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公開番号2025054011
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-07
出願番号2023163176
出願日2023-09-26
発明の名称配索構造
出願人矢崎総業株式会社
代理人弁理士法人虎ノ門知的財産事務所
主分類H02G 11/00 20060101AFI20250331BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】付勢部材の先細り形状を抑制することができる配索構造を提供する。
【解決手段】配索構造1は、車両の車体に固定される第一固定部と、車体のルーフに設けられた開口部に対して車両前後方向に沿って移動するスライド体に固定される第二固定部と、第一固定部に保持される第一端部と、第二固定部に保持される第二端部と、を有する外装部材30と、外装部材に挿通される電線Wと、外装部材に挿通され、外装部材における第一端部と第二端部との間に車両前後方向に向けて湾曲する湾曲部を形成する板状の付勢部材50と、付勢部材に設けられ、湾曲部を形成する部分の剛性を向上させて湾曲部における付勢部材の先細り形状を抑制する抑制部2と、を備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
車両の車体に固定される第一固定部と、
前記車体のルーフに設けられた開口部に対して車両前後方向に沿って移動するスライド体に固定される第二固定部と、
前記第一固定部に保持される第一端部と、前記第二固定部に保持される第二端部と、を有する外装部材と、
前記外装部材に挿通される電線と、
前記外装部材に挿通され、前記外装部材における前記第一端部と前記第二端部との間に車両前後方向に向けて湾曲する湾曲部を形成する板状の付勢部材と、
前記付勢部材に設けられ、前記湾曲部を形成する部分の剛性を向上させて前記湾曲部における前記付勢部材の先細り形状を抑制する抑制部と、
を備えることを特徴とする配索構造。
続きを表示(約 490 文字)【請求項2】
前記抑制部は、前記付勢部材に設けられ、前記付勢部材の軸方向に沿って延在するリブである
請求項1に記載の配索構造。
【請求項3】
前記抑制部は、前記付勢部材に巻き付けられるテープ部材である
請求項1に記載の配索構造。
【請求項4】
前記抑制部は、前記付勢部材に形成されるコーティング層である
請求項1に記載の配索構造。
【請求項5】
前記スライド体は、前記開口部を閉塞する全閉位置と前記開口部を開放する全開位置との間で移動し、
前記付勢部材において、前記抑制部が配置される位置は、前記スライド体が前記全閉位置にあるときの前記湾曲部を形成する位置、または前記スライド体が前記全開位置にあるときの前記湾曲部を形成する位置である
請求項1に記載の配索構造。
【請求項6】
前記湾曲部において、前記付勢部材に前記抑制部が配置される範囲は、前記湾曲部を形成する部分の中央部を除き、かつ前記湾曲部を形成する部分の二つの末端部を含む範囲である
請求項5に記載の配索構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、配索構造に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来、スライド体用の給電装置がある。特許文献1には、車体と、車体にスライド自在に設けられ且つ該車体に形成された開口部を開閉するスライド体と、に亘って配索されたワイヤハーネスを備えたスライド体用の給電装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2011-151906号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
車体とスライド体との間の配索構造が外装部材を有する場合に、外装部材の内部に剛性を有する付勢部材を配置することが本願の発明者によって検討された。ここで、付勢部材における屈曲に対する耐久性を確保する観点では、付勢部材の剛性を小さくすることが好ましい。一方、外装部材および付勢部材に湾曲部が形成される場合に、付勢部材の剛性が小さいと、湾曲部において先細り形状が生じやすくなる。湾曲部の形状が先細り形状となると、電線の曲げ半径の低下を招いてしまう。
【0005】
本発明の目的は、付勢部材の先細り形状を抑制することができる配索構造を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の配索構造は、車両の車体に固定される第一固定部と、前記車体のルーフに設けられた開口部に対して車両前後方向に沿って移動するスライド体に固定される第二固定部と、前記第一固定部に保持される第一端部と、前記第二固定部に保持される第二端部と、を有する外装部材と、前記外装部材に挿通される電線と、前記外装部材に挿通され、前記外装部材における前記第一端部と前記第二端部との間に車両前後方向に向けて湾曲する湾曲部を形成する板状の付勢部材と、前記付勢部材に設けられ、前記湾曲部を形成する部分の剛性を向上させて前記湾曲部における前記付勢部材の先細り形状を抑制する抑制部と、を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明に係る配索構造は、付勢部材に設けられる抑制部を有する。抑制部は、湾曲部を形成する部分の剛性を向上させて湾曲部における付勢部材の先細り形状を抑制する。本発明に係る配索構造によれば、付勢部材の先細り形状を抑制することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態に係る配索構造の側面図である。
図2は、実施形態に係る配索構造の側面図である。
図3は、実施形態に係る配索構造の断面図である。
図4は、実施形態に係る配索構造の側面図である。
図5は、先細り形状について説明する図である。
図6は、実施形態に係る抑制部の側面図である。
図7は、実施形態に係る抑制部の側面図である。
図8は、実施形態に係る抑制部の側面図である。
図9は、実施形態に係る抑制部の側面図である。
図10は、実施形態に係る抑制部の側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に、本発明の実施形態に係る配索構造につき図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記の実施形態における構成要素には、当業者が容易に想定できるものあるいは実質的に同一のものが含まれる。
【0010】
[実施形態]
図1から図10を参照して、実施形態について説明する。本実施形態は、配索構造に関する。図1および図2は、実施形態に係る配索構造の側面図、図3は、実施形態に係る配索構造の断面図、図4は、実施形態に係る配索構造の側面図、図5は、先細り形状について説明する図、図6から図10は、実施形態に係る抑制部の側面図である。図3には、図4のIII-III断面が示されている。
(【0011】以降は省略されています)

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