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公開番号2025048689
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-03
出願番号2023200085
出願日2023-11-27
発明の名称車両用充電装置
出願人矢崎総業株式会社,新明和工業株式会社
代理人弁理士法人虎ノ門知的財産事務所
主分類H02J 7/00 20060101AFI20250326BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】配索構造のためのスペースを低減できる車両用充電装置を提供する。
【解決手段】車両用充電装置1は、基盤部2cと、車両のインレットに対して嵌合するコネクタが配置されており、かつ基盤部によってスライド可能に支持されているスライド体3Aと、基盤部とスライド体との間に配索されており、U字状に湾曲した湾曲部66を有し、かつ湾曲部の位置を変化させながらスライド体の移動に追従する配索構造60Aと、を備える。配索構造は、例えば、第一外装部材61と、第一外装部材に挿通された第一電線63と、第二外装部材62と、第二外装部材に挿通された第二電線64と、を有し、第二電線の外径は、第一電線の外径よりも小さく、第二外装部材は、湾曲部において第一外装部材に対して半径方向の内側に位置するように第一外装部材と並べて配置されている。
【選択図】図9


特許請求の範囲【請求項1】
床部に固定された基盤部と、
車両に配置されたインレットに対して嵌合するコネクタが配置されており、かつ前記基盤部によってスライド可能に支持されているスライド体と、
前記基盤部と前記スライド体との間に配索されており、U字状に湾曲した湾曲部を有し、かつ前記湾曲部の位置を変化させながら前記スライド体の移動に追従する配索構造と、
を備える
ことを特徴とする車両用充電装置。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記配索構造は、第一外装部材と、前記第一外装部材に挿通された第一電線と、第二外装部材と、前記第二外装部材に挿通された第二電線と、を有し、
前記第二電線の外径は、前記第一電線の外径よりも小さく、
前記第二外装部材は、前記湾曲部において前記第一外装部材に対して半径方向の内側に位置するように前記第一外装部材と並べて配置されている
請求項1に記載の車両用充電装置。
【請求項3】
前記第二外装部材の断面形状は、前記湾曲部の軸方向に沿った幅が半径方向の幅よりも広い矩形である
請求項2に記載の車両用充電装置。
【請求項4】
前記第一外装部材の断面形状は、前記湾曲部の軸方向に沿った幅が半径方向の幅よりも広い矩形であり、
前記第二外装部材の扁平率が、前記第一外装部材の扁平率よりも大きい
請求項3に記載の車両用充電装置。
【請求項5】
更に、前記基盤部を覆うカバーと、
前記基盤部と前記カバーとの間に配置された耐荷重構造と、を備え、
前記スライド体は、第一スライド体および第二スライド体を有し、
前記第一スライド体は、前記基盤部によって支持され、かつ前記基盤部に対して第二方向にスライドし、
前記第二スライド体は、前記第一スライド体によって支持され、かつ前記第一スライド体に対して第一方向にスライドし、
前記耐荷重構造は、前記カバーと前記第一スライド体との間に配置される支柱と、前記カバーと前記第二スライド体との間に配置される支柱と、前記第一スライド体と前記基盤部との間に介在する緩衝部材と、前記第二スライド体と前記第一スライド体との間に介在する緩衝部材と、を有する
請求項1に記載の車両用充電装置。
【請求項6】
第一方向に沿って侵入する車両の侵入起点となる車両侵入起点側で前記基盤部を覆うカバーと、前記車両侵入起点側で第二方向に互いに間隔を空けて前記基盤部に固定された一対のサイドカバーと、を備え、
前記スライド体は、前記基盤部によって支持され、かつ前記基盤部に対して前記第二方向にスライドする第一スライド体と、前記第一スライド体によって支持され、かつ一対の前記サイドカバーの間に収容された収容位置と一対の前記サイドカバーの間から引き出された引出位置との間で前記第一スライド体に対して前記第一方向にスライドする第二スライド体と、を有し、
前記カバーは、前記収容位置で前記基盤部と一緒に前記第二スライド体を覆い、
前記第二スライド体は、自身の前記車両侵入起点側の先端部を覆うカバー主体と、前記カバー主体における前記第二方向の両端から各々前記第二方向に突出させ、かつ前記収容位置で一対の前記サイドカバーにおける前記車両侵入起点側の端部を外からそれぞれに覆う一対の突出部と、が設けられた先端カバーを有し、
前記突出部は、前記収容位置で前記カバー主体に入力された外部荷重を前記サイドカバーの前記端部に受けさせる
請求項1に記載の車両用充電装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車両用充電装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来、車両に対して充電を行なう充電装置がある。特許文献1の車両用充電システムは、給電嵌合体を有し、車両の停車スペースに設けられた給電装置を備える。車両用充電システムは、給電嵌合体を車両の受電嵌合体に嵌合させる挿抜方向移動部を有する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-26379号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
スライド体によってコネクタを移動させる車両用充電装置では、電線をスライド体の移動に追従させる配索構造が必要とされる。このような車両用充電装置において、配索構造のためのスペースを低減できることが望ましい。
【0005】
本発明の目的は、配索構造のためのスペースを低減できる車両用充電装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の車両用充電装置は、床部に固定された基盤部と、車両に配置されたインレットに対して嵌合するコネクタが配置されており、かつ前記基盤部によってスライド可能に支持されているスライド体と、前記基盤部と前記スライド体との間に配索されており、U字状に湾曲した湾曲部を有し、かつ前記湾曲部の位置を変化させながら前記スライド体の移動に追従する配索構造と、を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明に係る車両用充電装置は、U字状に湾曲した湾曲部を有し、かつ湾曲部の位置を変化させながらスライド体の移動に追従する配索構造を備える。よって、本発明に係る車両用充電装置は、配索構造のためのスペースを低減できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態に係る車両用充電装置の斜視図である。
図2は、実施形態に係る車両用充電装置の斜視図である。
図3は、実施形態に係る車両用充電装置の平面図である。
図4は、実施形態に係る車両用充電装置の斜視図である。
図5は、実施形態に係る車両用充電装置の側面図である。
図6は、実施形態に係る配索構造の平面図である。
図7は、実施形態に係る配索構造の斜視図である。
図8は、実施形態に係る外装部材の平面図である。
図9は、実施形態に係る配索構造の平面図である。
図10は、実施形態に係る配索構造の断面図である。
図11は、実施形態に係る耐荷重構造の側面図である。
図12は、実施形態に係る耐荷重構造の断面図である。
図13は、実施形態に係る耐荷重構造の側面図である。
図14は、実施形態に係る耐荷重構造の別形態の平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に、本発明の実施形態に係る車両用充電装置につき図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記の実施形態における構成要素には、当業者が容易に想定できるものあるいは実質的に同一のものが含まれる。
【0010】
[実施形態]
図1から図14を参照して、実施形態について説明する。本実施形態は、車両用充電装置に関する。図1および図2は、実施形態に係る車両用充電装置の斜視図、図3は、実施形態に係る車両用充電装置の平面図、図4は、実施形態に係る車両用充電装置の斜視図、図5は、実施形態に係る車両用充電装置の側面図、図6は、実施形態に係る配索構造の平面図、図7は、実施形態に係る配索構造の斜視図、図8は、実施形態に係る外装部材の平面図、図9は、実施形態に係る配索構造の平面図、図10は、実施形態に係る配索構造の断面図である。
(【0011】以降は省略されています)

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