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公開番号2025039529
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-21
出願番号2024140107
出願日2024-08-21
発明の名称導電用導体
出願人大電株式会社,福岡県
代理人個人
主分類H01B 5/02 20060101AFI20250313BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】導電用導体表面に形成される酸化被膜等の不純物の形成を抑制し、耐久性を向上させた導電用導体を提供する。
【解決手段】導電用導体は、一の金属元素又はその合金からなる導体と、前記一の金属元素とは異なる他の金属元素又はその炭化物からなり、前記導体を被覆し、内側面側の表面に凹凸形状を有する被覆層と、から構成される。
【選択図】図1



特許請求の範囲【請求項1】
一の金属元素又はその合金からなる導体と、
前記一の金属元素とは異なる他の金属元素又はその炭化物からなり、前記導体を被覆し、内側面側の表面に凹凸形状を有する被覆層と、
から構成されることを特徴とする
導電用導体。
続きを表示(約 970 文字)【請求項2】
請求項1に記載の導電用導体において、
前記一の金属元素が、アルミニウムであり、
前記他の金属元素が、金、銀、銅、ニッケル、スズ、チタン、白金、ケイ素、コバルト、ルテニウム、ロジウム、パラジウム、インジウムのうちの少なくともいずれかであることを特徴とする
導電用導体。
【請求項3】
請求項2に記載の導電用導体において、
前記他の金属元素が、金、銀、銅、ニッケル、及びスズのうちの少なくともいずれかであることを特徴とする
導電用導体。
【請求項4】
請求項1~3のいずれか一項に記載の導電用導体において、
前記被覆層の前記凹凸形状が、投錨的に形成されていることを特徴とする
導電用導体。
【請求項5】
請求項4に記載の導電用導体において、
前記被覆層の前記凹凸形状が、スパッタリングで前記導体表面を嵌入して形成されてなることを特徴とする
導電用導体。
【請求項6】
請求項1~3のいずれか一項に記載の導電用導体において、
前記被覆層が、前記導体の表面に連続的に形成されてなることを特徴とする
導電用導体。
【請求項7】
請求項1~3のいずれか一項に記載の導電用導体において、
導電用導体の直径方向における前記被覆層の厚みが、導電用導体の直径に対して、膜厚比0.1%以上5%以下であることを特徴とする
導電用導体。
【請求項8】
請求項1~3のいずれか一項に記載の導電用導体において、
前記被覆層の厚みが、0.1μm以上10μm以下であることを特徴とする
導電用導体。
【請求項9】
請求項1~3のいずれか一項に記載の導電用導体において、
前記被覆層の前記導体に対する密着力が、6N以上であることを特徴とする
導電用導体。
【請求項10】
請求項1~3のいずれかに記載の導電用導体を製造する製造装置において、
前記導体の全周に連続してスパッタリングにより前記被覆層を形成する被覆形成手段と、
を備えることを特徴とする
導電用導体の製造装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、導電用として用いられる導電用導体に関し、特に、耐久性を向上させた導電用導体に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
導電用導体は、各種ケーブル用途として、信号伝達や電力供給等で重要な位置を占めており、近年、幅広い利用分野でそのニーズが高まっている。
【0003】
従来の導電用導体は、導電率が高いこと等の利点から、これまでのところ銅が主に用いられているが、近年、銅よりも大幅な軽量化が可能であり、且つ、導電率も比較的高いアルミニウムが、今後は銅に代替する導体材料として注目されている。
【0004】
とりわけアルミニウム鉄(Al-Fe)等のアルミニウム合金は、銅に比べて重量が1/3で軽量であり、耐久性が高く、細線化が可能で従来のアルミニウム線材より引張強度が高いといった優位性を有する。
【0005】
しかし、アルミニウムは金属のなかでも特に酸化しやすい。特に金属表面に強固な酸化被膜(酸化アルミニウム)が形成されることで、端子との電気的な接続信頼度を低下させてしまい、接触抵抗が大きくなり、はんだ付け性も低下するという問題がある。
【0006】
例えば、自動車をはじめとする機械装置内部の電気配線やFA機器やロボットに使われる電気配線用ケーブルでは、近年、軽量化ニーズを背景にケーブルの導体は銅線材からアルミニウム線材への置換が検討されている。このような用途における電気配線用ケーブルでは、はんだ接続性を向上させるため、最表面にスズ(Sn)めっきを施す表面処理が必要であり、ケーブルの導体となる上記アルミニウム合金とスズめっきの密着性を担う中間層が必要となるが、アルミニウム表面の酸化物がスズめっきの密着性を低下させてしまう。
【0007】
この酸化しやすいというアルミニウム金属特有の問題を解決するため、アルミニウム導体表面の酸化被膜を予め除去した後に、アルミニウムとは異なる金属で湿式めっき法や電気めっき法によるめっき処理(以降のめっき処理も同様に、このような湿式めっき法や電気めっき法による通常のめっき処理を指す)を施した導電用導体が各種提案されている。
【0008】
例えば、導電用導体としてのアルミニウム導体の表面に密着性の高い金属めっき処理を施す方法としては、アルミニウム導体を酸洗いして導体表面の酸化被膜を除去した後に、1回または2回以上のジンケート処理を行うことにより亜鉛の下地層(亜鉛含有層)を形成した上に、湿式めっき法や電気めっき法を用いて所望のめっき処理を施す方法が知られている。
【0009】
しかし、めっき処理には、このジンケート処理のように、前処理が煩雑であることや高コストを招く等、問題点が多い。
【0010】
このようなことから、ジンケート処理を用いないめっき処理も検討されている。例えば、湿式めっき法においてアルミニウム表面の活性化処理を行うことで、アルミニウム表面とめっき被膜との境界領域にアルミニウム成分とめっき金属成分と酸素成分からなる酸化層を意図的に形成し、めっき処理による金属同士の密着性を高めようとするめっき処理も開示されている。
(【0011】以降は省略されています)

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