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公開番号
2025036794
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-17
出願番号
2023143328
出願日
2023-09-05
発明の名称
ブッシングの取付金具
出願人
愛知電機株式会社
代理人
主分類
H05K
7/00 20060101AFI20250310BHJP(他に分類されない電気技術)
要約
【課題】構造を簡素化し、製作コストを低減できる電気機器用ブッシングの取付金具を提供する。
【解決手段】ブッシング1は電気機器のケースカバー7上に配置するフランジ部4を碍管1と一体の磁器によって構成する。取付金具19は横板部19aと縦板部19bからなるL字形をなし、横板部19aには挿通孔19cが形成されている。ケースカバー7には3本以上のスタッドボルト18が固定されており、スタッドボルト18を取り付け金具19の挿通孔19cに挿通することで、3個以上の横板部19aをフランジ部4上に配置する。横板部19aとフランジ部4間には緩衝材17が介在しており、スタッドボルト18にナット20を締め付けることによって、横板部19aが緩衝材17を介してフランジ部4を複数箇所からケースカバー7側へ押し付け、ブッシング1をケースカバー7に安定的に固定する。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
碍管内に、これを貫通する導体を配置して形成される電気機器用ブッシングにおいて、当該ブッシングのフランジ部を前記電気機器のケースカバー上に配置し、前記ケースカバー上に取り付けたボルトを挿通する挿通孔を備えた横板部と、該横板部から連続する縦板部からなる取付金具を前記ケースカバー上に配置して、前記横板部の一部を、緩衝材を介して前記フランジ部上面上に複数個所配置し、前記ボルトにナットを螺合することによって、前記横板部によって前記フランジ部を押さえ付けるように構成したことを特徴とするブッシングの取付金具。
続きを表示(約 150 文字)
【請求項2】
前記ボルトは、前記ケースカバー上に溶接によって取り付けられることを特徴とする請求項1記載のブッシングの取付金具。
【請求項3】
前記横板部は、前記フランジ部上面上に3箇所以上配置されることを特徴とする請求項1又は請求項2の何れかに記載のブッシングの取付金具。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、変圧器や遮断器などの電気機器に取り付けられ、電線を支持するとともに電気機器内部に安全に電気を導くブッシングの取付金具に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
変圧器などの電気機器には、導体をケース内に設置した電気機器本体から外部に引出す部位にブッシングが取付けられている。当該ブッシングのケースへの取付方法としては、例えば、下記特許文献1記載の技術が知られている。以下に記す括弧付きの図番は特許文献1に記載の図番を示す。
【0003】
下記特許文献1の(図1),(図3)に示されるブッシングは、磁器製の碍管本体(1)と筒状部(1B)および、これらの内部を貫通する導体ロッド(8)から概略構成されている。碍管本体(1)の外周部には多数の傘(100)が設けられている。碍管本体(1)の先端部(1a1)には端部キャップ(2)が取り付けられており、端部キャップ(2)には外部端子(3)が取り付けられている。
【0004】
筒状部(1B)には、その外径よりも大きな径とした後端部(1a2)が設けられ、筒状部(1B)はケース(4)に設けられた取付孔(5)を貫通した状態で配置される。取付孔(5)の周辺部には段部(5a)が設けられ、段部(5a)に環状のガスケット(20)が配置されることにより、ガスケット(20)は後端部(1a2)の下端面に当接する。
【0005】
導体ロッド(8)の一端は端部キャップ(2)の端板(2B)に接続され、他端は筒状部(1B)の開口端部を閉じる座金(9)を貫通して電気機器のケース(4)内に導入されている。
【0006】
後端部(1a2)の外周面には、円筒部(6a)とフランジ部(6b)とを有するフランジ金具(6)がセメントによって固定されており、当該フランジ部(6b)には、ボルト挿通孔(6c)が形成されている。
【0007】
電気機器のケース(4)にはスタッドボルト(11)が溶接されている。スタッドボルト(11)は、フランジ金具(6)のボルト挿通孔(6c)に挿通され、ナット(12)によってフランジ金具(6)のフランジ部(6b)を電気機器のケース(4)に対して締め付け固定することで、ブッシングを電気機器のケース(4)に取り付けている。
【0008】
このようにして、ブッシングを電気機器に取り付ける場合、前述したとおり、予め、後端部(1a2)の外周面に、フランジ金具(6)をセメントによって固定(セメンチング)する必要があり、作業工数の増加と作業負担の増大につながるなど、製作コストが増大する問題があった。
【0009】
一方、上記セメンチングを不要としたブッシングの取付方法も知られており、下記特許文献2に示す方法が一例として挙げられる。以下に記す括弧付きの図番は特許文献2に記載の図番を示す。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0010】
実開平4-131912
実開昭56-78121
(【0011】以降は省略されています)
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