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公開番号2025006326
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-17
出願番号2023107046
出願日2023-06-29
発明の名称発光具
出願人株式会社ルミカ
代理人個人,個人,個人
主分類H05B 47/17 20200101AFI20250109BHJP(他に分類されない電気技術)
要約【課題】被操作部の構成、操作を煩雑にすることなく、発光部での発光パターンの種類を増やす等、動作を多様化することができる発光具を提供する。
【解決手段】把持部11と、把持部11に設けられ内部に設けられている発光体15によって複数色の光を発する発光部13とを備えて構成されている筐体3と、筐体3に設けられている被操作部5と、筐体3に設けられている自己保持型の操作スイッチ7と、自己保持型の操作スイッチ7によって第1のモードになる設定がされた状態で被操作部5によって所定の操作がされたときにおける第1の動作と、自己保持型の操作スイッチ7によって第2のモードになる設定がされた状態で被操作部5によって所定の操作がされたときにおける第2の動作とが、互いに異なる動作になる制御をする制御部9とを有する発光具1である。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
把持部と、この把持部に設けられ内部に設けられている発光体によって複数色の光を発する発光部とを備えて構成されている筐体と、
前記筐体に設けられている被操作部と、
前記筐体に設けられている自己保持型の操作スイッチと、
前記自己保持型の操作スイッチによって第1のモードになる設定がされた状態で前記被操作部によって所定の操作がされたときにおける第1の動作と、前記自己保持型の操作スイッチによって第2のモードになる設定がされた状態で前記被操作部によって前記所定の操作がされたときにおける第2の動作とが、互いに異なる動作になる制御をする制御部と、
を有する発光具。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記被操作部は、第1群の押しボタンスイッチを備えて構成されており、
前記制御部は、
前記第1のモードの設定がされている状態で、前記第1群の押しボタンスイッチのうちの所定の1つの押しボタンスイッチが押されると、前記発光部での発光の態様を変更し、前記第1のモードの設定がされている状態で、前記第1群の押しボタンスイッチのうちの他の所定の1つの押しボタンスイッチが押されると、前記変更がされた前記発光部での発光の態様を元の態様に戻す制御をし、
前記第2のモードの設定がされている状態で、前記第1群の押しボタンスイッチのうちの前記所定の1つの押しボタンスイッチが押されても、前記第1群の押しボタンスイッチのうちの前記所定の1つの押しボタンスイッチが押されたことを無視する制御をする請求項1に記載の発光具。
【請求項3】
前記被操作部は、第2群の押しボタンスイッチを備えて構成されており、
前記制御部は、
前記第2のモードの設定がされている状態で、前記第2群の押しボタンスイッチのうちの所定の1つの押しボタンスイッチが押されることで、発光部での発光パターンを示す符号を決定し、この後、前記第1群の押しボタンスイッチのうちの前記他の所定の1つの押しボタンスイッチが押されると、前記第2群の押しボタンスイッチのうちの所定の1つの押しボタンスイッチが押されたことによる前記符号の決定を取り消す制御をする請求項2に記載の発光具。
【請求項4】
前記被操作部は、第2群の押しボタンスイッチと第3群の押しボタンスイッチとを備えて構成されており、
前記制御部は、
前記第2のモードの設定がされている状態で、前記第2群の押しボタンスイッチのうちの所定の1つの押しボタンスイッチが押されたことで、発光部での発光パターンを示す符号を決定し、この後、前記第3群の押しボタンスイッチのうちの所定の1つの押しボタンスイッチが押されることで、発光色の選択がされ、この後、前記第3群の押しボタンスイッチのうちの他の所定の1つの押しボタンスイッチが押されることで、前記選択された色が、前記決定された符号で示される発光パターンでの発光色として仮登録され、この後、前記第1群の押しボタンスイッチのうちの前記他の所定の1つの押しボタンスイッチが押されることで、前記発光色の仮登録を取り消す制御をする請求項2に記載の発光具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、発光具に係り、コンサート会場等で使用されるものに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
