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公開番号
2025045914
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-02
出願番号
2023153964
出願日
2023-09-20
発明の名称
電磁継電器
出願人
オムロン株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
H01H
50/18 20060101AFI20250326BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】高周波数特性の悪化を抑制することができる電磁継電器の提供。
【解決手段】電磁継電器は、固定接点と、可動接触片と、ベースと、コイルブロックと、可動ブロックとを備える。可動接触片は、固定接点と向かい合う可動接点を含む。可動接触片は、可動接点が前記固定接点から開離した開位置と、可動接点が固定接点に接触する閉位置とに移動可能である。コイルブロックは、コイルと、第1吸引部を含む鉄芯とを含む。可動ブロックは、開位置と前記閉位置との間で可動接触片を移動させる。可動ブロックは、接極子と、カードと、付勢部材とを含む。接極子は、コイルの電磁力によって鉄芯の第1吸引部に吸引されることで回動する。カードは、接極子の回動に応じて可動接触片を閉位置に移動させる。付勢部材は、可動接触片が開位置のときにベース又はコイルブロックに接触して接極子に対して第1吸引部に向かう方向への付勢力を発生させる。
【選択図】図12
特許請求の範囲
【請求項1】
固定接点と、
前記固定接点と向かい合う可動接点を含み、前記可動接点が前記固定接点に接触する閉位置と、前記可動接点が前記固定接点から開離した開位置とに移動可能な可動接触片と、
ベースと、
コイルと、第1吸引部を含む鉄芯とを含み、前記ベースに配置されるコイルブロックと、
前記コイルの電磁力によって前記鉄芯の前記第1吸引部に吸引されることで回動する接極子と、前記接極子の回動に応じて前記可動接触片を前記閉位置に移動させるカードと、前記可動接触片が前記開位置のときに前記ベース又は前記コイルブロックに接触して前記接極子に対して前記第1吸引部に向かう方向への付勢力を発生させる付勢部材とを含み、前記開位置と前記閉位置との間で前記可動接触片を移動させる可動ブロックと、
を備える電磁継電器。
続きを表示(約 920 文字)
【請求項2】
前記付勢部材は、前記可動接触片が前記閉位置のときに前記ベースから離れている、
請求項1に記載の電磁継電器。
【請求項3】
永久磁石をさらに備え、
前記鉄芯は、第2吸引部をさらに含み、
前記接極子は、前記コイルの電磁力によって前記第1吸引部に吸引される第1端部と、前記永久磁石の磁力によって前記第2吸引部に吸引される第2端部とを含む、
請求項1に記載の電磁継電器。
【請求項4】
前記ベースは、前記付勢部材と向かい合って開かれた開口を含み、
前記付勢部材は、前記開口を介して目視可能な自由端を含む、
請求項1に記載の電磁継電器。
【請求項5】
前記カードは、前記可動接触片の上方に配置され、
前記接極子は、前記カードの上方に配置され、
前記付勢部材は、前記接極子の下端よりも上方に配置される、
請求項1に記載の電磁継電器。
【請求項6】
前記可動ブロックは、前記接極子及び前記付勢部材を支持する絶縁部材をさらに含む、
請求項1に記載の電磁継電器。
【請求項7】
前記可動ブロックは、前記絶縁部材の回転軸として機能するヒンジばねをさらに含み、
前記ヒンジばねは、前記付勢部材と一体であり、第1方向に前記絶縁部材から突出し、
前記付勢部材は、前記第1方向と交差する第2方向に前記絶縁部材から突出する、
請求項6に記載の電磁継電器。
【請求項8】
前記可動接触片の下方に配置される伝送線ベースをさらに備え、
前記可動ブロックは、前記可動接触片の上方に配置される、
請求項1に記載の電磁継電器。
【請求項9】
前記可動接点の上方に配置されるシールド板をさらに備え、
前記付勢部材は、前記シールド板よりも上方に配置される、
請求項8に記載の電磁継電器。
【請求項10】
前記付勢部材は、上方から見て、前記可動接触片と重ならない、
請求項8に記載の電磁継電器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電磁継電器に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
電磁継電器には、高周波信号を開閉するためのものがある。特許文献1及び特許文献2の電磁継電器は、可動接触片と、固定端子と、可動ブロックと、電磁石ブロックとを備えている。電磁石ブロックは、コイルを含み、可動ブロックを動作させる電磁力を発生させる。可動ブロックは、可動接触片を押圧して、可動接触片を固定端子に接触させる。電磁継電器は、プリント基板に実装される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2003-51234号
特開2017-168249号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記のような電磁継電器において、動作電圧を調整するために、可動接触片を曲げ加工して、ばね負荷特性を調整する場合がある。しかし、特許文献1のような高周波リレーでは、可動接触片が構造体によって隠れており曲げ加工が困難である。また、可動接触片の両端が自由端であるため、曲げ加工が困難である。特許文献2のような高周波リレーでは、曲げ加工は可能であるが、可動接触片を曲げ加工すると、インピーダンスが設計値からずれてしまい、高周波特性が悪化するおそれがある。本発明の目的は、高周波数特性の悪化を抑制することができる電磁継電器を提供することにある。
【0005】
本発明の一態様に係る電磁継電器は、固定接点と、可動接触片と、ベースと、コイルブロックと、可動ブロックとを備える。可動接触片は、固定接点と向かい合う可動接点を含む。可動接触片は、可動接点が前記固定接点から開離した開位置と、可動接点が固定接点に接触する閉位置とに移動可能である。コイルブロックは、ベースに配置される。コイルブロックは、コイルと、第1吸引部を含む鉄芯とを含む。可動ブロックは、開位置と前記閉位置との間で可動接触片を移動させる。可動ブロックは、接極子と、カードと、付勢部材とを含む。接極子は、コイルの電磁力によって鉄芯の第1吸引部に吸引されることで回動する。カードは、接極子の回動に応じて可動接触片を閉位置に移動させる。付勢部材は、可動接触片が開位置のときにベース又はコイルブロックに接触して接極子に対して第1吸引部に向かう方向への付勢力を発生させる。
【0006】
本態様に係る電磁継電器では、可動ブロックは、可動接触片が開位置のときにベースに接触して接極子に対して第1吸引部に向かう方向への付勢力を発生させる付勢部材を含む。このため、動作電圧を調整するために、付勢部材の付勢力を調整することで、ばね負荷特性を調整することができる。これにより、可動接触片を曲げ加工してばね負荷特性を調整する場合と比べて、インピーダンス値が設計値からずれることを抑制できる。その結果、高周波数特性の悪化を抑制することができる。
【0007】
付勢部材は、可動接触片が前記閉位置のときに前記ベースから離れていてもよい。この場合は、動作電圧の調整がし易くなる。
【0008】
電磁継電器は、永久磁石をさらに備えてもよい。鉄芯は、第2吸引部をさらに含んでもよい。接極子は、コイルの電磁力によって第1吸引部に吸引される第1端部と、永久磁石の磁力によって第2吸引部に吸引される第2端部とを含んでもよい。
【0009】
ベースは、付勢部材と向かい合って開かれた開口を含んでもよい。付勢部材は、開口を介して目視可能な自由端を含んでもよい。この場合は、例えば、開口から調整治具を挿入して、付勢部材の付勢力を調整することができる。
【0010】
カードは、可動接触片の上方に配置されてもよい。接極子は、カードの上方に配置されてもよい。付勢部材は、接極子の下端よりも上方に配置されてもよい。この場合は、例えば、伝送路から離れた位置に付勢部材が配置されるので、高周波数特性の悪化を抑制することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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