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公開番号
2025012797
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-24
出願番号
2023115908
出願日
2023-07-14
発明の名称
コイル部品
出願人
TDK株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
H01F
17/00 20060101AFI20250117BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】表裏から電気的にアクセス可能な平面状のコイルパターンを有するコイル部品において、端子部における強度を高める。
【解決手段】コイル部品100は、平面状のコイルパターン10と、コイルパターン10の第1主面11を覆う第1樹脂層21と、コイルパターン10の第2主面12を覆う磁性体30とを備える。コイルパターン10は、端部に位置する端子部10Aを含み、第1樹脂層21は、端子部10Aの第1主面11と重なる部分に第1開口部V1を有し、磁性体30は、端子部10Aの第2主面12と重なる部分に第2開口部V2を有する。端子部10Aの第1主面11は、第1開口部V1と重なる第1部分A1と、第1樹脂層21で覆われる第2部分A2を有する。端子部10Aの第2主面12は、第2開口部V2と重なる第3部分A3と、磁性体30で覆われる第4部分A4を有する。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
第1主面と、前記第1主面の反対側に位置する第2主面を有する平面状のコイルパターンと、
前記コイルパターンの前記第1主面を覆う第1樹脂層と、
前記コイルパターンの前記第2主面を覆う磁性体と、
を備え、
前記コイルパターンは、端部に位置する端子部を含み、
前記第1樹脂層は、前記端子部の前記第1主面と重なる部分に第1開口部を有し、
前記磁性体は、前記端子部の前記第2主面と重なる部分に第2開口部を有し、
前記端子部の前記第1主面は、前記第1開口部と重なる第1部分と、前記第1樹脂層で覆われる第2部分を有し、
前記端子部の前記第2主面は、前記第2開口部と重なる第3部分と、前記磁性体で覆われる第4部分を有する、
コイル部品。
続きを表示(約 940 文字)
【請求項2】
前記コイルパターンは、前記第1主面と前記第2主面を繋ぐ側面をさらに有し、
前記磁性体は、前記コイルパターンの前記側面の少なくとも一部を覆う、
請求項1に記載のコイル部品。
【請求項3】
前記磁性体は、前記コイルパターンと重なる第1領域と、前記コイルパターン間に位置するスペース領域と重なる第2領域とを含み、
前記第1領域の表面と前記第2領域の表面の高さの差は、前記コイルパターンの厚みより小さい、
請求項2に記載のコイル部品。
【請求項4】
前記コイルパターンの前記第2主面と前記磁性体との間に位置する第2樹脂層をさらに備え、
前記第2樹脂層は、前記第2開口部と重なる第3開口部を有する、
請求項1に記載のコイル部品。
【請求項5】
前記第1及び第2樹脂層は、いずれも両面が粘着性を有する、
請求項4に記載のコイル部品。
【請求項6】
前記第1開口部の内周エッジは、全周に亘って前記端子部の前記第1主面と重なり、
前記第2開口部の内周エッジは、全周に亘って前記端子部の前記第2主面と重なる、
請求項1に記載のコイル部品。
【請求項7】
前記コイルパターンの前記第1主面と前記第1樹脂層との間に位置し、前記第1開口部の内周エッジを覆う第3樹脂層をさらに備え、
前記第3樹脂層は、前記第1部分を露出させる第4開口部を有する、
請求項6に記載のコイル部品。
【請求項8】
前記第1部分は、前記第4開口部から露出する第1領域と、前記第3樹脂層に覆われる第2領域を有し、
前記端子部の中心から径方向に延在する仮想線に沿った前記第1領域の幅は、前記仮想線に沿った前記第2領域の幅よりも大きい、
請求項7に記載のコイル部品。
【請求項9】
前記コイルパターンは、平面スパイラル状に複数回周回し、
前記コイルパターンのパターン幅は、前記端子部に沿って周回する部分において局所的に縮小する、
請求項1乃至8のいずれか一項に記載のコイル部品。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、コイル部品に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、表裏から電気的にアクセス可能な平面状のコイルパターンを有するコイル部品が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-068841号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載されたコイル部品は、コイルパターンの端部に位置する端子部における強度が不足するおそれがあった。
【0005】
したがって、本開示は、表裏から電気的にアクセス可能な平面状のコイルパターンを有するコイル部品において、端子部における強度を高めることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一実施態様によるコイル部品は、第1主面と第1主面の反対側に位置する第2主面を有する平面状のコイルパターンと、コイルパターンの第1主面を覆う第1樹脂層と、コイルパターンの第2主面を覆う磁性体とを備え、コイルパターンは、端部に位置する端子部を含み、第1樹脂層は、端子部の第1主面と重なる部分に第1開口部を有し、磁性体は、端子部の第2主面と重なる部分に第2開口部を有し、端子部の第1主面は、第1開口部と重なる第1部分と、第1樹脂層で覆われる第2部分を有し、端子部の第2主面は、第2開口部と重なる第3部分と、磁性体で覆われる第4部分を有する。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、両面側から電気的にアクセス可能な平面状のコイルパターンを有するコイル部品において、端子部における強度を高めることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、本開示の一実施形態によるコイル部品100の外観を示す略平面図である。
図2は、図1とは反対側から見たコイル部品100の外観を示す略平面図である。
図3は、コイル部品100から磁性体30を削除した状態を示す略平面図である。
図4は、図3に示す領域Cの拡大図である。
図5は、図4に示すD-D線に沿った模式的な断面図である。
図6は、コイル部品100を構成する各部材の構造をより詳細に説明するための略断面図である。
図7は、図6に示す構造の変形例である。
図8は、コイルパターン10の端子部10Aを第1主面11側から見た拡大図である。
図9は、コイルパターン10の端子部10Aを第2主面12側から見た拡大図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、添付図面を参照しながら、本開示の実施形態について詳細に説明する。
【0010】
図1及び図2は、本開示の一実施形態によるコイル部品100の外観を示す略平面図であり、互いに反対側から見た状態を示している。
(【0011】以降は省略されています)
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