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公開番号2025009764
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-20
出願番号2024020807
出願日2024-02-15
発明の名称コイル部品
出願人太陽誘電株式会社
代理人個人,個人
主分類H01F 27/29 20060101AFI20250109BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】絶縁層を備えたコイル部品の小型化を図る。
【解決手段】一態様に係るコイル部品によれば、金属磁性材料を含んだ磁性基体と、上記磁性基体の内部に設けられる導体と、上記導体と接続され、上記磁性基体の第1面に沿って広がり、上記磁性基体に埋まった第1電極部および上記磁性基体の外側に露出した第2電極部を有する外部電極と、上記第1面のうち上記外部電極を除いた領域を覆う絶縁層と、を備える。
【選択図】 図2
特許請求の範囲【請求項1】
金属磁性材料を含む磁性基体と、
前記磁性基体の内部に設けられる導体と、
前記導体と接続され、前記磁性基体の第1面に沿って広がり、前記磁性基体に埋まった第1電極部および前記磁性基体の外側に露出した第2電極部を有する外部電極と、
前記第1面のうち前記外部電極を除いた領域を覆う絶縁層と、
を備えることを特徴とするコイル部品。
続きを表示(約 770 文字)【請求項2】
前記第1面に直交する方向で見て、前記第2電極部は、前記第1電極部の外周よりも内側に収まっていることを特徴とする請求項1に記載のコイル部品。
【請求項3】
前記第1電極部は、前記第2電極部および前記絶縁層によって外側が覆われていることを特徴とする請求項1に記載のコイル部品。
【請求項4】
前記第1面に直交する方向において、前記第1電極部の厚みの方が前記第2電極部の厚みよりも大きいことを特徴とする請求項1に記載のコイル部品。
【請求項5】
前記第1面に直交する方向において、前記第1面から前記外部電極の表面までの距離は前記第1面から前記絶縁層の表面までの距離よりも大きいことを特徴とする請求項1に記載のコイル部品。
【請求項6】
前記絶縁層は、表面の少なくとも一部に、前記外部電極から離れるにつれて前記第1面に近づく傾斜面を有することを特徴とする請求項1に記載のコイル部品。
【請求項7】
前記第1面に占める割合において、前記絶縁層は前記第2電極部よりも広いことを特徴とする請求項1に記載のコイル部品。
【請求項8】
前記磁性基体は前記第1面と前記第1面とは異なる面とを含む複数の面を持ち、前記外部電極は、前記複数の面のうち前記第1面のみに設けられることを特徴とする請求項1に記載のコイル部品。
【請求項9】
前記絶縁層は、前記磁性基体より表面粗さが小さいことを特徴とする請求項1に記載のコイル部品。
【請求項10】
前記絶縁層は、樹脂、ガラスおよび金属酸化物のうち少なくとも1つの絶縁材料が用いられたものであることを特徴とする請求項1に記載のコイル部品。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、コイル部品に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
電子機器の小型化および高機能化に伴い、基板への電子部品の実装において、より高密度な部品実装が求められている。しかし、高密度実装でも基板の表面に実装可能な電子部品の数には限界があるため、より小型かつ高性能な電子部品が求められる。これにより、基板に実装可能な電子部品の数が増えて、電子機器の小型化および高性能化がより一層進むことになる。
【0003】
電子部品を小型化する手段として、コイル部品においては磁性材料をフェライト磁性材料から金属磁性材料に変更することが行われている。磁気飽和特性の高い金属磁性材料が用いられることで、磁気飽和に必要な磁性材料の占める体積が小さくなる。
金属磁性材料が用いられるコイル部品は、金属磁性材料の抵抗が低いため、外部電極が設けられる表面において絶縁性の確保が必要となり、部品本体の外側が絶縁層で覆われた構造が採用される場合がある。
【0004】
例えば特許文献1には、金属磁性粉を含む絶縁体を用いた電子部品において、該絶縁体上に樹脂のコーティング膜を有する電子部品が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2016-178282号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかし、コイル部品が基板の表面に実装される場合でも、基板の内部に埋め込まれる場合でも、外部電極はある程度の厚みが必要となる。このため、部品本体に絶縁層が設けられる場合、外部電極と絶縁層それぞれの厚みが大きくなり、コイル部品としての外形寸法が増す原因となってしまう。
【0007】
逆に、外形寸法が決まっている場合には、磁性体部分を含む部品本体が絶縁層の厚みだけ目減りし、コイル部品の性能を落とすことになるのでコイル部品の小型化を妨げることになる。
上記事情に鑑み、本発明は、絶縁層を備えたコイル部品の小型化を図ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するために、本発明の一態様に係るコイル部品によれば、金属磁性材料を含む磁性基体と、上記磁性基体の内部に設けられる導体と、上記導体と接続され、上記磁性基体の第1面に沿って広がり、上記磁性基体に埋まった第1電極部および上記磁性基体の外側に露出した第2電極部を有する外部電極と、上記第1面のうち上記外部電極を除いた領域を覆う絶縁層と、を備える。
【0009】
また、本発明の一態様に係るコイル部品によれば、上記第1面に直交する方向で見て、上記第2電極部は、上記第1電極部の外周よりも内側に収まっている。
また、本発明の一態様に係るコイル部品によれば、上記第1電極部は、上記第2電極部および上記絶縁層によって外側が覆われている。
【0010】
また、本発明の一態様に係るコイル部品によれば、上記第1面に直交する方向において、上記第1電極部の厚みの方が上記第2電極部の厚みよりも大きい。
また、本発明の一態様に係るコイル部品によれば、上記第1面に直交する方向において、上記第1面から上記外部電極の表面までの距離は、上記第1面から上記絶縁層の表面までの距離よりも大きい。
(【0011】以降は省略されています)

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