TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025021702
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-14
出願番号
2023125609
出願日
2023-08-01
発明の名称
コネクタ
出願人
矢崎総業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
H01R
13/56 20060101AFI20250206BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】どの方向から意図しない荷重がかかっても第1カバー及び第2カバーが分離することを防止でき、かつ、分解したい時には第1カバー及び第2カバーを分離できるコネクタを提供する。
【解決手段】コネクタ1は、コネクタ本体2と、コネクタ本体2の後端側に組み付けられた第1カバー3と、コネクタ本体2の後端から導出された電線を第1カバー3との間に位置付けた第2カバー4と、を備えている。第2カバー4は、一対の係止アーム34が一対の係止部44に係止することで第1カバー3に組み付けられている。第1カバー3及び第2カバー4は、係止部44と係止状態である係止アーム34の周囲全方向を、側板部31、保護後壁48、保護上壁、保護下壁、保護側壁35,45、保護内壁43で覆っている。一対の保護側壁45には、係止アーム34の一部を露出させた治具挿入用開口40が形成されている。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
電線の端末に接続された端子を収容したコネクタ本体と、
前記コネクタ本体の後端側に組み付けられた第1カバーと、
前記コネクタ本体の後端から導出された前記電線を前記第1カバーとの間に位置付けた第2カバーと、を備え、
前記第1カバー及び前記第2カバーの一方は係止アームを有し、他方は係止部を有し、前記係止アームと前記係止部が係止することで前記第2カバーが前記第1カバーに組み付けられており、
前記第1カバー及び前記第2カバーは、前記係止部と係止状態である前記係止アームの周囲全方向を覆った保護部を有し、
前記保護部に、前記係止アームの一部を露出させた治具挿入用開口が形成されている
ことを特徴とするコネクタ。
続きを表示(約 490 文字)
【請求項2】
前記第1カバーは、前記係止アームを一対有し、
前記一対の係止アームは、前記コネクタ本体側から前記第2カバー側に互いに平行に延びたアーム部と、該アーム部の先端から互いに近付く方向に突出した突起部と、をそれぞれ有し、
前記第2カバーは、前記一対の係止アームの外方かつ前記突起部の反対側に配置された一対の保護側壁を有し、当該一対の保護側壁は、前記保護部の一部であり、
前記一対の保護側壁に前記治具挿入用開口が形成されている
ことを特徴とする請求項1に記載のコネクタ。
【請求項3】
前記第1カバー及び前記第2カバーは、前記コネクタ本体の後端から後方に延び、途中で上方に曲がったL字状の電線配索路を構成しており、
前記第1カバーは、前記係止アームを一対有し、
前記第2カバーは、前記一対の係止アームの上方に配置された一対の保護上壁を有し、当該一対の保護上壁は、前記保護部の一部であり、
前記一対の保護上壁に前記治具挿入用開口が形成されている
ことを特徴とする請求項1に記載のコネクタ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、コネクタに関するものである。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
コネクタ本体と、コネクタ本体に組み付けられ、コネクタ本体から導出された電線の配索経路を規定した電線カバーと、を備えたコネクタが知られている。例えば、特許文献1には、互いに組み付けられた第1カバー及び第2カバーで前記電線カバーを構成したコネクタが開示されている。
【0003】
図11,12は、特許文献1のコネクタを構成した第1カバー及び第2カバーの係止構造を示す図である。図11,12に示すように、第1カバー520の縁部には第1係止部521が設けられている。第2カバー550の縁部には第2係止部551が設けられている。
【0004】
第1係止部521は、第1カバー520の側面板522に形成された係止爪523と、係止爪523の両側に形成された保護リブ525と、を有している。第2係止部551は、板状のロック片553と、ロック片553の端部に連なった爪部554と、ロック片553及び爪部554の外側を覆った保護壁561と、を有している。
【0005】
第1カバー520及び第2カバー550は、互いに近付けられることで第1係止部521が保護壁561内に嵌め込まれ、爪部554と係止爪523が係止して互いに組み付けられる。こうして組み付けられた第1カバー520及び第2カバー550は、電線カバーを構成する。
【0006】
上述したように第1カバー520及び第2カバー550が組み付けられた状態において、爪部554及び係止爪523は、前後左右の四方を保護リブ525、保護壁561、側面板522で囲まれている。このことにより、四方から意図しない荷重が加わった際に、爪部554と係止爪523の係止が解除されることが防止される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特許第7092728号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
上記第1カバー520及び第2カバー550の係止構造においては、爪部554及び係止爪523の上方(図11の紙面方向の上方)には保護構造がなかった。このため、上方から意図しない荷重が加わった際に爪部554と係止爪523の係止が解除されるおそれがあった。
【0009】
そこで、本発明は、どの方向から意図しない荷重がかかっても第1カバー及び第2カバーが分離することを防止でき、かつ、分解したい時には第1カバー及び第2カバーを分離できるコネクタを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明は、電線の端末に接続された端子を収容したコネクタ本体と、前記コネクタ本体の後端側に組み付けられた第1カバーと、前記コネクタ本体の後端から導出された前記電線を前記第1カバーとの間に位置付けた第2カバーと、を備え、前記第1カバー及び前記第2カバーの一方は係止アームを有し、他方は係止部を有し、前記係止アームと前記係止部が係止することで前記第2カバーが前記第1カバーに組み付けられており、前記第1カバー及び前記第2カバーは、前記係止部と係止状態である前記係止アームの周囲全方向を覆った保護部を有し、前記保護部に、前記係止アームの一部を露出させた治具挿入用開口が形成されていることを特徴とするコネクタである。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
矢崎総業株式会社
加締型
3日前
矢崎総業株式会社
端子金具
3日前
矢崎総業株式会社
電気接続箱
今日
矢崎総業株式会社
ブラケット
3日前
矢崎総業株式会社
コネクタ装置
4日前
矢崎総業株式会社
端子の接続構造
4日前
矢崎総業株式会社
車載通信システム
3日前
矢崎総業株式会社
地絡検出装置、その制御方法、および制御プログラム
3日前
矢崎総業株式会社
地絡検出装置、その制御方法、および制御プログラム
3日前
矢崎総業株式会社
コネクタ装置、ジョイントコネクタ及びコネクタ装置製造方法
3日前
個人
トイレ用照明スイッチ
25日前
ローム株式会社
保持具
11日前
CKD株式会社
巻回装置
24日前
株式会社プロテリアル
ケーブル
3日前
CKD株式会社
巻回装置
24日前
イリソ電子工業株式会社
電子部品
28日前
個人
積層型電解質二次電池
17日前
株式会社GSユアサ
蓄電設備
4日前
太陽誘電株式会社
コイル部品
1か月前
太陽誘電株式会社
コイル部品
1か月前
オムロン株式会社
電磁継電器
1か月前
オムロン株式会社
電磁継電器
1か月前
オムロン株式会社
電磁継電器
1か月前
協立電機株式会社
着磁器
10日前
三菱電機株式会社
同軸フィルタ
14日前
株式会社ヨコオ
ソケット
1か月前
東レ株式会社
有機粒子およびフィルム
4日前
日本特殊陶業株式会社
保持部材
今日
国立大学法人信州大学
トランス
1か月前
日本特殊陶業株式会社
保持部材
24日前
ローム株式会社
半導体装置
25日前
ナカムラマジック株式会社
放熱器
19日前
ローム株式会社
半導体装置
10日前
ローム株式会社
半導体装置
10日前
富士電機株式会社
半導体装置
4日前
トヨタバッテリー株式会社
二次電池
24日前
続きを見る
他の特許を見る