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公開番号
2025087280
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-10
出願番号
2023201827
出願日
2023-11-29
発明の名称
接続部品および接続部品セット
出願人
矢崎総業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
H01R
13/648 20060101AFI20250603BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】作業性の向上を図ることができる接続部品および接続部品セットを提供する。
【解決手段】一実施形態の接続部品は、第1部材と、第2部材と、押圧部とを備える。前記第1部材は、電線の芯線端部が絶縁被膜から突出した方向を第1方向とする場合、電線の絶縁被膜の外周を覆う第1部分とバスバーのシールド層の端部の外周を覆う第2部分とを含む第1シールド部材が設けられた状態で、前記第1方向とは交差した第2方向から前記第1シールド部材に面する。前記第2部材は、前記第1シールド部材に対して前記第1部材とは反対側に配置され、前記第1部材と組み合わされる。前記押圧部は、前記第1部材と前記第2部材とのうち少なくとも一方に設けられ、前記第1部材と前記第2部材とが組み合わされた場合に、前記第1シールド部材の前記第2部分を前記シールド層の端部に向けて押圧する。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
第1配策材と第2配策材とを含む配策ユニットに用いられる接続部品であって、
前記第1配策材は、導体と、前記導体の外周を覆う絶縁被膜と、前記絶縁被膜の外周を覆うシールド層とを有した第1バスバーであり、前記導体は、前記シールド層から突出した導体端部を有し、
前記第2配策材は、芯線と、前記芯線の外周を覆う絶縁被膜とを有した第1電線であり、前記芯線は、前記第1電線の絶縁被膜から突出した芯線端部を有し、
前記接続部品は、
前記芯線端部が前記第1電線の絶縁被膜から突出した方向を第1方向とする場合、前記導体端部と前記芯線端部とが接合され、前記第1電線の外周を覆う第1部分と前記シールド層の端部の外周を覆う第2部分とを含む第1シールド部材が設けられた状態で、前記第1方向とは交差した第2方向から前記第1シールド部材に面する第1部材と、
前記第1シールド部材に対して前記第1部材とは反対側に配置され、前記第1部材と組み合わされる第2部材と、
前記第1部材と前記第2部材とのうち少なくとも一方に設けられ、前記第1部材と前記第2部材とが組み合わされた場合に、前記第1シールド部材の前記第2部分を前記シールド層の端部に向けて押圧する押圧部と、
を備えた接続部品。
続きを表示(約 1,800 文字)
【請求項2】
前記第1シールド部材は、シールド層を有したシート型コルゲートチューブである、
請求項1に記載の接続部品。
【請求項3】
前記押圧部は、前記第1部材または前記第2部材に設けられ、前記第1シールド部材の前記第2部分を前記シールド層の端部に向けて押圧する突出部を含む、
請求項1または請求項2に記載の接続部品。
【請求項4】
前記シールド層は、前記第1方向および前記第2方向とは交差した第3方向に沿う平坦部を有し、
前記第1シールド部材は、前記シールド層の平坦部に沿う平坦部を有し、
前記突出部は、前記第3方向に延びたリブであり、前記第1シールド部材の平坦部を前記シールド層の平坦部に向けて押圧する、
請求項3に記載の接続部品。
【請求項5】
前記第1部材と前記第2部材とのうち少なくとも一方は、前記第1シールド部材の前記第1方向の端に対応する位置に設けられて前記第1シールド部材の前記第1方向の位置を規制する段差部を有した、
請求項1または請求項2に記載の接続部品。
【請求項6】
前記第1部材と前記第2部材とのうち少なくとも一方は、前記第1シールド部材または前記シールド層に噛み込む複数の突起を有した、
請求項1または請求項2に記載の接続部品。
【請求項7】
前記配策ユニットは、第3配策材と第4配策材とをさらに含み、
前記第3配策材は、導体と、前記導体の外周を覆う絶縁被膜と、前記絶縁被膜の外周を覆うシールド層とを有した第2バスバーであり、前記第3配策材の導体は、前記第3配策材のシールド層から突出した導体端部を有し、
前記第2配策材は、芯線と、前記芯線の外周を覆う絶縁被膜とを有した第2電線であり、前記第2電線の芯線は、前記第2電線の絶縁被膜から突出した芯線端部を有し、
前記第1部材は、前記第2バスバーの前記導体端部と前記第2電線の前記芯線端部とが接合され、前記第2電線の絶縁被膜の外周を覆う第1部分と前記第2バスバーの前記シールド層の端部の外周を覆う第2部分とを含む第2シールド部材が設けられた状態で、前記第2方向から前記第2シールド部材に面し、
前記第2部材は、前記第2シールド部材に対して前記第1部材とは反対側に配置され、
前記押圧部は、前記第1部材と前記第2部材とが組み合わされた場合に、前記第1シールド部材の前記第2部分を前記第1バスバーの前記シールド層の端部に向けて押圧するとともに、前記第2シールド部材の前記第2部分を前記第2バスバーの前記シールド層の端部に向けて押圧する、
請求項1または請求項2に記載の接続部品。
【請求項8】
第1配策材と第2配策材とを含む配策ユニットに用いられる接続部品セットであって、
前記第1配策材は、導体と、前記導体の外周を覆う絶縁被膜と、前記絶縁被膜の外周を覆うシールド層とを有したバスバーであり、前記導体は、前記シールド層から突出した導体端部を有し、
前記第2配策材は、芯線と、前記芯線の外周を覆う絶縁被膜とを有した電線であり、前記芯線は、前記電線の絶縁被膜から突出した芯線端部を有し、
前記接続部品セットは、
前記電線の絶縁被膜の外周を覆う第1部分と、前記シールド層の端部の外周を覆う第2部分とを含むシールド部材と、
第1部材と、第2部材と、押圧部とを有した接続部品であって、
