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公開番号2025083874
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-02
出願番号2023197522
出願日2023-11-21
発明の名称眠気検出装置
出願人矢崎総業株式会社
代理人弁理士法人虎ノ門知的財産事務所
主分類A61B 5/16 20060101AFI20250526BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】高い精度で眠気を検出できる眠気検出装置を提供する。
【解決手段】眠気検出装置1は、車両のドライバの顔画像に基づいてドライバが瞼を上げている量に対応した数値情報である開眼量を取得する取得部11と、開眼量と開眼量の減少速度とに基づいて、ドライバが眩しさによって細目状態となったか否かを推定する推定部12と、ドライバが眩しさによって細目状態となったと推定された場合、開眼量に基づく眠気の検出を行わず、ドライバが眩しさによって細目状態となったのではないと推定された場合、開眼量に基づく眠気の検出を行う、検出部13と、を備える。
【選択図】図2


特許請求の範囲【請求項1】
車両のドライバの顔画像に基づいて前記ドライバが瞼を上げている量に対応した数値情報である開眼量を取得する取得部と、
前記開眼量と前記開眼量の減少速度とに基づいて、前記ドライバが眩しさによって細目状態となったか否かを推定する推定部と、
前記ドライバが眩しさによって細目状態となったと推定された場合、前記開眼量に基づく眠気の検出を行わず、前記ドライバが眩しさによって細目状態となったのではないと推定された場合、前記開眼量に基づく眠気の検出を行う、検出部と、
を備える眠気検出装置。
続きを表示(約 510 文字)【請求項2】
前記推定部は、前記開眼量が第1しきい値より小さく、かつ前記開眼量の減少速度が第2しきい値よりも速い場合、前記ドライバが眩しさによって細目状態となったと推定し、前記開眼量が前記第1しきい値より大きいか、または前記開眼量の減少速度が前記第2しきい値よりも遅い場合、前記ドライバが眩しさによって細目状態となっていないと推定する、
請求項1に記載の眠気検出装置。
【請求項3】
前記推定部は、前記開眼量の推移に対して瞬き補正を実行し、前記瞬き補正の後の前記開眼量の推移を用いて前記ドライバが眩しさによって細目状態となったか否かを推定し、
前記瞬き補正は、前記開眼量の推移から瞬きの期間を検出し、検出された前記期間の前記開眼量を前記期間の前の前記開眼量に基づいて変更する、動作である、
請求項1または請求項2に記載の眠気検出装置。
【請求項4】
前記推定部は、前記瞬き補正の後の前記開眼量の推移を移動平均化し、移動平均化後の前記開眼量の推移を用いて前記ドライバが眩しさによって細目状態となったか否かを推定する、
請求項3に記載の眠気検出装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、眠気検出装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、運転者の顔画像に基づいて算出された眼の開閉度に対して、顔画像における所定領域の輝度情報に応じた重みにより重み付けを行い、当該重み付けがされた開閉度に基づいて眼の開閉状態を判定する技術が開示されている。当該特許文献によれば、車両のフロントガラスを介して直射日光が入射したような場合において、その直射日光の眩しさによる運転者の細目状態を眠気による細目状態と区別して検出することが可能である、とされている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-95499号公報
【非特許文献】
【0004】
Pattaraorn Yu, Parvathi Nathan and Chou Siaw Meng, “Periocular Anthropometry of Normal Chinese and Indian Populations in Singapore”, [online], May 15, 2019, JOJ Ophthalmology, [retrieved on 2023-10-02], retrieved from the Internet: <URL: https://juniperpublishers.com/jojo/pdf/JOJO.MS.ID.555722.pdf>
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、運転者が眩しさにより細目状態になるケースは、直射日光が入射したケースに限らない。例えば、対向車のヘッドライトの光や先行車のリアガラスで反射した日光などによって運転者が眩しさによって細目状態となるケースがある。
【0006】
運転者の顔画像を撮像するカメラとして、近赤外線カメラが適用される場合がある。近赤外線カメラはヘッドライトの光には不感であるため、顔画像の輝度情報に頼った判定では眩しさによる細目状態を眠気による細目状態と区別して検出できないケースが存在する。よって、この技術を眠気の検出に用いた場合、眠気について誤検出が発生する可能性がある。
【0007】
本発明の目的は、高い精度で眠気を検出できる眠気検出装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の眠気検出装置は、車両のドライバの顔画像に基づいて前記ドライバが瞼を上げている量に対応した数値情報である開眼量を取得する取得部と、前記開眼量と前記開眼量の減少速度とに基づいて、前記ドライバが眩しさによって細目状態となったか否かを推定する推定部と、前記ドライバが眩しさによって細目状態となったと推定された場合、前記開眼量に基づく眠気の検出を行わず、前記ドライバが眩しさによって細目状態となったのではないと推定された場合、前記開眼量に基づく眠気の検出を行う、検出部と、を備える。
【発明の効果】
【0009】
本発明に係る眠気検出装置は、開眼量と開眼量の減少速度とに基づいて、ドライバが眩しさによって細目状態となったか否かを推定し、ドライバが眩しさによって細目状態となったと推定された場合、開眼量に基づく眠気の検出を行わない。よって、本発明に係る眠気検出装置によれば、高い精度で眠気を検出できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、実施形態に係る眠気検出装置が搭載された車両の図である。
図2は、実施形態に係る眠気検出装置の機能構成を示すブロック図である。
図3は、2つのケースにおける開眼距離の推移の一例を示す図である。
図4は、ドライバの開眼距離の推移を示す図である。
図5は、パート1における推定の例を説明するための図である。
図6は、パート2における推定の例を説明するための図である。
図7は、パート3における推定の例を説明するための図である。
図8は、パート4における推定の例を説明するための図である。
図9は、実施形態に係る瞬き補正の例を説明するための図である。
図10は、実施形態に係る眠気検出装置の動作の例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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