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公開番号2025132793
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-10
出願番号2024030586
出願日2024-02-29
発明の名称部品内蔵配線板
出願人イビデン株式会社
代理人弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類H05K 3/46 20060101AFI20250903BHJP(他に分類されない電気技術)
要約【課題】部品内蔵配線板の接続信頼性向上。
【解決手段】本開示の部品内蔵配線板は、第一面と、前記第一面とは反対側の第二面を有すると共に、前記第一面から前記第二面まで貫通する開口部を有するコア基板と、前記開口部の内側に挿入される電子部品と、前記第一面上に配置される第1ビルドアップ部と、絶縁層を含み、前記第二面上に配置される第2ビルドアップ部と、前記開口部の第一面側の一部を埋める第1樹脂部と、前記絶縁層の一部の樹脂にて構成され、前記開口部の第二面側の残部を埋める第2樹脂部と、を備える部品内蔵配線板であって、前記第2樹脂部及び前記絶縁層には、前記電子部品と接続されるビア導体が形成される。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
第一面と、前記第一面とは反対側の第二面を有すると共に、前記第一面から前記第二面まで貫通する開口部を有するコア基板と、
前記開口部の内側に挿入される電子部品と、
前記第一面上に配置される第1ビルドアップ部と、
絶縁層を含み、前記第二面上に配置される第2ビルドアップ部と、
前記開口部の第一面側の一部を埋める第1樹脂部と、
前記絶縁層の一部の樹脂にて構成され、前記開口部の第二面側の残部を埋める第2樹脂部と、
を備える部品内蔵配線板であって、
前記第2樹脂部及び前記絶縁層には、前記電子部品と接続されるビア導体が形成される。
続きを表示(約 470 文字)【請求項2】
請求項1に記載の部品内蔵配線板であって、
前記電子部品は、複数からなり、
互いに高さが異なっている。
【請求項3】
請求項1に記載の部品内蔵配線板であって、
前記第1樹脂部は、前記第2樹脂部よりも小さい熱膨張係数を有している。
【請求項4】
請求項1に記載の部品内蔵配線板であって、
前記開口部の深さは、1.0mm以上、2.0mm以下である。
【請求項5】
請求項1に記載の部品内蔵配線板であって、
前記第1樹脂部の前記第一面からの高さは、開口部の深さの50%以上、80%以下である。
【請求項6】
請求項1に記載の部品内蔵配線板であって、
前記第1樹脂部を構成する樹脂と、前記第1ビルドアップ部に含まれる絶縁層を構成する樹脂とは異なる。
【請求項7】
請求項1に記載の部品内蔵配線板であって、
前記第1ビルドアップ部に含まれる絶縁層には、前記電子部品と接続されるビア導体が形成される。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は部品内蔵配線板に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、開口部を有するコア基板と、互いに離隔した状態で隙間を有して前記開口部に配置される複数の電子部品と、前記コア基板上及び前記電子部品上に配置されるビルドアップ部と、を備える配線基板であって、前記隙間が樹脂で埋められている構造が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2003-147049号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ビルドアップ部を含む部品内蔵配線板において、樹脂にビア導体を形成する場合、接続信頼性の懸念がある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の部品内蔵配線板は、第一面と、前記第一面とは反対側の第二面を有すると共に、前記第一面から前記第二面まで貫通する開口部を有するコア基板と、前記開口部の内側に挿入される電子部品と、前記第一面上に配置される第1ビルドアップ部と、絶縁層を含み、前記第二面上に配置される第2ビルドアップ部と、前記開口部の第一面側の一部を埋める第1樹脂部と、前記絶縁層の一部の樹脂にて構成され、前記開口部の第二面側の残部を埋める第2樹脂部と、を備える部品内蔵配線板であって、前記第2樹脂部及び前記絶縁層には、前記電子部品と接続されるビア導体が形成される。
【0006】
本開示の部品内蔵配線板によれば、開口部が第1樹脂部のみで埋められる構成に比べ、ビア導体形成のしやすさと接続信頼性が両立される。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本開示の実施形態の部品内蔵配線板の一部を切り出して示す断面図である。
本開示の実施形態のコア絶縁層を示した断面図である。
本開示の実施形態のコア絶縁層に開口部を設けてコア基板の製造を開始した状態の断面図である。
本開示の実施形態の開口部に、第1部品と第2部品を配置した状態を示す断面図である。
本開示の実施形態の開口部に、第一面側樹脂部を埋め込んだ状態の断面図である。
本開示の実施形態の開口部に、第二面側樹脂部を埋め込んだ状態の断面図である。
本開示の実施形態のコア基板の天地を逆転させたものに、ビルドアップ部として層間絶縁層を一層積層した状態の断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
次に、本開示の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
【0009】
図1は本開示の実施形態(以下、「本実施形態」という。)の部品内蔵配線板10の一部を切り出して示す断面図である。
【0010】
図1に示されるように、本実施形態の部品内蔵配線板10は、第一面20F及び第一面とは反対側の第二面20Bを有するコア基板20と、コア基板20の第一面20F上に配置されている第1ビルドアップ部としてのビルドアップ部22と、コア基板20の第二面20B上に配置されている第2ビルドアップ部としてのビルドアップ部21とを有している。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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