従来、複数の色の中から所定の1色を選んでこの選ばれた色で発光部が発光するとともに、発光部での発光色を記憶することができる発光具が知られている(特許文献1参照)。従来の発光具では、押しボタンスイッチを押すことで、発光部での発光色が変わるようになっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022―12665号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、従来の発光具等において、たとえば、ユーザの要求にこたえるべく、発光部での発光パターンの種類を増やす等、動作を多様化させようとすると、これに応じて、被操作部の構成、操作が煩雑になってしまう。たとえば、被操作部を構成する押しボタンスイッチの数が増えたり、複数の押しボタンスイッチを同時に押す等の操作が必要になる。
【0005】
本発明は、被操作部の構成、操作を煩雑にすることなく、発光部での発光パターンの種類を増やす等、動作を多様化することができる発光具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の態様に係る発光具は、把持部と、この把持部に設けられ内部に設けられている発光体によって複数色の光を発する発光部とを備えて構成されている筐体と、前記筐体に設けられている被操作部と、前記筐体に設けられている自己保持型の操作スイッチと、前記自己保持型の操作スイッチによって第1のモードになる設定がされた状態で前記被操作部によって所定の操作がされたときにおける第1の動作と、前記自己保持型の操作スイッチによって第2のモードになる設定がされた状態で前記被操作部によって前記所定の操作がされたときにおける第2の動作とが互いに異なる動作になる制御をする制御部とを有する発光具である。
【0007】
本発明の態様に係る発光具では、前記被操作部が、第1群の押しボタンスイッチを備えて構成されており、前記制御部が、前記第1のモードの設定がされている状態で、前記第1群の押しボタンスイッチのうちの所定の1つの押しボタンスイッチが押されると、前記発光部での発光の態様を変更し、前記第1のモードの設定がされている状態で、前記第1群の押しボタンスイッチのうちの他の所定の1つの押しボタンスイッチが押されると、前記変更がされた前記発光部での発光の態様を元の態様に戻す制御をし、前記第2のモードの設定がされている状態で、前記第1群の押しボタンスイッチのうちの前記所定の1つの押しボタンスイッチが押されても、前記第1群の押しボタンスイッチのうちの前記所定の1つの押しボタンスイッチが押されたことを無視する制御をするようになっている。
【0008】
また、本発明の態様に係る発光具では、前記被操作部が、第2群の押しボタンスイッチを備えて構成されており、前記制御部が、前記第2のモードの設定がされている状態で、前記第2群の押しボタンスイッチのうちの所定の1つの押しボタンスイッチが押されることで、発光部での発光パターンを示す符号を決定し、この後、前記第1群の押しボタンスイッチのうちの前記他の所定の1つの押しボタンスイッチが押されると、前記第2群の押しボタンスイッチのうちの所定の1つの押しボタンスイッチが押されたことによる前記符号の決定を取り消す制御をするようになっている。
【0009】
また、本発明の態様に係る発光具では、前記被操作部が、第2群の押しボタンスイッチと第3群の押しボタンスイッチとを備えて構成されており、前記制御部が、前記第2のモードの設定がされている状態で、前記第2群の押しボタンスイッチのうちの所定の1つの押しボタンスイッチが押されたことで、発光部での発光パターンを示す符号を決定し、この後、前記第3群の押しボタンスイッチのうちの所定の1つの押しボタンスイッチが押されることで、発光色の選択がされ、この後、前記第3群の押しボタンスイッチのうちの他の所定の1つの押しボタンスイッチが押されることで、前記選択された色が、前記決定された符号で示される発光パターンでの発光色として仮登録され、この後、前記第1群の押しボタンスイッチのうちの前記他の所定の1つの押しボタンスイッチが押されることで、前記発光色の仮登録を取り消す制御をするようになっている。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、被操作部の構成、操作を煩雑にすることなく、発光部での発光パターンの種類を増やす等、動作を多様化することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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