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公開番号
2025154351
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-10
出願番号
2024057295
出願日
2024-03-29
発明の名称
断熱材
出願人
イビデン株式会社
代理人
弁理士法人WisePlus
主分類
C04B
35/83 20060101AFI20251002BHJP(セメント;コンクリート;人造石;セラミックス;耐火物)
要約
【課題】 加熱不良や部分的な劣化を抑制することのできる断熱材を提供する。
【解決手段】 炭素繊維を含む筒状の断熱材であって、上記断熱材を長さ方向に3分割して上部、中央部、下部に分け、上記上部、上記中央部、上記下部から、それぞれ、上記長さ方向に所定の長さを有する環状の断熱材片を切り出し、上記各断熱材片を周方向に8等分して得られる合計24個の試料片を用いて求めた密度について、最大値をρ
max
、最小値をρ
min
、平均値をρ
ave
とした場合に、平均密度ρ
ave
が0.10~0.25g/cm
3
であり、[(ρ
max
)-(ρ
min
)]/(ρ
ave
)×100で示される密度ばらつき率が15%以下である、ことを特徴とする断熱材。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
炭素繊維を含む筒状の断熱材であって、
前記断熱材を長さ方向に3分割して上部、中央部、下部に分け、前記上部、前記中央部、前記下部から、それぞれ、前記長さ方向に所定の長さを有する環状の断熱材片を切り出し、前記各断熱材片を周方向に8等分して得られる合計24個の試料片を用いて求めた密度について、最大値をρ
max
、最小値をρ
min
、平均値をρ
ave
とした場合に、平均密度ρ
ave
が0.10~0.25g/cm
3
であり、[(ρ
max
)-(ρ
min
)]/(ρ
ave
)×100で示される密度ばらつき率が15%以下である、ことを特徴とする断熱材。
続きを表示(約 140 文字)
【請求項2】
前記密度ばらつき率が3%以上である、請求項1に記載の断熱材。
【請求項3】
前記断熱材は、一体成形体である、請求項1又は2に記載の断熱材。
【請求項4】
前記断熱材は、鱗片状黒鉛を含む、請求項1又は2に記載の断熱材。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、断熱材に関する。
続きを表示(約 960 文字)
【背景技術】
【0002】
炭素繊維を用いた断熱材は、耐熱温度が高く断熱性能も優れることから、半導体製造用炉、セラミック焼結炉などの高温向けの炉用断熱材として広く利用されている。
【0003】
断熱材の形状は、断熱対象物の形状により適宜設定されるが、例えば、筒状の対象物を断熱するためには、筒状の断熱材が用いられる。
【0004】
例えば、特許文献1には、炭素繊維フェルトを巻回積層して円筒形の断熱材を製造する方法が知られている。
また、特許文献2には、吸引成形型を用いて、炭素繊維を含むスラリーから、中空筒状の炭素繊維成形体を直接製造する方法が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開平10-291869号公報
特開平02-208264号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、特許文献1及び2に記載された方法で製造された筒状の断熱材では、密度がばらつくことがあった。
【0007】
特許文献1のような、炭素繊維を含む長尺のシート状物を巻回して筒状の断熱材を形成する方法では、シート状物の密度のばらつきが巻回時の積層周期によって増幅されてしまい、密度がばらつくと考えられる。
【0008】
特許文献2のような、炭素繊維を含むスラリー中に吸引成形型を浸漬させる方法では、スラリー中の炭素繊維が時間経過で沈降して濃度分布が生じ、これが密度のばらつきに影響を及ぼしていると考えられる。
【0009】
特許文献1及び2のように断熱材の密度がばらついていると、部分的に断熱性能が低くなることで炉内の温度分布が大きくなってしまい、加熱対象物に加熱不良が生じる原因や、断熱材の部分的な劣化が進行してしまい、断熱材の交換頻度が増加する原因となる。
【0010】
本発明は、上記課題を解決するためになされた発明であり、加熱不良や部分的な劣化を抑制することのできる断熱材を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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