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公開番号2025025914
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-21
出願番号2023131155
出願日2023-08-10
発明の名称電池モジュール
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人
主分類H01M 10/6568 20140101AFI20250214BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】電池セルと冷却器との絶縁を確保しつつ、電池セルと冷却器との間の冷却効率の向上を図ることができる電池モジュールを提供する。
【解決手段】本開示に係る電池モジュール10は、電池セル1と、電池セル1を冷却する冷却器2と、電池セル1と冷却器2との間に設けられた絶縁体3と、電池セル1と冷却器2との間に設けられた熱伝導体4とを備える。絶縁体3は、穴抜き部3aを有し、熱伝導体4は、穴抜き部3aを埋め、熱伝導体4は、絶縁性を有する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
電池セルと、
前記電池セルを冷却する冷却器と、
前記電池セルと前記冷却器との間に設けられた絶縁体と、
前記電池セルと前記冷却器との間に設けられた熱伝導体と、を備えた電池モジュールであって、
前記絶縁体は、穴抜き部を有し、
前記熱伝導体は、前記穴抜き部を埋め、
前記熱伝導体は、絶縁性を有する、
電池モジュール。
続きを表示(約 800 文字)【請求項2】
前記冷却器は、長手方向に延びた形状を有し、
前記穴抜き部は、前記長手方向に交差する短手方向に、互いに間隔を空けて複数並び、前記長手方向に延びた形状を有し、
前記短手方向における中央近傍において前記短手方向に並ぶ前記穴抜き部同士の間隔は、前記短手方向における端部において前記短手方向に並ぶ前記穴抜き部同士の間隔と比較して小さい、
請求項1に記載の電池モジュール。
【請求項3】
前記冷却器は、長手方向に延びた形状を有し、
前記穴抜き部は、前記長手方向に交差する短手方向に、互いに間隔を空けて複数並び、前記長手方向に延びた形状を有し、
前記短手方向における中央において配置された前記穴抜き部の面積は、前記短手方向における端部において配置された前記穴抜き部の面積と比較して大きい、
請求項1に記載の電池モジュール。
【請求項4】
前記冷却器は、長手方向に延びた形状を有し、
前記穴抜き部は、前記長手方向に、互いに間隔を空けて複数並び、前記長手方向に交差する短手方向に延びた形状を有し、
前記長手方向における中央近傍において前記短手方向に並ぶ前記穴抜き部同士の間隔は、前記長手方向における端部において前記短手方向に並ぶ前記穴抜き部同士の間隔と比較して小さい、
請求項1に記載の電池モジュール。
【請求項5】
前記冷却器は、長手方向に延びた形状を有し、
前記穴抜き部は、前記長手方向に、互いに間隔を空けて複数並び、前記長手方向に交差する短手方向に延びた形状を有し、
前記長手方向における中央において配置された前記穴抜き部の面積は、前記長手方向における端部において配置された前記穴抜き部の面積と比較して大きい、
請求項1に記載の電池モジュール。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は電池モジュールに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1に開示の電池モジュールは、電池セル、絶縁層、熱伝導シート、及び冷却部を備える。絶縁層は電池セルの底面の全体に設けられている。熱伝導シートは絶縁層の下面に接する。冷却部は絶縁層及び熱伝導シートを介して電池セルの底面の全体を冷却する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2020/066060号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本願発明者等は、以下の課題を発見した。
このような電池モジュールにおいて、熱が電池セルから絶縁層を介して熱伝導シート主面の全領域に伝わる。絶縁層は電池セルと熱伝導シートとを電気的に絶縁する。多くの場合、絶縁層は熱伝導シートと比較して熱伝導性に劣る。そのため、冷却部と電池セルとの間の冷却効率について検討の余地が有る。すなわち、電池セルと熱伝導シートとの絶縁を確保しつつ、冷却器と電池セルとの間の冷却効率の向上を図ることが望まれる。
【0005】
本開示は、上述した課題を鑑みてなされたものであり、電池セルと冷却器との絶縁を確保しつつ、電池セルと冷却器との間の冷却効率の向上を図ることができる電池モジュールを提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示に係る電池モジュールは、
電池セルと
前記電池セルを冷却する冷却器と、
前記電池セルと前記冷却器との間に設けられた絶縁体と、
前記電池セルと前記冷却器との間に設けられた熱伝導体と、を備えた電池モジュールであって、
前記絶縁体は、穴抜き部を有し、
前記熱伝導体は、前記穴抜き部を埋め、
前記熱伝導体は、絶縁性を有する。
【0007】
また、上述した電池モジュールにおいて、前記冷却器は、長手方向に延びた形状を有し、
前記穴抜き部は、前記長手方向に交差する短手方向に、互いに間隔を空けて複数並び、前記長手方向に延びた形状を有し、
前記短手方向における中央近傍において前記短手方向に並ぶ前記穴抜き部同士の間隔は、前記短手方向における端部において前記短手方向に並ぶ前記穴抜き部同士の間隔と比較して小さいとしてもよい。
【0008】
また、上述した電池モジュールにおいて、前記冷却器は、長手方向に延びた形状を有し、
前記穴抜き部は、前記長手方向に交差する短手方向に、互いに間隔を空けて複数並び、前記長手方向に延びた形状を有し、
前記短手方向における中央において配置された前記穴抜き部の面積は、前記短手方向における端部において配置された前記穴抜き部の面積と比較して大きいとしてもよい。
【0009】
また、上述した電池モジュールにおいて、前記冷却器は、長手方向に延びた形状を有し、
前記穴抜き部は、前記長手方向に、互いに間隔を空けて複数並び、前記長手方向に交差する短手方向に延びた形状を有し、
前記長手方向における中央近傍において前記短手方向に並ぶ前記穴抜き部同士の間隔は、前記長手方向における端部において前記短手方向に並ぶ前記穴抜き部同士の間隔と比較して小さいとしてもよい。
【0010】
また、上述した電池モジュールにおいて、前記冷却器は、長手方向に延びた形状を有し、
前記穴抜き部は、前記長手方向に、互いに間隔を空けて複数並び、前記長手方向に交差する短手方向に延びた形状を有し、
前記長手方向における中央において配置された前記穴抜き部の面積は、前記長手方向における端部において配置された前記穴抜き部の面積と比較して大きいとしてもよい。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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