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公開番号2024160039
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-11
出願番号2023075342
出願日2023-04-29
発明の名称装飾具
出願人三笠電子工業株式会社
代理人個人,個人
主分類H05B 47/11 20200101AFI20241101BHJP(他に分類されない電気技術)
要約【課題】この発明は光源による照明機能を備える装飾具に新たな装飾効果や新たな意匠性を具備させることを目的とする。
【解決手段】この発明の装飾具は、温度センサ、第1光源及び温度センサの出力に応じて第1光源を制御する第1コントローラを備える第1光源ユニット、湿度センサ、第2光源及び湿度センサの出力に応じて第2光源を制御する第2コントローラを備える第2光源ユニット、及びフレーム、を備える装飾具であって、第1光源からの第1照射光はフレームの第1照明領域を照射し、第2光源からの第2照射光はフレームの第2照明領域を照射し、第1照明領域と第2照明領域はフレームにおいて分離されており、第1照射光と第2照射光とは交差しない。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
温度センサ、第1光源及び前記温度センサの出力に応じて前記第1光源を制御する第1コントローラを備える第1光源ユニット、
湿度センサ、第2光源及び前記湿度センサの出力に応じて前記第2光源を制御する第2コントローラを備える第2光源ユニット、及び
フレーム、を備える装飾具であって、
前記第1光源からの第1照射光は前記フレームの第1照明領域を照射し、前記第2光源からの第2照射光は前記フレームの第2照明領域を照射し、
前記第1照明領域と前記第2照明領域は前記フレームにおいて分離されており、
前記第1照射光と前記第2照射光とは交差しない、装飾具。
続きを表示(約 1,800 文字)【請求項2】
前記第1照明領域には第1オブジェクトをセット可能であり、前記第2照明領域には第2オブジェクトをセット可能であり、
前記第1オブジェクト及び/又は前記第2オブジェクトは照射態様情報提供部を備え、前記1照明領域及び/又は前記第2照明領域は前記照射態様情報提供部から照射態様情報を読取る読取り部を備え、
該読取り部に読み取られた照射態様情報に基づき第1制御信号を出力する照明コントローラが更に備えられ、
前記第1コントローラ及び/又は前記第2コントローラは前記第1制御信号に基づき、前記第1光源及び/又は前記第2光源に対する制御態様を変更する、請求項1に記載の装飾具。
【請求項3】
前記読取り部は光センサを備え、
前記照明コントローラは該光センサが前記照明態様情報提供部を読み取るとき、前記第1照射光及び前記第2照射光が前記光センサに干渉することを防止する、請求項2に記載の装飾具。
【請求項4】
カレンダー保存部が更に備えられ、このカレンダー保存部には、カレンダーデータと該カレンダーデータに応じた第2照明態様が保存される、
前記照明コントローラは前記カレンダー保存部に保存されているカレンダーデータと現在時刻とを対照して現在時刻に対応する前記第2照明態様を読出して第2制御信号を出力し、
前記第1コントローラ及び/又は前記第2コントローラは前記第2制御信号に基づき、前記前記第1光源及び/又は前記第2光源の制御態様を変更する、請求項1に記載の装飾具。
【請求項5】
前記第1コントローラは第1温度閾値より低い温度で前記第1照射光を照射態様Aとし、前記第1温度閾値以上の温度で前記第1照射光を照射態様Bとし、
前記第2制御信号に基づき、前記第1コントローラは、前記第1温度閾値を変化させるか、又は、前記照射態様A及び/又は照射態様Bを変化させる、
及び/又は
前記第2コントローラは第1湿度閾値より低い湿度で前記第2照射光を照射態様Cとし、前記第1湿度閾値以上の湿度で前記第2照射光を照射態様Dとし、
前記第2制御信号に基づき、前記第2コントローラは、前記第1湿度閾値を変化させるか、又は、前記照射態様C及び/又は照射態様Dを変化させる、請求項4に記載の装飾具。
【請求項6】
カレンダー書込み部が更に備えられ、
該カレンダー書込み部は任意のカレンダーデータと該カレンダーデータに応じた任意の第3照明態様を、前記カレンダー保存部へ書き込むことを許容する、請求項4に記載の装飾具。
【請求項7】
音出力部と第3コントローラとが更に備えられ、
前記第3コントローラは前記温度センサの出力が所定の第2温度閾値を超えて変化したとき、及び/又は湿度センサの出力が所定の第2湿度閾値を超えて変化したとき、前記音出力部をオンにする、請求項1に記載の装飾具。
【請求項8】
第1光源及び前記第1光源を制御する照明コントローラを備える第1光源ユニットと、
フレームと、を備える装飾具であって、
前記第1光源からの第1照射光は前記フレームの第1照明領域を照射し、
カレンダー保存部が更に備えられ、このカレンダー保存部には、カレンダーデータと該カレンダーデータに応じた照明態様が保存され、
カレンダー書込み部が更に備えられ、該カレンダー書込み部は任意のカレンダーデータと該カレンダーデータに応じた任意の照明態様を、前記カレンダー保存部へ書き込むことを許容し、
前記照明コントローラは前記カレンダー保存部に保存されているカレンダーデータと現在時刻とを対照して現在時刻に対応する前記照明態様を読出して前記第1光源を制御する装飾具。
【請求項9】
前記第1照明領域には第1オブジェクトをセット可能であり、
前記第1オブジェクトは照明態様情報提供部を備え、前記第1照明領域は前記照明態様情報提供部を読み取る読取り部を備え、
