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公開番号
2025134131
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-17
出願番号
2024031831
出願日
2024-03-04
発明の名称
配線基板
出願人
イビデン株式会社
代理人
弁理士法人銀座マロニエ特許事務所
主分類
H05K
1/02 20060101AFI20250909BHJP(他に分類されない電気技術)
要約
【課題】絶縁層から剥がれ難い微細な配線導体を提供する。
【解決手段】本発明の配線基板は、絶縁層上に無電解めっき層および電解めっき層からなる配線導体を形成してなる配線基板であって、無電解めっき層と電解めっき層の界面部分に、配線導体の内側に向いた窪みを有する。好適な実施形態として、窪みが略三角形の窪みであり、窪みは、電解めっき層に形成した、配線基板の側面から界面部分に向かって内側に向いた第1のテーパー部と、無電解めっき層に形成した、界面部分から配線基板の側面に向かって外側に向いた第2のテーパー部と、から形成されている。また、好適な実施形態として、無電解めっき層が無電解銅めっきにより形成され、電解めっき層が電解銅めっきにより形成されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
絶縁層上に無電解めっき層および電解めっき層からなる配線導体を形成してなる配線基板であって、
前記無電解めっき層と前記電解めっき層の界面部分に、前記配線導体の内側に向いた窪みを有する。
続きを表示(約 250 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の配線基板であって、前記窪みが略三角形の窪みであり、前記窪みは、前記電解めっき層に形成した、前記配線基板の側面から前記界面部分に向かって内側に向いた第1のテーパー部と、前記無電解めっき層に形成した、前記界面部分から前記配線基板の側面に向かって外側に向いた第2のテーパー部と、から形成されている。
【請求項3】
請求項1または2に記載の配線基板であって、前記無電解めっき層が無電解銅めっきにより形成され、前記電解めっき層が電解銅めっきにより形成されている。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、絶縁層上に無電解めっき層および電解めっき層からなる配線導体を形成してなる配線基板に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、絶縁層上に無電解めっき層および電解めっき層からなる配線導体を形成してなる配線基板は、種々の形状のものが知られている(例えば、特許文献1)。図3は、特許文献1で開示された配線基板における配線導体の一実施形態を説明するための図である。図3において、配線基板51は、絶縁層52上に無電解めっき層53および電解めっき層54からなる配線導体55を形成している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2011-181640号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示された技術では、図3に示すように、無電解めっき層53の側壁が、無電解めっき層53と電解めっき層54の界面から、絶縁層52に向かって内側にテーパー形状となっている。そのため、無電解めっき層53と絶縁層52との間の接触面積が小さくなるので、微細な配線導体55を形成しようとすると、配線導体55の無電解めっき層53が絶縁層52から剥がれやすくなっていた。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明に係る配線基板は、絶縁層上に無電解めっき層および電解めっき層からなる配線導体を形成してなる配線基板であって、前記無電解めっき層と前記電解めっき層との界面部分に、前記配線導体の内側に向いた窪みを有する。
【図面の簡単な説明】
【0006】
本発明に係る配線基板における配線導体の一実施形態を説明するための図である。
本発明に係る配線基板における配線導体の製造方法の一実施形態を説明するための図である。
本発明に係る配線基板における配線導体の製造方法の一実施形態を説明するための図である。
本発明に係る配線基板における配線導体の製造方法の一実施形態を説明するための図である。
本発明に係る配線基板における配線導体の製造方法の一実施形態を説明するための図である。
本発明に係る配線基板における配線導体の製造方法の一実施形態を説明するための図である。
本発明に係る配線基板における配線導体の製造方法の一実施形態を説明するための図である。
本発明に係る配線基板における配線導体の製造方法の一実施形態を説明するための図である。
従来の配線基板における配線導体の一実施形態を説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
<本発明に係る配線基板について>
本発明に係る配線基板の一実施形態が、図面を参照して説明される。なお、図1および図2A~図2Gに示す例において、各部材の寸法、特に高さ方向の寸法については、本発明の特徴をより良く理解できるようにするために、実際の寸法とは異なる寸法で記載している。
【0008】
図1は、本発明に係る配線基板における配線導体の一実施形態を説明するための図である。図1に示す例において、本発明の配線基板1は、絶縁層2上に無電解めっき層3および電解めっき層4からなる配線導体5を形成している。
【0009】
上述した構成の本発明に係る配線基板1では、無電解めっき層3と電解めっき層4との界面部分Bに、配線導体1の内側に向いた窪み11を有している。好適な実施形態として、図1に示す例では、窪み11が略三角形の窪みである。そして、窪み11は、電解めっき層4に形成した、配線基板1の側面から界面部分Bに向かって内側に向いた第1のテーパー部12-1と、無電解めっき層3に形成した、界面部分Bから配線基板1の側面に向かって外側に向いた第2のテーパー部12-2と、から形成されている。
【0010】
図1に示す本発明に係る配線基板1では、窪み11において、無電解めっき層3に、界面部分Bから配線基板1の側面に向かって外側に向いた第2のテーパー部12-2を形成している。この第2のテーパー部12-2は、図3に示した従来技術おいて無電解めっき層に形成したテーパー部とテーパーの向きが逆である。そのため、第2のテーパー部12-2と絶縁層2との接触面積を大きくすることができ、従来技術に比べて、絶縁層2から剥がれ難い配線導体1を形成することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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