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公開番号2025072168
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-09
出願番号2023182743
出願日2023-10-24
発明の名称車両用充電装置
出願人矢崎総業株式会社,新明和工業株式会社
代理人弁理士法人虎ノ門知的財産事務所
主分類H02J 7/00 20060101AFI20250430BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】ガイド部材を保護することができる車両用充電装置を提供する。
【解決手段】車両用充電装置1は、車両に対して充電を行なう装置本体2と、第一方向Xに延在しており、第一方向に沿った装置本体の移動をガイドする直線状のガイド部材10と、ガイド部材を覆うカバー構造20と、を備え、ガイド部材は、装置本体が第一方向に移動する場合にガイド部材の一部が装置本体から突出するように配置され、カバー構造は、ガイド部材における装置本体から突出した部分10Xを覆うカバー体21と、係止部22と、を有し、係止部は、ガイド部材における第一方向の端部に配置され、カバー体の先端部を係止するように構成されており、カバー体21は、先端部が係止部22によって係止された状態で装置本体2が移動することにより装置本体から延出してガイド部材を覆う。
【選択図】図4


特許請求の範囲【請求項1】
車両に対して充電を行なう装置本体と、
第一方向に延在しており、前記第一方向に沿った前記装置本体の移動をガイドする直線状のガイド部材と、
前記ガイド部材を覆うカバー構造と、
を備え、
前記ガイド部材は、前記装置本体が前記第一方向に移動する場合に前記ガイド部材の一部が前記装置本体から突出するように配置され、
前記カバー構造は、前記ガイド部材における前記装置本体から突出した部分を覆うカバー体と、係止部と、を有し、
前記係止部は、前記ガイド部材における前記第一方向の端部に配置され、前記カバー体の先端部を係止するように構成されており、
前記カバー体は、前記先端部が前記係止部によって係止された状態で前記装置本体が移動することにより前記装置本体から延出して前記ガイド部材を覆う
ことを特徴とする車両用充電装置。
続きを表示(約 730 文字)【請求項2】
前記カバー体は、可撓性を有する板状の部材であり、
前記カバー構造は、前記カバー体を巻き取る巻き取り機構を有し、
前記装置本体は、前記ガイド部材における前記装置本体から突出した部分の長さを増加させる第一の側、または前記ガイド部材における前記装置本体から突出した部分の長さを減少させる第二の側に移動し、
前記巻き取り機構は、前記装置本体が前記第一の側へ移動する場合に前記カバー体を繰り出し、前記装置本体が前記第二の側へ移動する場合に前記カバー体を巻き取る
請求項1に記載の車両用充電装置。
【請求項3】
前記カバー体は、前記第一方向に沿って互いに摺動する複数の半筒状のスライド体を有し、
複数の前記スライド体は、前記先端部を構成する先端スライド体を有し、
前記装置本体は、前記ガイド部材における前記装置本体から突出した部分の長さを増加させる第一の側、または前記ガイド部材における前記装置本体から突出した部分の長さを減少させる第二の側に移動し、
前記先端スライド体が前記係止部によって係止された状態で前記装置本体が前記第一の側へ移動することにより、複数の前記スライド体が前記装置本体から引き出されて前記ガイド部材を覆う
請求項1に記載の車両用充電装置。
【請求項4】
前記カバー体の前記先端部は、前記係止部から離脱可能であり、
前記カバー体は、前記装置本体が前記第二の側へ移動して前記先端部が前記係止部から離脱すると、前記装置本体に収容された状態で前記装置本体と共に前記第二の側へ移動する
請求項2または3に記載の車両用充電装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車両用充電装置に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
従来、車両に対して充電を行なう充電装置がある。特許文献1の車両用充電システムは、給電嵌合体を有し、車両の停車スペースに設けられた給電装置を備える。車両用充電システムは、給電嵌合体を車両の受電嵌合体に嵌合させる挿抜方向移動部を有する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-26379号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
車両の停止位置に応じて充電装置の位置を調整する手段として、直線状のガイド部材を用いることが考えられる。ここで、充電装置の装置本体がガイド部材に沿って移動する場合に、ガイド部材が外部空間に露出すると、異物が付着しやすくなる。異物に対してガイド部材を保護できることが望ましい。
【0005】
本発明の目的は、ガイド部材を保護することができる車両用充電装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の車両用充電装置は、車両に対して充電を行なう装置本体と、第一方向に延在しており、前記第一方向に沿った前記装置本体の移動をガイドする直線状のガイド部材と、前記ガイド部材を覆うカバー構造と、を備え、前記ガイド部材は、前記装置本体が前記第一方向に移動する場合に前記ガイド部材の一部が前記装置本体から突出するように配置され、前記カバー構造は、前記ガイド部材における前記装置本体から突出した部分を覆うカバー体と、係止部と、を有し、前記係止部は、前記ガイド部材における前記第一方向の端部に配置され、前記カバー体の先端部を係止するように構成されており、前記カバー体は、前記先端部が前記係止部によって係止された状態で前記装置本体が移動することにより前記装置本体から延出して前記ガイド部材を覆うことを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明に係る車両用充電装置は、ガイド部材を覆うカバー構造を有する。カバー構造は、ガイド部材における装置本体から突出した部分を覆うカバー体と、係止部と、を有する。カバー体は、先端部が係止部によって係止された状態で装置本体が移動することにより装置本体から延出してガイド部材を覆う。本発明に係る車両用充電装置によれば、装置本体から延出するカバー体によってガイド部材を保護することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態に係る車両用充電装置の側面図である。
図2は、実施形態に係る車両用充電装置の断面図である。
図3は、実施形態に係るカバー構造の断面図である。
図4は、実施形態に係るカバー構造の断面図である。
図5は、実施形態に係るカバー構造の平面図である。
図6は、実施形態に係るカバー構造の断面図である。
図7は、実施形態に係るカバー構造の正面図である。
図8は、実施形態に係るカバー構造の側面図である。
図9は、実施形態に係るカバー構造の断面図である。
図10は、実施形態に係るカバー構造の側面図である。
図11は、実施形態に係るカバー構造の断面図である。
図12は、実施形態に係るカバー構造の側面図である。
図13は、実施形態に係るカバー構造の断面図である。
図14は、実施形態に係るカバー構造の側面図である。
図15は、実施形態に係るカバー構造の斜視図である。
図16は、カバー体の一例を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に、本発明の実施形態に係る車両用充電装置につき図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記の実施形態における構成要素には、当業者が容易に想定できるものあるいは実質的に同一のものが含まれる。
【0010】
[実施形態]
図1から図15を参照して、実施形態について説明する。本実施形態は、車両用充電装置に関する。図1は、実施形態に係る車両用充電装置の側面図、図2は、実施形態に係る車両用充電装置の断面図、図3および図4は、実施形態に係るカバー構造の断面図、図5は、実施形態に係るカバー構造の平面図、図6は、実施形態に係るカバー構造の断面図、図7は、実施形態に係るカバー構造の正面図、図8は、実施形態に係るカバー構造の側面図、図9は、実施形態に係るカバー構造の断面図、図10は、実施形態に係るカバー構造の側面図である。
(【0011】以降は省略されています)

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