前記第1部材が、前記芯線端部が前記電線の絶縁被膜から突出した方向を第1方向とする場合、前記導体端部と前記芯線端部とが接合され、前記電線の絶縁被膜の外周および前記シールド層の端部の外周を覆うように前記シールド部材が設けられた状態で、前記第1方向とは交差した第2方向から前記シールド部材に面し、
前記第2部材が、前記シールド部材に対して前記第1部材とは反対側に配置され、前記第1部材と組み合わされ、
前記押圧部が、前記第1部材と前記第2部材とのうち少なくとも一方に設けられ、前記第1部材と前記第2部材とが組み合わされた場合に、前記シールド部材の前記第2部分を前記シールド層の端部に向けて押圧する、接続部品と、
を備えた接続部品セット。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、接続部品および接続部品セットに関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
バスバーと、バスバーの外周を包囲する絶縁部と、バスバーおよび絶縁部を包囲するシールド部材とを有した導電路が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2011-146237号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、シールド層を有するバスバーと、シールド部材を伴う電線とが接続される構成を想定した場合、上記シールド層と上記シールド部材とを電気的に接続する作業が煩雑になる可能性がある。
【0005】
一実施形態は、作業性の向上を図ることができる接続部品および接続部品セットを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
一実施形態の接続部品は、第1配策材と第2配策材とを含む配策ユニットに用いられる接続部品である。前記第1配策材は、導体と、前記導体の外周を覆う絶縁被膜と、前記絶縁被膜の外周を覆うシールド層とを有した第1バスバーである。前記導体は、前記シールド層から突出した導体端部を有する。前記第2配策材は、芯線と、前記芯線の外周を覆う絶縁被膜とを有した第1電線である。前記芯線は、前記第1電線の絶縁被膜から突出した芯線端部を有する。前記接続部品は、第1部材と、第2部材と、押圧部とを備える。前記第1部材は、前記芯線端部が前記第1電線の絶縁被膜から突出した方向を第1方向とする場合、前記導体端部と前記芯線端部とが接合され、第1シールド部材が設けられた状態で、前記第1方向とは交差した第2方向から前記第1シールド部材に面する。前記第1シールド部材は、前記第1電線の絶縁被膜の外周を覆う第1部分と、前記シールド層の端部の外周を覆う第2部分とを含む。前記第2部材は、前記第1シールド部材に対して前記第1部材とは反対側に配置され、前記第1部材と組み合わされる。前記押圧部は、前記第1部材と前記第2部材とのうち少なくとも一方に設けられ、前記第1部材と前記第2部材とが組み合わされた場合に、前記第1シールド部材の前記第2部分を前記シールド層の端部に向けて押圧する。
【0007】
一実施形態の接続部品セットは、第1配策材と第2配策材とを含む配策ユニットに用いられる接続部品セットである。前記第1配策材は、導体と、前記導体の外周を覆う絶縁被膜と、前記絶縁被膜の外周を覆うシールド層とを有したバスバーである。前記導体は、前記シールド層から突出した導体端部を有する。前記第2配策材は、芯線と、前記芯線の外周を覆う絶縁被膜とを有した電線である。前記芯線は、前記電線の絶縁被膜から突出した芯線端部を有する。前記接続部品セットは、シールド部材と、接続部品とを備える。前記シールド部材は、前記電線の絶縁被膜の外周を覆う第1部分と、前記シールド層の端部の外周を覆う第2部分とを含む。前記接続部品は、第1部材と、第2部材と、押圧部とを備える。前記第1部材は、前記芯線端部が前記電線の絶縁被膜から突出した方向を第1方向とする場合、前記導体端部と前記芯線端部とが接合され、前記電線の絶縁被膜の外周および記シールド層の端部の外周を覆う前記第1シールド部材が設けられた状態で、前記第1方向とは交差した第2方向から前記第1シールド部材に面する。前記第2部材は、前記第1シールド部材に対して前記第1部材とは反対側に配置され、前記第1部材と組み合わされる。前記押圧部は、前記第1部材と前記第2部材とのうち少なくとも一方に設けられ、前記第1部材と前記第2部材とが組み合わされた場合に、前記第1シールド部材の前記第2部分を前記シールド層の端部に向けて押圧する。
【発明の効果】
【0008】
一実施形態によれば、作業性の向上を図ることができる接続部品および接続部品セットを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施形態の配策ユニットを示す斜視図。
実施形態の配策ユニットの一部を分解して示す斜視図。
実施形態のシールドバスバーの端部を示す斜視図。
図3に示されたシールドバスバーのF4-F4線に沿う断面図。
図1に示された配策ユニットのF5-F5線に沿う断面図。
図5に示された配策ユニットのF6-F6線に沿う断面図。
実施形態の配策ユニットの組立方法を説明するための図。
実施形態の変形例の配策ユニット示す図。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、実施形態について図面を参照して説明する。以下の説明では、同一または類似の機能を有する構成に同一の符号を付す。そして、それら構成の重複する説明は省略する場合がある。本開示では、用語は以下のように定義される。「接続」とは、機械的な接続に限定されず、電気的な接続を含み得る。すなわち「接続」とは、接続対象である2つの要素が直接に接続される場合に限定されず、接続対象である2つの要素が別の要素を間に介在させて接続される場合を含み得る。
(【0011】以降は省略されています)
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