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公開番号
2025037303
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-18
出願番号
2023144133
出願日
2023-09-06
発明の名称
コネクタ
出願人
ヒロセ電機株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
H01R
13/405 20060101AFI20250311BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】端子と共にインサート成形されるハウジングの樹脂の熱収縮の悪影響を抑制する。
【解決手段】コネクタ1は、複数の端子11と、複数の端子11と共にインサート成形されるハウジング12と、を有する。複数の端子11は、所定の端子数の端子を所定の配列方向に配列した端子列を複数列有する。ハウジング12は、配列方向に直交する嵌合方向の一端側で、隣り合う端子列の間に凹設されて相手コネクタ2が嵌合される嵌合凹部14と、少なくとも嵌合方向の他端側で、隣り合う端子列の間に凹設された肉抜き部15と、を有する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
複数の端子と、
前記複数の端子と共にインサート成形されるハウジングと、を有するコネクタであって、
前記複数の端子は、所定の端子数の前記端子を所定の配列方向に配列した端子列を複数列有し、
前記ハウジングは、前記配列方向に直交する嵌合方向の一端側で、隣り合う前記端子列の間に凹設されて相手コネクタが嵌合される嵌合凹部と、
少なくとも前記嵌合方向の他端側で、隣り合う前記端子列の間に凹設された肉抜き部と、を有することを特徴とするコネクタ。
続きを表示(約 410 文字)
【請求項2】
前記ハウジングは、前記端子数に応じた個数の前記肉抜き部を有し、
前記肉抜き部は、前記配列方向で所定数の前記端子に跨って設けられることを特徴とする請求項1に記載のコネクタ。
【請求項3】
前記ハウジングは、前記嵌合方向の一端側で、前記嵌合凹部からさらに凹設された前記肉抜き部を有することを特徴とする請求項1または2に記載のコネクタ。
【請求項4】
前記肉抜き部は、外側に向かって拡径されて形成されることを特徴とする請求項1または2に記載のコネクタ。
【請求項5】
前記端子は、前記嵌合方向に長形に形成され、
前記ハウジングは、前記嵌合方向において前記端子の長さに対応する高さを有して形成され、
前記肉抜き部は、前記嵌合方向において前記ハウジングの高さの50~80%の深さで形成されることを特徴とする請求項1または2に記載のコネクタ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、複数の端子と共にインサート成形されるハウジングを有するコネクタに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
コネクタは、相手コネクタが嵌合されて、コネクタの端子と相手コネクタの相手端子とが接触することで、コネクタと相手コネクタとが接続される。コネクタは、相手コネクタの複数の相手端子に対応する複数の端子を有するところ、少なくとも2列に配列された相手端子に対応して、複数の端子が2列に配列された状態で樹脂等からなるハウジングにインサート成形される。相手コネクタが2列に配列した相手端子の間に嵌合凸部を有する場合、コネクタは、2列に配列した端子の間に、嵌合凸部が嵌合される嵌合凹部を有し、嵌合凹部は、嵌合凸部の高さに対応した深さを有して形成される。
【0003】
例えば、下記の特許文献1では、電気コネクタは、絶縁材料で成形され、内面を有する対向側壁で形成された窪みを含むハウジングと、ハウジングに取り付けられた複数の端子とを備え、絶縁ハウジングは、プラスチック材料から成形され、そして端子は、ハウジングに少なくとも部分的にインサートモールドされる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2000-164283号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記のように複数の端子がハウジングにインサート成形されるコネクタでは、樹脂がハウジングの内部に密に充填されると、ハウジングと端子との膨張係数の差異から、インサート成形した後に、樹脂だけが内側に収縮してしまう。このような樹脂の収縮によって、端子が内側に引き込まれるように変形し、例えば、対向して配列される2列の端子は、間に充填される樹脂の収縮によって、対向する側に引き込まれるように変形してしまう。このように端子が変形すると、相手端子と接触する端子の先端(実装部分)の高さが不均一になって実装できなくなるおそれがある。また、端子の中間部分が内側に引き込まれるように変形することで、端子の先端(実装部分)が外側に広がるように変形すると、端子と相手端子との接触不良や、コネクタと相手コネクタとの嵌合不良が生じるおそれがある。
【0006】
本発明は例えば上述したような問題に鑑みなされたものであり、本発明の課題は、端子と共にインサート成形されるハウジングの樹脂の熱収縮の悪影響を抑制することができるコネクタを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、本発明のコネクタは、複数の端子と、前記複数の端子と共にインサート成形されるハウジングと、を有するコネクタであって、前記複数の端子は、所定の端子数の前記端子を所定の配列方向に配列した端子列を複数列有し、前記ハウジングは、前記配列方向に直交する嵌合方向の一端側で、隣り合う前記端子列の間に凹設されて相手コネクタが嵌合される嵌合凹部と、少なくとも前記嵌合方向の他端側で、隣り合う前記端子列の間に凹設された肉抜き部と、を有することを特徴とする。
【0008】
また、上記本発明のコネクタにおいて、前記ハウジングは、前記端子数に応じた個数の前記肉抜き部を有し、前記肉抜き部は、前記配列方向で所定数の前記端子に跨って設けられるとよい。
【0009】
さらに、上記本発明のコネクタは、前記ハウジングは、前記嵌合方向の一端側で、前記嵌合凹部からさらに凹設された前記肉抜き部を有してもよい。
【0010】
またさらに、上記本発明のコネクタにおいて、前記肉抜き部は、外側に向かって拡径されて形成されるとよい。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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