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公開番号2024178990
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-26
出願番号2023097456
出願日2023-06-14
発明の名称配線モジュール
出願人株式会社オートネットワーク技術研究所,住友電装株式会社,住友電気工業株式会社
代理人弁理士法人暁合同特許事務所
主分類H01M 50/503 20210101AFI20241219BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】バスバーと電極端子との接続信頼性、及びバスバーと配線材との接続信頼性に優れた配線モジュールを提供する。
【解決手段】配線モジュール20は、電極端子を有する複数の蓄電素子に取り付けられる配線モジュール20であって、バスバー30と、配線材40と、を備え、バスバー30は、電極端子に接続される電極接続部31と、板状をなす複数の基材が積層されて構成されており且つ隣接する2つの電極接続部31を連結する積層部32と、を備え、積層部32は、配線材40に電気的に接続される配線材接続部37を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
電極端子を有する複数の蓄電素子に取り付けられる配線モジュールであって、
バスバーと、
配線材と、を備え、
前記バスバーは、前記電極端子に接続される電極接続部と、板状をなす複数の基材が積層されて構成されており且つ隣接する2つの前記電極接続部を連結する積層部と、を備え、
前記積層部は、前記配線材に電気的に接続される配線材接続部を備える、配線モジュール。
続きを表示(約 480 文字)【請求項2】
前記積層部は、前記電極接続部と重畳して前記電極接続部に接続される重畳部を備え、
前記重畳部は前記配線材接続部を備える、請求項1に記載の配線モジュール。
【請求項3】
前記電極接続部は第1金属により構成され、
前記複数の基材は、前記第1金属により構成される少なくとも1つの第1基材と、前記第1金属とは異なる第2金属により構成される少なくとも1つの第2基材と、を備え、
前記配線材は、前記第2金属により構成される導体部を備え、
前記電極接続部は前記第1基材に接続され、
前記配線材接続部は第2基材により形成され、前記導体部に接続されている、請求項1または請求項2に記載の配線モジュール。
【請求項4】
前記積層部は、前記電極接続部が並ぶ第1方向、及び前記電極接続部と前記電極端子とが対向する第2方向の双方に直交する第3方向について、前記電極接続部よりも外方に延びる延出部を備え、
前記延出部は前記配線材接続部を備える、請求項1または請求項2に記載の配線モジュール。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、配線モジュールに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来、特開2023-47446号公報(下記特許文献1)に記載のバスバーが知られている。特許文献1のバスバーは、2つの接続部と、2つの接続部を連結する中間部と、を備えている。接続部は蓄電素子の電極端子に接続される部分である。中間部は接続部から上方に突出する山形状をなしている。中間部により、2つの接続部のずれを吸収することができる。バスバーは、板状の複数の基材が上下方向に積層されることで構成されている。これにより、バスバーを1枚の金属板材から構成する場合と比較して、中間部をより柔軟に形成することができる。
【0003】
また、特開2019-207825号公報(下記特許文献2)には、電極端子と接続される接続バスバーと、電圧検知線と、を備える配線モジュールが記載されている。この接続バスバーは、電極端子から離間する方向(上方)に突出する屈曲部を有している。電圧検知線は電圧検知端子を介して、接続バスバーにおける電極端子に接続される部分(屈曲部と異なる部分)に接続されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2023-47446号公報
特開2019-207825号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1のバスバーに電圧検知線等の配線材を接続して配線モジュールを構成する場合、特許文献2に記載の構成を適用すると、配線材はバスバーの接続部に接続されることになる。しかし、例えば、バスバーを小型化した場合には、接続部と配線材との接続、及び接続部と電極端子との接続を両立させることが難しいことがありうる。
【0006】
また、接続部は電極端子との接続工程のために所定の強度を有することが好ましいが、特許文献1のバスバーは複数の基材が積層されることで構成されているため、接続部の強度が低下するおそれがある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の配線モジュールは、電極端子を有する複数の蓄電素子に取り付けられる配線モジュールであって、バスバーと、配線材と、を備え、前記バスバーは、前記電極端子に接続される電極接続部と、板状をなす複数の基材が積層されて構成されており且つ隣接する2つの前記電極接続部を連結する積層部と、を備え、前記積層部は、前記配線材に電気的に接続される配線材接続部を備える、配線モジュールである。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、バスバーと電極端子との接続信頼性、及びバスバーと配線材との接続信頼性に優れた配線モジュールを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、実施形態1にかかる蓄電モジュールの平面図である。
図2は、実施形態1にかかる配線モジュールの拡大斜視図である。
図3は、実施形態1にかかる配線モジュールの拡大底面図である。
図4は、第1実施形態にかかるバスバーの平面図である。
図5は、第1実施形態にかかるバスバーの側面図である。
図6は、図5に示すバスバーが有する積層部の拡大側面図である。
図7は、実施形態2にかかる配線モジュールの拡大斜視図である。
図8は、実施形態2にかかる配線モジュールの拡大底面図である。
図9は、他の実施形態にかかる配線モジュールの拡大斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列挙して説明する。
[1]本開示の配線モジュールは、電極端子を有する複数の蓄電素子に取り付けられる配線モジュールであって、バスバーと、配線材と、を備え、前記バスバーは、前記電極端子に接続される電極接続部と、板状をなす複数の基材が積層されて構成されており且つ隣接する2つの前記電極接続部を連結する積層部と、を備え、前記積層部は、前記配線材に電気的に接続される配線材接続部を備える。
(【0011】以降は省略されています)

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