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公開番号
2024165794
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-28
出願番号
2023082289
出願日
2023-05-18
発明の名称
調理機
出願人
株式会社下村漆器店
代理人
個人
主分類
H05B
6/12 20060101AFI20241121BHJP(他に分類されない電気技術)
要約
【課題】
遠隔操作によって食材の加熱・調理を行う場合であっても、調理現場の状況把握を行い、食材の加熱・調理によるリスクを低減させる。
【解決手段】
複数の食器を各食器に対応させて配置される電磁誘導コイルが発する電磁波を利用して個別に電磁誘導加熱し食器内に配置される食材の調理を行う調理機であって、各電磁誘導コイルに流す電流の大きさを時系列情報として規定する食材の調理を行うための加熱制御規則情報を、通信ネットワークを介して他装置から取得する手段と、調理機が備える入力装置における、加熱制御規則情報の実行を許可する操作を受け付ける手段と、実行許可操作の受付処理が行われた後、加熱制御規則情報に基づき、電磁誘導コイルに電流を流すことによって食器を電磁誘導加熱し食材の調理を行う手段と、を有する。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
板状体上の所定の位置に載置される複数の食器を前記板状体下かつ各前記食器に対応させて配置される電磁誘導コイルが発する電磁波を利用して個別に電磁誘導加熱し前記各食器内に配置される食材の調理を行う調理機であって、
各前記電磁誘導コイルに流す電流の大きさを時系列情報として規定する前記食材の調理を行うための加熱制御規則情報を、通信ネットワークを介して他装置から取得する制御情報取得手段と、
当該調理機が備える入力装置における、前記加熱制御規則情報の実行を許可する操作を受け付ける許可操作受付手段と、
前記許可操作受付手段による受付処理が行われた後、前記加熱制御規則情報に基づき、前記各電磁誘導コイルに電流を流すことによって前記各食器を電磁誘導加熱し前記食材の調理を行う調理手段と、を有することを特徴とする調理機。
続きを表示(約 1,400 文字)
【請求項2】
前記許可操作受付手段が、前記加熱制御規則情報を実行する意思の確認用ボタンを押下する操作を受け付けることを特徴とする請求項1に記載の調理機。
【請求項3】
前記制御情報取得手段が、遠隔地に位置する情報処理装置から送信される前記加熱制御規則情報を取得することを特徴とする請求項1又は2に記載の調理機。
【請求項4】
前記加熱制御規則情報において該加熱制御規則情報が実行されるべき時刻が規定され、前記許可操作受付手段による受付処理が行われず、前記実行されるべき時刻が到来した場合、
前記調理手段が、前記加熱制御規則情報に基づく調理処理を行わないことを特徴とする請求項1乃至3の何れか一に記載の調理機。
【請求項5】
前記加熱制御規則情報において該加熱制御規則情報が実行されるべき時刻が規定され、前記実行されるべき時刻の前に、前記許可操作受付手段による受付処理が行われている場合のみ、
前記調理手段が、前記加熱制御規則情報に基づく調理処理を行うことを特徴とする請求項1乃至4の何れか一に記載の調理機。
【請求項6】
板状体上の所定の位置に載置される複数の食器を前記板状体下かつ各前記食器に対応させて配置される電磁誘導コイルが発する電磁波を利用して個別に電磁誘導加熱し前記各食器内に配置される食材の調理を行う調理機を使用する調理方法であって、
制御情報取得手段が、各前記電磁誘導コイルに流す電流の大きさを時系列情報として規定する前記食材の調理を行うための加熱制御規則情報を、通信ネットワークを介して他装置から取得するステップと、
許可操作受付手段が、前記調理機が備える入力装置における、前記加熱制御規則情報の実行を許可する操作を受け付けるステップと、
調理手段が、前記許可操作受付手段による受付処理が行われた後、前記加熱制御規則情報に基づき、前記各電磁誘導コイルに電流を流すことによって前記各食器を電磁誘導加熱し前記食材の調理を行うステップと、を含む調理方法。
【請求項7】
前記許可操作受付手段が、前記加熱制御規則情報を実行する意思の確認用ボタンを押下する操作を受け付けることを特徴とする請求項6に記載の調理方法。
【請求項8】
前記制御情報取得手段が、遠隔地に位置する情報処理装置から送信される前記加熱制御規則情報を取得することを特徴とする請求項6又は7に記載の調理方法。
【請求項9】
前記加熱制御規則情報において該加熱制御規則情報が実行されるべき時刻が規定され、前記許可操作受付手段による受付処理が行われず、前記実行されるべき時刻が到来した場合、
前記調理手段が、前記加熱制御規則情報に基づく調理処理を行わないことを特徴とする請求項6乃至8の何れか一に記載の調理方法。
