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公開番号
2025005695
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-17
出願番号
2023105975
出願日
2023-06-28
発明の名称
表示装置
出願人
日本精機株式会社
代理人
主分類
H05B
45/14 20200101AFI20250109BHJP(他に分類されない電気技術)
要約
【課題】各光源の発光輝度のバラツキを抑制することができる表示装置を提供する。
【解決手段】車両用表示装置10は、照明光を受けることで表示光を射出する表示パネル80と、照明光を射出し、表示パネル80の背面側に配置される複数の光源41a~41nと、複数の光源41a~41nに電力を供給する電源部30と、複数の光源41a~41nの個体差による輝度差ΔBが小さくなるように電源部30からの出力電圧Vdを輝度差ΔBに応じた電圧降下量だけ降下したうえで光源41a~41nに印加する分圧回路60a~60nと、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
照明光を受けることで表示光を射出する表示パネルと、
前記照明光を射出し、前記表示パネルの背面側に配置される複数の光源と、
前記複数の光源に電力を供給する電源部と、
前記複数の光源の個体差による輝度差が小さくなるように、前記電源部からの電圧を分圧することにより前記輝度差に応じた電圧降下量だけ降下したうえで前記光源に印加する分圧部と、を備える、
表示装置。
続きを表示(約 450 文字)
【請求項2】
前記複数の光源は、前記表示パネルの背面側に配置され、光源電流と発光輝度の関係で定義される輝度ランクが付けられ、
前記複数の光源のうち輝度ランクとして第1輝度ランクとされた複数の第1光源は第1領域内に配置され、
前記複数の光源のうち輝度ランクとして前記第1輝度ランクよりも光源電流に対する発光輝度が高い第2輝度ランクとされた複数の第2光源は第2領域内に配置され、
前記第2光源に対応する前記分圧部である第2分圧部での前記電圧降下量は、前記第1光源に対応する前記分圧部である第1分圧部での前記電圧降下量よりも大きく設定されている、
請求項1に記載の表示装置。
【請求項3】
前記電源部は、
バッテリと前記複数の光源との間に並列に接続される主電源及び副電源を有し、
前記主電源と前記副電源は、互いに協働しつつ、前記複数の光源それぞれの陽極に接続される共通の出力ラインに電力を供給する、
請求項1又は2に記載の表示装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、表示装置に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1に記載の車両用表示装置は、液晶表示パネルと、液晶表示パネルの直下に配置される複数の光源と、を備える。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-8296号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
各光源には、製造時に輝度特性の個体差により生じる輝度ランクがあり、複数の輝度ランクの光源を1つの表示装置に用いた場合、各光源に定電流を流しても輝度ランク毎に光源の輝度にバラツキが出てしまう。
【0005】
本開示は、上記実状を鑑みてなされたものであり、各光源の発光輝度のバラツキを抑制することができる表示装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、本開示に係る表示装置は、
照明光を受けることで表示光を射出する表示パネルと、
前記照明光を射出し、前記表示パネルの背面側に配置される複数の光源と、
前記複数の光源に電力を供給する電源部と、
前記複数の光源の個体差による輝度差が小さくなるように、前記電源部からの電圧を分圧することにより前記輝度差に応じた電圧降下量だけ降下したうえで前記光源に印加する分圧部と、を備える。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、各光源の発光輝度のバラツキを抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本開示の一実施形態に係る車両用表示装置のブロック図である。
本開示の一実施形態に係る分圧回路の回路図である。
本開示の一実施形態に係る光源基板の実装面の部分的な平面図である。
分圧回路がない比較例に係る第1と第2ランク光源の輝度差を示すグラフである。
本開示の一実施形態に係る第2ランク光源に印加される電圧の電圧降下量を示すグラフである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本開示の一実施形態に係る車両用表示装置について図面を参照しつつ説明する。この車両用表示装置は、車両、例えば、自動二輪車両に搭載されている。この車両用表示装置は、画像を表示するデジタルメータである。
【0010】
図1に示すように、車両用表示装置10は、マイコン(マイクロコントローラ)20と、電源部30と、複数の光源41a~41n(nは任意の自然数)と分圧回路60a~60n(nは任意の自然数)が実装される光源基板40と、光源ドライバ50a~50n(nは任意の自然数)と、表示パネル80と、を備える。なお、図1の構成要素同士を繋ぐ線種としては、実線は電力供給ラインであり、破線及び一点鎖線は通信信号ラインである。
(【0011】以降は省略されています)
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