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公開番号2025066305
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-23
出願番号2023175795
出願日2023-10-11
発明の名称電気接続部品
出願人矢崎総業株式会社
代理人弁理士法人虎ノ門知的財産事務所
主分類H01R 31/06 20060101AFI20250416BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】相手方への適応に好適なものとすること。
【解決手段】電線121、第1端子金具130及び第2端子金具140を備える端子付き電線120と、メインハウジング150と、アタッチメントハウジング160と、を備え、メインハウジングは、電線の配索経路と第2端子金具の配置場所の組み合わせ毎に成形されたアタッチメントハウジングが選択的に組み付けられる第1ハウジング接合部153を有し、アタッチメントハウジングは、端子付き電線を収容し且つ第1端子金具を外に突出させる導電部材収容室161と、第1ハウジング接合部に組み付ける第2ハウジング接合部164と、を有し、導電部材収容室は、第1端子金具から引き出された電線を配索経路に沿って第2端子金具の配置場所まで案内するガイド形状に形成され、配置場所で第2端子金具を保持する端子保持部162を有すること。
【選択図】図1


特許請求の範囲【請求項1】
電線、前記電線の一端に対して物理的且つ電気的に接続された第1端子金具及び前記電線の他端に対して物理的且つ電気的に接続された第2端子金具を備える端子付き電線と、
メインハウジングと、
前記端子付き電線を収容し、かつ、前記メインハウジングに組み付けて、外に突出させた前記第1端子金具を前記メインハウジングに収容させるアタッチメントハウジングと、
を備え、
前記メインハウジングは、前記電線の配索経路と前記第2端子金具の配置場所の組み合わせ毎に成形された前記アタッチメントハウジングが選択的に組み付けられる第1ハウジング接合部を有し、
前記アタッチメントハウジングは、前記端子付き電線を収容し且つ前記第1端子金具を外に突出させる導電部材収容室と、前記第1ハウジング接合部に組み付ける第2ハウジング接合部と、を有し、
前記導電部材収容室は、前記第1端子金具から引き出された前記電線を前記配索経路に沿って前記第2端子金具の前記配置場所まで案内するガイド形状に形成され、前記配置場所で前記第2端子金具を保持する端子保持部を有することを特徴とした電気接続部品。
続きを表示(約 1,700 文字)【請求項2】
前記メインハウジングには、前記アタッチメントハウジングとして第1アタッチメントハウジングを組み付け、
前記第1アタッチメントハウジングの前記導電部材収容室は、前記第1端子金具から引き出された前記電線をその引出方向に沿って直線的に配策することを特徴とした請求項1に記載の電気接続部品。
【請求項3】
前記メインハウジングには、前記アタッチメントハウジングとして第2アタッチメントハウジングを組み付け、
前記第2アタッチメントハウジングの前記導電部材収容室は、前記第1端子金具から引き出された前記電線を途中で折り曲げて配策することを特徴とした請求項1に記載の電気接続部品。
【請求項4】
前記メインハウジングには、前記アタッチメントハウジングとして、第1アタッチメントハウジングと第2アタッチメントハウジングと第3アタッチメントハウジングの内の何れか1つを組み付け可能であり、
前記第2端子金具は、雌螺子部材と雄螺子部材による螺子止め構造で相手方端子金具と共締め固定される平板状の端子接続部と、前記端子接続部の第1平面に連なる載置面に載せ置かれた前記電線の前記他端を物理的且つ電気的に接続させる電線接続部と、を有し、
前記端子接続部には、前記第1平面側と第2平面側との間を板厚方向に貫いた貫通孔であり、前記雄螺子部材を挿通させる雄螺子挿通孔が形成され、
前記第1アタッチメントハウジングの前記導電部材収容室は、前記第1端子金具から引き出された前記電線をその引出方向に沿って直線的に配策し、
前記第2アタッチメントハウジングの前記導電部材収容室は、前記第1端子金具から引き出された前記電線を途中で折り曲げて案内する第2ハウジング溝底を有し、かつ、前記電線接続部の前記載置面を前記第2ハウジング溝底に向けた状態で前記第2端子金具を配置する溝形状に形成され、
前記第3アタッチメントハウジングの前記導電部材収容室は、前記第1端子金具から引き出された前記電線を前記第2アタッチメントハウジングの前記導電部材収容室とは逆向きに途中で折り曲げて案内する第3ハウジング溝底を有し、かつ、前記電線接続部の前記載置面を前記第3ハウジング溝底に向けた状態で前記第2端子金具を配置する溝形状に形成されることを特徴とした請求項1に記載の電気接続部品。
【請求項5】
前記メインハウジングには、前記アタッチメントハウジングとして第1アタッチメントハウジングを組み付け、
前記第1端子金具は、相手方の円柱状又は円筒状の雄端子接続部を嵌入させる円筒状の雌端子接続部を有し、
前記第1アタッチメントハウジングの前記導電部材収容室は、前記第1端子金具から引き出された前記電線をその引出方向に沿って直線的に配策し、
前記第1アタッチメントハウジングの前記第2ハウジング接合部は、第1組付け状態で前記第1ハウジング接合部に対して組付け可能に形成され、かつ、第1組付け状態の前記第1アタッチメントハウジングを前記雌端子接続部の筒軸周りに180度回転させた第2組付け状態で前記第1ハウジング接合部に対して組付け可能に形成されることを特徴とした請求項1に記載の電気接続部品。
