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公開番号
2024176215
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-19
出願番号
2023094597
出願日
2023-06-08
発明の名称
車載用電子機器
出願人
株式会社オートネットワーク技術研究所
,
住友電装株式会社
,
住友電気工業株式会社
代理人
弁理士法人暁合同特許事務所
主分類
H05K
7/20 20060101AFI20241212BHJP(他に分類されない電気技術)
要約
【課題】車載用電子機器が備える回路基板に半田付けされているフラッシュメモリを、コストの増加やスペースの増大を抑制しつつ長寿命化すること。
【解決手段】車載用電子機器(データ中継装置1)であって、筐体10と、筐体10に収容されている回路基板11であって、フラッシュメモリ32と、フラッシュメモリ32より発熱量が多いCPU30とが半田付けされている回路基板11と、金属製の放熱部材12であって、回路基板11から離間している放熱部17と、放熱部17から延びており、CPU30に接触している第1の延伸部18と、を有する放熱部材12と、を備え、フラッシュメモリ32が放熱部材12に接触していない、車載用電子機器。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
車載用電子機器であって、
筐体と、
前記筐体に収容されている回路基板であって、フラッシュメモリと、前記フラッシュメモリより発熱量が多い第1の電子部品とが半田付けされている回路基板と、
金属製の放熱部材であって、前記回路基板から離間している放熱部と、前記放熱部から延びており、前記第1の電子部品に接触している第1の延伸部と、を有する放熱部材と、
を備え、
前記フラッシュメモリが前記放熱部材に接触していない、車載用電子機器。
続きを表示(約 580 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の車載用電子機器であって、
前記フラッシュメモリがシート状の断熱材で覆われている、車載用電子機器。
【請求項3】
請求項1又は請求項2に記載の車載用電子機器であって、
前記第1の延伸部の外周面にシート状の断熱材が巻かれている、車載用電子機器。
【請求項4】
請求項1又は請求項2に記載の車載用電子機器であって、
前記放熱部と前記回路基板との間にシート状の断熱材が配されている、車載用電子機器。
【請求項5】
請求項1又は請求項2に記載の車載用電子機器であって、
前記第1の電子部品は演算処理用の集積回路である、車載用電子機器。
【請求項6】
請求項5に記載の車載用電子機器であって、
前記演算処理用の集積回路は、イーサネット通信のための演算処理を行うイーサネット通信用の集積回路である、車載用電子機器。
【請求項7】
請求項1又は請求項2に記載の車載用電子機器であって、
前記回路基板に前記第1の電子部品より発熱量が少ない第2の電子部品が半田付けされており、
前記放熱部材は、前記放熱部から延びている第2の延伸部であって、前記第2の電子部品に接触している第2の延伸部を有する、車載用電子機器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本明細書で開示する技術は、車載用電子機器に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
筐体と、筐体に収容されている回路基板とを備える電子機器は、何らかの熱対策が求められることがある(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載の電子機器は、天板とシールドケースとの間にスポンジ状部材からなる枠体を配置して風洞を構成し、ファンから導かれたシールドケース内の空気を、天板に開けた放熱孔まで導くようにしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2000-323878号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
電子機器の中には車両に搭載されるものがある。車両に搭載される電子機器(以下、車載用電子機器という)は、回路基板にフラッシュメモリが搭載されていることがある。回路基板にフラッシュメモリを搭載する場合、回路基板に設けたコネクタにフラッシュメモリを差し込むことによって搭載することも可能である。しかしながら、車載用電子機器の場合は車両の振動によってフラッシュメモリがコネクタから外れることが懸念されるため、一般に半田付けによって回路基板に固定されている。
【0005】
フラッシュメモリは高温になるほど寿命が短くなることが知られている。フラッシュメモリがコネクタに差し込まれている場合はフラッシュメモリが寿命に至っても交換が容易であるが、車載用電子機器の場合はフラッシュメモリが半田付けされているので交換が容易ではない。
このため、車載用電子機器の場合は、フラッシュメモリの交換を不要にするために、フラッシュメモリに熱対策を施して長寿命化することが望まれる。この場合、前述した特許文献1に記載の電子機器のように筐体内にファンを設置することも考えられるが、一般に車載用電子機器はコストやスペースなどの観点でファンが搭載されていないことが多い。車両内には空気の流れが生じ難いので、車両内の空気の流れによってフラッシュメモリを冷却することも難しい。
【0006】
本明細書では、車載用電子機器が備える回路基板に半田付けされているフラッシュメモリを、コストの増加やスペースの増大を抑制しつつ長寿命化する技術を開示する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示に係る車載用電子機器は、車載用電子機器であって、筐体と、前記筐体に収容されている回路基板であって、フラッシュメモリと、前記フラッシュメモリより発熱量が多い第1の電子部品とが半田付けされている回路基板と、金属製の放熱部材であって、前記回路基板から離間している放熱部と、前記放熱部から延びており、前記第1の電子部品に接触している第1の延伸部と、を有する放熱部材と、を備え、前記フラッシュメモリが前記放熱部材に接触していない。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、車載用電子機器が備える回路基板に半田付けされているフラッシュメモリを、コストの増加やスペースの増大を抑制しつつ長寿命化できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、実施形態1に係るデータ中継装置の斜視図である。
図2は、データ中継装置の断面図である。
図3は、回路基板の斜視図である。
図4は、放熱部材を下から見た斜視図である。
図5は、実施形態2に係るデータ中継装置の断面図である。
図6は、実施形態3に係るデータ中継装置の断面図である。
図7は、比較例に係る車載用電子機器の断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列挙して説明する。
(【0011】以降は省略されています)
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