前記読み取られた用明態様情報に基づき前記照明コントローラは前記第1光源の制御態様を変更する、請求項8に記載の装飾具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は装飾具に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来より、装飾具として、光源からの光で被照明物(オブジェクト)を照明するタイプのものが提案されており、その照明の態様は様々である。
特許文献1の装飾具では、非照明物に予め付された固有の照明情報(例えば平面的なコード情報)が読取られ、この照明情報に応じた照明の態様で被照明物が照明される。
また、特許文献2に記載の照明装置では、環境の温度や湿度に応じて照明態様の調整(調光)が行なわれている。
その他、この発明に関連する先行文献として特許文献3を参照されたい。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-186885号公報
特開平7-73711号公報
実用新案公報第3189270号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記、光源による照明機能を備える装飾具の現状に鑑み、この発明は光源による照明機能を備える装飾具に新たな装飾効果や新たな意匠性を具備させることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明者らは、光源による照明機能を備える装飾具について鋭意検討したところ、今迄にない照明の態様を奏する装飾具に想到した。
即ち、この発明の第1局面は次のように規定される。
温度センサ、第1光源及び前記温度センサの出力に応じて前記第1光源を制御する第1コントローラを備える第1光源ユニット、
湿度センサ、第2光源及び前記湿度センサの出力に応じて前記第2光源を制御する第2コントローラを備える第2光源ユニット、及び
フレーム、を備える装飾具であって、
前記第1光源からの第1照射光は前記フレームの第1照明領域を照射し、前記第2光源からの第2照射光は前記フレームの第2照明領域を照射し、
前記第1照明領域と前記第2照明領域は前記フレームにおいて分離されており、
前記第1照射光と前記第2照射光とは交差しない、装飾具。
【0006】
このように規定される第1局面の装飾具によれば、同じフレームにおいて第1照明領域と第2照明領域とが分離されており、それぞれが第1光源ユニット及び第2光源ユニットにより独立して照明される。装飾具が置かれた環境の温度に応じて第1光源ユニットの照明は制御され、同じく環境の湿度に応じて第2光源ユニットの照明は制御される。
このような照明の態様を備えた装飾具はこれが置かれた空間に新規な雰囲気を提供することができる。
【0007】
この発明の第2局面は次のように規定される。即ち。
第1局面の装飾具において、前記第1照明領域には第1オブジェクトをセット可能であり、前記第2照明領域には第2オブジェクトをセット可能であり、
前記第1オブジェクト及び/又は前記第2オブジェクトは照射態様情報提供部を備え、前記1照明領域及び/又は前記第2照明領域は前記照射態様情報提供部から照射態様情報を読取る読取り部を備え、
該読取り部に読み取られた照射態様情報に基づき第1制御信号を出力する照明コントローラが更に備えられ、
前記第1コントローラ及び/又は前記第2コントローラは前記第1制御信号に基づき、前記第1光源及び/又は前記第2光源に対する制御態様を変更する。
【0008】
このように規定される第2局面の装飾具によれば、照明領域に任意のオブジェクト(被照明物)がセットされるところ、オブジェクトには固有の(当該オブジェクトに適した)照射態様を規定する照明態様情報を持った照明態様情報提供部が備えられる。第1照明領域(第2照明領域)にセットするオブジェクトを取り換えたとき、取り換えられたオブジェクトに備えられた照明態様情報提供部の照明態様情報が読取り部に読み取られ、読み取られた照明態様情報に基づき照明コントローラが第1制御信号を出力し、もって第1光源ユニット(第2光源ユニット)によるオブジェクトに対する照明の態様が変更される。
これにより、オブジェクトに応じた、かつ環境の温度(湿度)を反映した、新規な雰囲気を装飾具が置かれた空間に提供することができる。
【0009】
この発明の第3局面は次のように規定される。即ち、
第2局面に規定の装飾具であって、前記読取り部は光センサを備え、
前記照明コントローラは該光センサが前記照明態様情報提供部を読み取るとき、前記第1照射光及び前記第2照射光が前記光センサに干渉することを防止する。
【0010】
照明態様情報提供部において、バーコードや二次元バーコードに代表されるプリント物等を用いて照明対象情報が表されているとき、読取り部はこのプリント物等を読み取るために光源と光センサを備える。装飾具はそもそも第1光源ユニットと第2光源ユニットを備えるので、これらからの光が光センサに干渉するおそれがある。そこで、この第3局面で規定するように、照明態様情報提供部からの光を光センサに読み取らせるとき、第1照射光及び第2照射光が光センサに干渉することを照明コントローラに防止させることで、光センサによる読取り誤動作を防止する。例えば、光センサによる読取りのタイミングと、各光源ユニットの光源の発光のタイミングをずらせることで、第1照射光及び第2照射光が光センサに干渉することを防止できる。
(【0011】以降は省略されています)

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