【請求項6】
前記第1端子金具は、相手方の円柱状又は円筒状の雄端子接続部を嵌入させる円筒状の雌端子接続部を有し、
前記第1アタッチメントハウジングの前記第2ハウジング接合部は、第1組付け状態で前記第1ハウジング接合部に対して組付け可能に形成され、かつ、第1組付け状態の前記第1アタッチメントハウジングを前記雌端子接続部の筒軸周りに180度回転させた第2組付け状態で前記第1ハウジング接合部に対して組付け可能に形成され、
前記第2アタッチメントハウジングと前記第3アタッチメントハウジングの前記第2ハウジング接合部は、各々、前記第1アタッチメントハウジングの前記第2ハウジング接合部と同じ形状に形成されることを特徴とした請求項4に記載の電気接続部品。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電気接続部品に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
電気接続部品とは、少なくとも2つの電気接続対象物の間に介在させ、その2つの電気接続対象物を電気的に接続させるコネクタや端子台等の部品のことである。この電気接続部品は、電線と、電線の両端に各々接続した端子金具と、これらを収容するハウジングと、を備える。ここで、電気接続部品は、相手方の電気接続対象物の構造や配置に合わせて、例えば、相手方端子金具との接続方法に対応させるべく端子金具を変更したり、端子金具の相手方端子金具への接続方向に対応させるべく電線の経路を変更したりして、その電気接続対象物に適応させる。従来の電気接続部品においては、多様な電気接続対象物の間で共用可能な共用部材と、多様な電気接続対物毎のアタッチメント部材と、に分けたアタッチメント構造とし、多様な電気接続対象物に対して簡便に適応させることがある。例えば、この種の電気接続部品については、下記の特許文献1から3に開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-086767号公報
特開2016-225260号公報
特開2019-212521号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、従来の電気接続部品は、相手方の電気接続対象物に対する適応性に関して改善の余地がある。
【0005】
そこで、本発明は、相手方への適応に好適な電気接続部品を提供することを、その目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、電線、前記電線の一端に対して物理的且つ電気的に接続された第1端子金具及び前記電線の他端に対して物理的且つ電気的に接続された第2端子金具を備える端子付き電線と、メインハウジングと、前記端子付き電線を収容し、かつ、前記メインハウジングに組み付けて、外に突出させた前記第1端子金具を前記メインハウジングに収容させるアタッチメントハウジングと、を備え、前記メインハウジングは、前記電線の配索経路と前記第2端子金具の配置場所の組み合わせ毎に成形された前記アタッチメントハウジングが選択的に組み付けられる第1ハウジング接合部を有し、前記アタッチメントハウジングは、前記端子付き電線を収容し且つ前記第1端子金具を外に突出させる導電部材収容室と、前記第1ハウジング接合部に組み付ける第2ハウジング接合部と、を有し、前記導電部材収容室は、前記第1端子金具から引き出された前記電線を前記配索経路に沿って前記第2端子金具の前記配置場所まで案内するガイド形状に形成され、前記配置場所で前記第2端子金具を保持する端子保持部を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明に係る電気接続部品は、相手方の電気接続対象物の構造や配置に応じたアタッチメントハウジングを選び、この選択されたアタッチメントハウジングをメインハウジングに組み付けることによって、多様な電気接続対象物に対する適応性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態の電気接続部品を嵌合接続前の第1電気接続部品と第2電気接続部品に分けて示す斜視図である。
図2は、実施形態の電気接続部品(嵌合接続後の第1電気接続部品と第2電気接続部品)を示す斜視図である。
図3は、第1電気接続部品を示す分解斜視図である。
図4は、第2電気接続部品を示す分解斜視図である。
図5は、メインハウジングとインナハウジングについて説明する分解斜視図である。
図6は、第1アタッチメントハウジングを示す斜視図である。
図7は、第2アタッチメントハウジングを組み合わせた第2電気接続部品について示す斜視図である。
図8は、第2アタッチメントハウジングを組み合わせた第2電気接続部品について示す斜視図である。
図9は、メインハウジングに対する第1アタッチメントハウジングの変形組付け形態ついて示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に、本発明に係る電気接続部品の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。尚、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
【0010】
[実施形態]
本発明に係る電気接続部品の実施形態の1つを図1から図9に基づいて説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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