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公開番号2024174570
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-17
出願番号2023092463
出願日2023-06-05
発明の名称配線基板
出願人イビデン株式会社
代理人個人,個人
主分類H05K 3/46 20060101AFI20241210BHJP(他に分類されない電気技術)
要約【課題】ランドの側面とベタパターンの側面との間に発生する浮遊容量を小さくすることが求められている。
【解決手段】本開示の配線基板は、第1導電層と、前記第1導電層を覆う絶縁層と、前記絶縁層上に形成される第2導電層と、前記絶縁層を貫通し、前記第1導電層と前記第2導電層を接続するビア導体と、を有する配線基板であって、前記第1導電層には、前記ビア導体と接続されるパッドと、前記パッドを内包する開口を有するベタパターンと、が設けられ、前記パッドの側面と前記絶縁層との間、または、前記ベタパターンの前記開口の内側面と前記絶縁層との間に、空隙が設けられている。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
第1導電層と、
前記第1導電層を覆う絶縁層と、
前記絶縁層上に形成される第2導電層と、
前記絶縁層を貫通し、前記第1導電層と前記第2導電層を接続するビア導体と、を有する配線基板であって、
前記第1導電層には、前記ビア導体と接続されるパッドと、前記パッドを内包する開口を有するベタパターンと、が設けられ、
前記パッドの側面と前記絶縁層との間、または、前記ベタパターンの前記開口の内側面と前記絶縁層との間に、空隙が設けられている。
続きを表示(約 440 文字)【請求項2】
請求項1に記載の配線基板であって、
前記パッドの側面と前記絶縁層との間、および、前記ベタパターンの前記開口の内側面と前記絶縁層との間に、空隙が設けられている。
【請求項3】
請求項1に記載の配線基板であって、
前記パッドの側面の粗度が、前記パッドの上面の粗度よりも小さい。
【請求項4】
請求項1に記載の配線基板であって、
前記空隙は、複数の箇所に点在している。
【請求項5】
請求項1に記載の配線基板であって、
前記空隙の最大幅は、0.01~0.1μmである。
【請求項6】
請求項1に記載の配線基板であって、
前記パッドの側面と前記ベタパターンの前記開口の内側面との間の距離は300~700μmである。
【請求項7】
請求項1に記載の配線基板であって、
前記ベタパターンの前記開口の径が前記パッドの径の2~3倍である。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、導電層同士がビア導体により接続されている配線基板に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、この種の配線基板として、導電層同士を接続するビア導体のランドがベタパターンに囲まれているものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-11093号公報(図1等)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述した従来の配線基板においては、ランドの側面とベタパターンの側面との間に発生する浮遊容量を小さくすることが求められている。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の配線基板は、第1導電層と、前記第1導電層を覆う絶縁層と、前記絶縁層上に形成される第2導電層と、前記絶縁層を貫通し、前記第1導電層と前記第2導電層を接続するビア導体と、を有する配線基板であって、前記第1導電層には、前記ビア導体と接続されるパッドと、前記パッドを内包する開口を有するベタパターンと、が設けられ、前記パッドの側面と前記絶縁層との間、または、前記ベタパターンの前記開口の内側面と前記絶縁層との間に、空隙が設けられている。
【図面の簡単な説明】
【0006】
本開示の一実施形態に係る配線基板の側断面図
ビアランド近傍の平断面図
ビアランド近傍の側断面図
配線基板の製造方法を示す側断面図
配線基板の製造方法を示す側断面図
配線基板の製造方法を示す側断面図
配線基板の製造方法を示す側断面図
配線基板の製造方法を示す側断面図
変形例に係る配線基板の側断面図
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、図1~図8を参照して本開示の一実施形態について説明する。図1に示すように、本実施形態の配線基板10は、コア基板11と、その表裏の両面(第1面11F、第2面11S)に積層される第1と第2のビルドアップ層12A,12Bとを有する。
【0008】
コア基板11は、例えば、絶縁層11Kと、その表裏の両面に積層される導電層13とを備えている。絶縁層11Kは、例えば、複数のプリプレグ(ガラスクロス等の繊維からなる心材を樹脂含侵してなるBステージの樹脂シート)が積層された構造をなしている。また、絶縁層11Kには、スルーホール導体14が形成されている。
【0009】
第1と第2のビルドアップ層12A,12Bは、絶縁層15と導電層16とが交互に積層されてなる。詳細には、それぞれ、コア基板11側から順番に、第1絶縁層15A、第1導電層16A、第2絶縁層15B、第2導電層16B、第3絶縁層15C、第3導電層16Cが積層されている。各絶縁層15は、例えば、ビルドアップ基板用の絶縁フィルム(心材を有さず、例えば、無機フィラーを含む熱硬化性樹脂からなるフィルム)であり、導電層16は、主として電解めっきである。また、第1~3の絶縁層15A~15Cには、コア基板11の導電層13と第1導電層16Aとの間、第1導電層16Aと第2導電層16Bとの間、第2導電層16Bと第3導電層16Cとの間をそれぞれ接続するビア導体19が形成されている。なお、本実施形態では、第1と第2のビルドアップ層12A,12Bは、同じ層数になっているが、互いに異なる層数であってもよい。
【0010】
第1と第2のビルドアップ層12A,12Bの上には、第3導電層16Cに含まれる複数のパッド18に対応して複数の開口部17Aを有するソルダーレジスト層17が積層されている。
(【0011】以降は省略されています)

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