【請求項10】
前記加熱制御規則情報において該加熱制御規則情報が実行されるべき時刻が規定され、前記実行されるべき時刻の前に、前記許可操作受付手段による受付処理が行われている場合のみ、
前記調理手段が、前記加熱制御規則情報に基づく調理処理を行うことを特徴とする請求項6乃至9の何れか一に記載の調理方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
電磁誘導コイルが発する電磁波を利用して食器を電磁誘導加熱し、食器内の食材を調理する技術に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1で開示されるような遠隔調理システムの技術がある。特許文献1に開示される遠隔調理システム1は、調理制御装置100、1つ以上の調理機200を含み、ユーザー端末430と調理制御装置100、調理制御装置100と調理機200は相互に有線又は無線の通信ネットワーク420を介して接続される。調理機200は、食材240を加熱し食事の調理を行う装置であり、調理制御装置100は、調理機200で行われる調理の実行指示を行う装置である。調理機200は、地理的に離れた場所に位置する調理制御装置100から通知される制御指示に基づいて調理を行う。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6456982号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記の従来技術では、遠隔操作によって調理機が食材の加熱・調理を行い、調理機付近に人がいない場合、遠隔地において調理現場の状況把握が出来ず、加熱・調理に基づく火災等が引き起こされる可能性が有るという問題点があった。また、調理機付近に人がいなければ、万が一、加熱・調理に基づく火災等が発生した場合、適切な対応を行うことができないという問題点もある。
【0005】
加えて、上記の従来技術では、通信ネットワークを介した遠隔操作によって調理機に食材の加熱・調理を行わせる場合、不正アクセスによる調理機の遠隔操作によって、発火・爆発等、故意の危険行為を可能にしてしまうという問題点もある。
【0006】
そこで本発明では、上記問題点を鑑み、遠隔操作によって食材の加熱・調理を行う場合であっても、調理現場の状況把握を行い、食材の加熱・調理によるリスクを低減させる調理機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
開示する調理機の一形態は、板状体上の所定の位置に載置される複数の食器を前記板状体下かつ各前記食器に対応させて配置される電磁誘導コイルが発する電磁波を利用して個別に電磁誘導加熱し前記各食器内に配置される食材の調理を行う調理機であって、各前記電磁誘導コイルに流す電流の大きさを時系列情報として規定する前記食材の調理を行うための加熱制御規則情報を、通信ネットワークを介して他装置から取得する制御情報取得手段と、当該調理機が備える入力装置における、前記加熱制御規則情報の実行を許可する操作を受け付ける許可操作受付手段と、前記許可操作受付手段による受付処理が行われた後、前記加熱制御規則情報に基づき、前記各電磁誘導コイルに電流を流すことによって前記各食器を電磁誘導加熱し前記食材の調理を行う調理手段と、を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
開示する調理機は、遠隔操作によって食材の加熱・調理を行う場合であっても、調理現場の状況把握を行い、食材の加熱・調理によるリスクを低減させる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本実施の形態に係る遠隔調理システムの概要を示す図である。
本実施の形態に係る板状体及び板状体上に載置される食器の一例を示す図である。
本実施の形態に係る板状体上面の一例を示す図である。
本実施の形態に係る調理機における板状体載置部位の透視図の一例である。
本実施の形態に係る調理機における電磁誘導加熱の原理を説明する図である。
本実施の形態に係る調理機の機能ブロック図である。
本実施の形態に係る加熱制御規則情報の一例を示す図である。
本実施の形態に係る調理機のハードウエア構成例を示す図である。
本実施の形態に係る調理機による基本処理(その1)の流れの一例を示すフローチャートである。
本実施の形態に係る調理機による基本処理(その2)の流れの一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
図面を参照しながら、本発明を実施するための形態について説明する。
(本実施の形態に係る調理機の動作原理)
(【0011】以降は省略されています)
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