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公開番号2025025943
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-21
出願番号2023131224
出願日2023-08-10
発明の名称端子台
出願人矢崎総業株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類H01R 9/22 20060101AFI20250214BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】より容易にカバーの閉蓋を行うことが可能な端子台を提供する。
【解決手段】端子台1は、ハウジング2を備えており、ハウジング2は、ハウジング本体5と、ハウジング本体5に回動可能に取り付けられる第1カバー6と、ハウジング本体5に回動可能に取り付けられる第2カバー7と、を備えている。さらに、端子台1は、第1カバー6を開くように回動させた際に、第1カバー6によって押圧されて弾性変形し、第1カバー6を閉じる方向に付勢することが可能な第1反力発生部91を備えている。そして、端子台1は、第2カバー7を開くように回動させた際に、第2カバー7によって押圧されて弾性変形し、第2カバー7を閉じる方向に付勢することが可能な第2反力発生部92を備えている。
【選択図】図18
特許請求の範囲【請求項1】
ハウジングと、
前記ハウジングに保持される第1端子金具と、
前記ハウジングに保持される第2端子金具と、
前記第1端子金具の第1接続部に電気的に接続される第1螺子部材と、
前記第2端子金具の第2接続部に電気的に接続される第2螺子部材と、
を備え、
前記ハウジングは、
前記第1螺子部材が収容される第1螺子部材収容部と、前記第2螺子部材が収容される第2螺子部材収容部と、が並ぶように形成されたハウジング本体と、
前記ハウジング本体に、一方向に延在する第1回転軸を中心として閉位置と開位置との間で回動できるようにした状態で取り付けられて、前記第1螺子部材収容部を開閉可能に覆う第1カバーと、
前記ハウジング本体に、一方向に延在する第2回転軸を中心として閉位置と開位置との間で回動できるようにした状態で取り付けられて、前記第2螺子部材収容部を開閉可能に覆う第2カバーと、
を備え、
前記第1カバーを開くように回動させた際に、前記第1カバーによって押圧されて弾性変形し、前記第1カバーを閉じる方向に付勢することが可能な第1反力発生部と、
前記第2カバーを開くように回動させた際に、前記第2カバーによって押圧されて弾性変形し、前記第2カバーを閉じる方向に付勢することが可能な第2反力発生部と、
をさらに備える、
端子台。
続きを表示(約 930 文字)【請求項2】
前記ハウジング本体には、前記第1螺子部材収容部と前記第2螺子部材収容部とが前記一方向と交差する交差方向に並ぶように形成されており、
前記第1カバーに前記第2反力発生部が形成されており、
前記第2カバーに前記第1反力発生部が形成されている、
請求項1に記載の端子台。
【請求項3】
前記第1カバーは、第1カバー本体と、前記第1カバー本体に設けられ、前記一方向及び前記交差方向と交差する方向に撓み変形可能な第1可撓片と、を備えており、
前記第2カバーは、第2カバー本体と、前記第2カバー本体に設けられ、前記一方向及び前記交差方向と交差する方向に撓み変形可能な第2可撓片と、を備えており、
前記第1反力発生部が前記第2可撓片を有しており、前記第2反力発生部が、前記第1可撓片を有している、
請求項2に記載の端子台。
【請求項4】
前記第1カバー本体には、前記第2カバー本体に当接して前記第1カバーの開方向への回動を規制する第1回動規制突起が形成されており、
前記第2カバー本体には、前記第1カバー本体に当接して前記第2カバーの開方向への回動を規制する第2回動規制突起が形成されており、
前記第1カバーは、前記第1回動規制突起が前記第2可撓片を押圧することで閉じる方向に付勢されるようになっており、
前記第2カバーは、前記第2回動規制突起が前記第1可撓片を押圧することで閉じる方向に付勢されるようになっている、
請求項3に記載の端子台。
【請求項5】
前記第1カバーは、前記第1反力発生部に当接する当接位置と開位置との間で前記第1反力発生部を押圧するように構成されており、
前記第2カバーは、前記第2反力発生部に当接する当接位置と開位置との間で前記第2反力発生部を押圧するように構成されており、
前記第1カバー及び前記第2カバーは、閉位置から当接位置までの回動角度が90度以下となっており、閉位置から開位置までの回動角度が90度よりも大きくなっている、
請求項1~4のうちいずれか1項に記載の端子台。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、端子台に関する。
続きを表示(約 2,500 文字)【背景技術】
【0002】
この種の従来の端子台としては、特許文献1に開示されたものが提案されている。この特許文献1には、端子台本体と、端子台本体に取り付けられる複数の端子金具と、複数の端子金具のそれぞれに電線(外部接続端子)を接続固定するためのボルト及びナット(複数の螺子部材)と、を備える端子台が開示されている。
【0003】
