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公開番号
2025054012
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-07
出願番号
2023163177
出願日
2023-09-26
発明の名称
配索構造
出願人
矢崎総業株式会社
代理人
弁理士法人虎ノ門知的財産事務所
主分類
H02G
11/00 20060101AFI20250331BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】付勢部材の先細り形状を抑制することができる配索構造を提供する。
【解決手段】配索構造1は、車両の車体に固定される第一固定部と、車体のルーフに設けられた開口部に対して車両前後方向に沿って移動するスライド体210に固定される第二固定部と、第一固定部に保持される第一端部と、第二固定部に保持される第二端部と、を有する外装部材30と、外装部材に挿通される電線Wと、外装部材に挿通され、外装部材における第一端部と第二端部との間に車両前後方向に向けて湾曲する湾曲部を形成する付勢部材50と、を備え、付勢部材は、棒状の第一部材51と、電線および第一部材を支持する板状の第二部材52と、を有する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
車両の車体に固定される第一固定部と、
前記車体のルーフに設けられた開口部に対して車両前後方向に沿って移動するスライド体に固定される第二固定部と、
前記第一固定部に保持される第一端部と、前記第二固定部に保持される第二端部と、を有する外装部材と、
前記外装部材に挿通される電線と、
前記外装部材に挿通され、前記外装部材における前記第一端部と前記第二端部との間に車両前後方向に向けて湾曲する湾曲部を形成する付勢部材と、
を備え、
前記付勢部材は、棒状の第一部材と、前記電線および前記第一部材を支持する板状の第二部材と、を有する
ことを特徴とする配索構造。
続きを表示(約 100 文字)
【請求項2】
前記第一部材の曲げ剛性は、前記第二部材の曲げ剛性よりも大きく、
前記第一部材は、前記湾曲部において前記第二部材に対して半径方向の外側に位置する
請求項1に記載の配索構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、配索構造に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、スライド体用の給電装置がある。特許文献1には、車体と、車体にスライド自在に設けられ且つ該車体に形成された開口部を開閉するスライド体と、に亘って配索されたワイヤハーネスを備えたスライド体用の給電装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2011-151906号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
車体とスライド体との間の配索構造が外装部材を有する場合に、外装部材の内部に剛性を有する付勢部材を配置することが本願の発明者によって検討された。ここで、付勢部材における屈曲に対する耐久性を確保する観点では、付勢部材の剛性を小さくすることが好ましい。一方、外装部材および付勢部材に湾曲部が形成される場合に、付勢部材の剛性が小さいと、湾曲部において先細り形状が生じやすくなる。湾曲部の形状が先細り形状となると、電線の曲げ半径の低下を招いてしまう。
【0005】
本発明の目的は、付勢部材の先細り形状を抑制することができる配索構造を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の配索構造は、車両の車体に固定される第一固定部と、前記車体のルーフに設けられた開口部に対して車両前後方向に沿って移動するスライド体に固定される第二固定部と、前記第一固定部に保持される第一端部と、前記第二固定部に保持される第二端部と、を有する外装部材と、前記外装部材に挿通される電線と、前記外装部材に挿通され、前記外装部材における前記第一端部と前記第二端部との間に車両前後方向に向けて湾曲する湾曲部を形成する付勢部材と、を備え、前記付勢部材は、棒状の第一部材と、前記電線および前記第一部材を支持する板状の第二部材と、を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明に係る配索構造の付勢部材は、棒状の第一部材と、電線および第一部材を支持する板状の第二部材と、を有する。棒状の第一部材は、板状の部材と比較して、同じ曲げ剛性に対して屈曲に対する耐久性が高い。すなわち、棒状の第一部材は、耐久性を確保しつつ高い曲げ剛性を有することができる。本発明に係る配索構造によれば、付勢部材の先細り形状を抑制することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態に係る配索構造の側面図である。
図2は、実施形態に係る配索構造の側面図である。
図3は、実施形態に係る配索構造の断面図である。
図4は、実施形態に係る配索構造の側面図である。
図5は、先細り形状について説明する図である。
図6は、実施形態に係る配索構造の側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に、本発明の実施形態に係る配索構造につき図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記の実施形態における構成要素には、当業者が容易に想定できるものあるいは実質的に同一のものが含まれる。
【0010】
[実施形態]
図1から図6を参照して、実施形態について説明する。本実施形態は、配索構造に関する。図1および図2は、実施形態に係る配索構造の側面図、図3は、実施形態に係る配索構造の断面図、図4は、実施形態に係る配索構造の側面図、図5は、先細り形状について説明する図、図6は、実施形態に係る配索構造の側面図である。図3には、図4のIII-III断面が示されている。
(【0011】以降は省略されています)
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