に回動した下方側壁は、ほぼ水平を成す位置で固定されることで人の歩行通路を形成するとともに、上方に回動した上方側壁は、歩行通路の上方に張り出した庇として形成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
実用新案登録第３１４６７２６号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
従来、トラック等の車両の荷台に配置された仮設トイレを備えた移動式トイレ車両が提案されている。この移動式トイレ車両では、荷台の長手方向に沿って複数の仮設トイレが荷台に載せられている。
【０００５】
このような移動式トイレ車両では、一の仮設トイレを使用するときには、一の仮設トイレの正面の通路を通り、他の仮設トイレを使用するときには、他の仮設トイレの正面の通路を通らなければならない。つまり、仮設トイレ毎に専用の通路が設けられている。
【０００６】
本開示の課題は、仮設トイレ毎に専用の通路が設けられている場合と比して、通路の長さを短くすることである。
【課題を解決するための手段】
【０００７】
第１態様に係る移動式トイレ車両は、荷台を有する車両と、ドアが向かい合うように前記車両の前記荷台に載せされた一対の仮設トイレと、前記荷台に対して着脱可能に設けられ、前記荷台に昇降するための昇降部材と、を備える。
【０００８】
上記態様によれば、ドアが向かい合うように一対の仮設トイレが荷台に載せされている。これにより、一対の仮設トイレの間の通路を通ることで、一方の仮設トイレ及び他の仮設トイレを使用することができる。つまり、一対の仮設トイレの間が共通の通路とされている。これにより、仮設トイレ毎に専用の通路が設けられている場合と比して、通路の長さを短くすることができる。
【０００９】
第２態様に係る移動式トイレ車両は、第１態様に記載の移動式トイレ車両において、前記昇降部材は、前記一対の仮設トイレに挟まれた部分の前記荷台に導くように配置されている。
【００１０】
上記態様によれば、昇降部材は、一対の仮設トイレに挟まれた部分の荷台に導くように配置されている。換言すれば、昇降部材は、一対の仮設トイレに挟まれた共通の通路に導くように配置されている。これにより、昇降部材で荷台に登る使用者が、一対の仮設トイレに挟まれた共通の通路に容易に到達することができる。
（【００１１】以降は省略されています）

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