さらに、この特許文献1では、端子台が、端子台本体に脱着可能に取り付けられて螺子部材を覆うためのカバーを備えており、このカバーを端子台本体に装着することで、各螺子部材への外部からの接触を抑制することができるようにしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2019-185892号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上記従来の技術では、カバーを端子台本体から取り外すことで、螺子部材による電線(外部接続端子)の着脱作業を行うようになっているため、螺子部材の着脱作業後等に行うカバーの閉蓋作業が煩雑になってしまう。
【0006】
本発明は、このような従来技術が有する課題に鑑みてなされたものである。そして本発明の目的は、より容易にカバーの閉蓋を行うことが可能な端子台を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の態様に係る端子台は、ハウジングと、前記ハウジングに保持される第1端子金具と、前記ハウジングに保持される第2端子金具と、前記第1端子金具の第1接続部に電気的に接続される第1螺子部材と、前記第2端子金具の第2接続部に電気的に接続される第2螺子部材と、を備え、前記ハウジングは、前記第1螺子部材が収容される第1螺子部材収容部と、前記第2螺子部材が収容される第2螺子部材収容部と、が並ぶように形成されたハウジング本体と、前記ハウジング本体に、一方向に延在する第1回転軸を中心として閉位置と開位置との間で回動できるようにした状態で取り付けられて、前記第1螺子部材収容部を開閉可能に覆う第1カバーと、前記ハウジング本体に、一方向に延在する第2回転軸を中心として閉位置と開位置との間で回動できるようにした状態で取り付けられて、前記第2螺子部材収容部を開閉可能に覆う第2カバーと、を備え、前記第1カバーを開くように回動させた際に、前記第1カバーによって押圧されて弾性変形し、前記第1カバーを閉じる方向に付勢することが可能な第1反力発生部と、前記第2カバーを開くように回動させた際に、前記第2カバーによって押圧されて弾性変形し、前記第2カバーを閉じる方向に付勢することが可能な第2反力発生部と、をさらに備える。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、より容易にカバーの閉蓋を行うことが可能な端子台を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
一実施形態に係る端子台の一例を示す図であって、端子台の一例を一方向から見た斜視図である。
一実施形態に係る端子台の一例を示す図であって、端子台の一例を他方向から見た斜視図である。
一実施形態に係る端子台の一例を示す図であって、ハウジング、第1端子金具、第2端子金具、第1螺子部材及び第2螺子部材に分解した状態を一方向から見た斜視図である。
一実施形態に係るハウジングの一例を示す図であって、ハウジング本体、第1カバー及び第2カバーに分解した状態を一方向から見た斜視図である。
一実施形態に係るハウジングの一例を示す図であって、ハウジング本体、第1カバー及び第2カバーに分解した状態を他方向から見た斜視図である。
一実施形態に係るハウジング本体の一例を示す図であって、ハウジング本体の一例を各部品に分解した状態を一方向から見た斜視図である。
一実施形態に係るハウジング本体の一例を示す図であって、ハウジング本体の一例を各部品に分解した状態を他方向から見た斜視図である。
一実施形態に係るハウジング本体の一例が備える端子金具保持用ハウジングの一例を示す正面図である。
一実施形態に係るハウジング本体の一例が備える端子金具保持用ハウジングの一例を示す平面図である。
一実施形態に係る端子台の一例を示す図であって、端子台本体及び絶縁カバー部材に分解した状態を一方向から見た斜視図である。
一実施形態に係る端子台本体の一例を示す図であって、抜け止めカバー及びボルトを取り外した状態を一方向から見た斜視図である。
一実施形態に係る端子台本体の一例を示す図であって、ボルトを取り外した状態を一方向から見た斜視図である。
一実施形態に係る絶縁カバー部材の一例を示す平面図である。
一実施形態に係る絶縁カバー部材の一例を示す正面図である。
一実施形態に係る第1カバーの一例を開く動作を説明する図であって、第1カバーを当接位置まで回動させた状態を示す図である。
一実施形態に係る第1カバーの一例を開く動作を説明する図であって、第1カバーを当接位置まで回動させた状態における第1回動規制突起と第2可撓片との当接部位を拡大して示す図である。
一実施形態に係る第1カバーの一例を開く動作を説明する図であって、第1カバーを当接位置よりも開位置側に回動させた状態を示す図である。
一実施形態に係る第1カバーの一例を開く動作を説明する図であって、第1カバーを当接位置よりも開位置側まで回動させた状態における第1回動規制突起と第2可撓片との当接部位を拡大して示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を用いて本実施形態に係る端子台について詳細に説明する。なお、図面の寸法比率は説明の都合上誇張されており、実際の比率と異なる場合がある。
(【0011】以降は省略されています)

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